たしか・・・・・・、
植木鉢をポットの代わりに、何かのタネを蒔いたのだけど・・・・・・思い出せない。
これは、若年性ナントカか?
いや、もう“若年”と言えないだろうから、初期症状が始まったか?
それとも、単に物忘れが酷いだけか?
理由はどうあれ、一つの鉢は「きゅうり」のタネだったような記憶が微かに残っている。
でも、もう一つは・・・・・・思い出せない。
ああ、あなたはダレ?
もう一つ、大きな鉢があるのだ。
これにも、もちろん何かのタネを蒔いた。
けれど、出てきている芽があまりにも小さくて、雑草なのか蒔いた野菜の芽なのか、とんと見当がつかない。
だから、写真はなし。
ここのところ、ちょっと心が塞いでいる。
原因は2つある。
そのうちの1つは、派遣の仕事について。
多くの人が、
「派遣はアルバイトやパートみたいな一時雇用」
と思っていることにビックリした。
違うよ、派遣とアルバイトは!
それに、
「優秀な人は切られない(残る)」
と考えているようだ。
それも違うよ。
でもウチの父もそう言ったし、一般的にそう思って普通なのかもしれない。
でも、今の私の職場は違う。
大企業であるゆえか、数人でのシフト制であるためか、能力云々や仕事への取り組む姿勢など関係ないようだ。
たかだか文章を入力するような単純作業であるが、それ故にこなす仕事量やスピードは歴然と出てくる。
けれど、
「急いで打って間違えるよりも、ゆっくり間違いなく打って貰った方がいい」
と、まったくアサッテなことを言っているようだ。
打つことが遅い人は、どんなにがんばっても遅いのだ。
早い人は、急いでいるから早く打てるというわけではないのだ。
また、こういうことも言える。
漢字が読めない人は仕事になれて来ても読めないし、ゆっくり打っても読めない。・・・・・・・
経費節減でシフトの日数を減らしたのだから、同じ時給を支払うなら効率の良い仕事をする人を残したい、というなら分かる。
しかし現場を知らず、誰がやっても同じだと思っている大会社は、
「誰がやってくれてもいい」
ということらしい。
今まで派遣をスペシャリストと自覚し、技術を向上させる努力をしてきた人間にとっては、ほんとに非情な現況だ。
ならば、他の職場を探したら? と思うかもしれない。
私も掛け持ちをして収入を増やしたいので、いろいろと探しているが「年齢」で切られる。
面接にもたどり着けない。
経験があろうが、技術をもっていようが関係ないらしい。
ということは、若い時に就職できなかった人は、二度と安定した職につくことはできないということになる。
もっとも、今の世の中、「安定」なんてどこにも無いのだけど。
今は正社員だって簡単に切られちゃうんだからね。・・・・・・
人にはいろいろな道がある。
その時々で体験することも違うし、学ぶことも違うし、考え方も変わる。
でも日本では、すべての人間が年数によって同じ速度で、同じ事を学び、同じ能力を持っていると考えるらしい。
すべてが「生きた年数」で区別される。
なぜ、そんなに年齢が重要なのだ?
見た目か? 能力か? 体力か? 気力か? 寿命か?
何一つ、年齢で計れるものなんてないじゃないか。・・・・・・
アメリカが何でも良いというわけではないけれど(それどころが、スラムファッションやスラム文化は好きではないけれど)、仕事に応募する際に“年齢欄”が無いことは大いに賛成だし羨ましい。
誰でも、いつでも、平等にチャンスが与えられていると感じる。
なぜ年齢がこんなにもチャンスを閉ざすのか?
もう努力しても仕方ないということではないか。
年齢を経てから華やかなデビューを飾り、脚光を浴びる人もいるけれど、「普通」に暮らすための生活基盤を作ろうとしている「普通」の人間にとって、“年齢欄”は大きな障壁に感じて仕方がない。
パソコンを教えていた私は、PCを使っている人を見ていると、その人がどの程度使いこなせるのかが分かる。
50代半ばで恐ろしく使いこなす人もいたし、20代前半でいくら教えてもトロい子がいた。
それでも今の世の中、20代前半のトロい子に仕事はあるけれど、50代半ばの女性にはないのが現状だ。
そう言うことを考えていると、生きる気力がなくなるのだ。
ガンバル気持ちも失せるのだ。
でも、タネは蒔いているんだけど・・・・・・・。
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