『なみだ雨』というタイトルの本が、稲葉稔著で双葉文庫から出版されている。
昨日、この稲葉氏のブログで緒形拳さんが亡くなったことを知り、ネットやテレビで原因を知りたいと調べるも見つからず、やっと今朝になって、あちこちの番組で知ることができた。
緒形氏の人間的魅力は、私が語らずとも多くの人が語り、または感じていることなので、ここであえて書くことはやめておこうと思う。・・・・・・
昨夜から降り続けた雨は深夜土砂降りとなり、4時頃に一度目覚めるが、珍しいことに何か「怖い」という感覚に包まれ、再び布団の中で固く目を閉じた。
今朝起きてみると、雨は小降りになっていたが、窓下に見える濡れたカリンを見ていた時、
“なみだ雨”・・・・・・
という言葉が浮かんできた。
毎日、何秒ごとかに人は死んでいく。
人が死ぬのは、あの世に帰っていくだけなのだ、・・・・・・と分かっていても、去られる側(残る側)は寂しい。
でも、やっぱり俳優という仕事はいいなぁ、と思う。
生きた証・・・・・・とも言える作品が残るし、見送った側の人間は、
いつでも、こちら側で生きた彼に作品を通して会えるのだから。・・・・・・
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