<< 稲穂を眺めながら散歩 スイカ蜜作り >>
花豆
花豆_d0046294_8434124.jpg


通常静かな生活を送っている私にとって、ここ岩手農園本社(?)に来ると、毎日イベント尽くし。
私の方が若いはずなのだが、二人の老人パワーに内心舌を巻いている。

高度成長期に大した苦労をせずに食べることができ、人工甘味料で甘いお菓子も豊富にあり、家の家事をあまり手伝うことなく、勉強をしていれば良いという生活を送ってきた世代の私たちは、どうも基本的に心の体力も体の構造も軟弱に出来ているように感じるこの頃。
鬱蒼と茂る草の間を歩いたり、土がついている野菜を収穫すると、生きるベースとなるエネルギーが、少し補給されるような気がする。



さて、その中で今日は花豆。
両親が岩手に移住し、送られてきた収穫野菜の中に入っているものを見て初めて知った。
紫のまだら模様で、なんだか不細工じゃないかぁ・・・・・・というのが第一印象。
甘く煮豆にして食べるのが一般的で、特に癖もなく、ほぼ毎年貰うたびに甘く煮豆にしている。

花豆_d0046294_9284839.jpg

この花豆は、アメリカ大陸が原産といわれる。インゲン豆よりも低温を好むため、標高700m以上の高地でないと実が付きにくいとのこと。豆には解毒作用があって肝臓、腎臓の働きを強め、血液はきれいになり血管が若返るので肌が美しくなる、・・・・らしい。

このブッサイクな豆が、美肌を作ってくれるのかぁ・・・・・・、と不思議な気持ちになるのだが、
ふと、まだ青い鞘の裂け目からチラリと覗く豆を見つけ、その美しさにおったまげた!
つやつやのショッキングピンク。何とも艶っぽいではないか。
どうせなら、この美しい豆を干した方が見ていて楽しいじゃないか、と思ったが、鞘が茶色に乾燥してから豆を出した方が良い、とおナカさんは言う。
その真意を確かめるべく、いろいろ調べてみたが、なぜその方が良いのかという理由は見当たらない。・・・・・・

しかし、せっかくだから、その若い豆の美しさを披露するために、ちょっと犠牲になってもらったのが下の写真である。
花豆_d0046294_946887.jpg


どうだ、
これなら美肌になりそうではないか・・・・・・。(笑)


一日一回、ぽちっと応援お願いします~♪
  ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ
by anrianan | 2008-09-16 10:20 | ■岩手県宮守村
<< 稲穂を眺めながら散歩 スイカ蜜作り >>