今年4月15日の日記に、
<気になること その2>でこの軒下が登場している。
たぶん、気になりだして1カ月くらいは時が経過していたと思う。
最近は「台風」が接近するようになってきたし、風が強いと押し入れの扉が風圧でガタガタとなるし、夜などはとても怖いのだ。
ようやく、前回の助っ人ビンさんが来てくれることとなった。今回は奥さんのユカリンも一緒。
平日は仕事で忙しいから貴重な休日なのだけど、その一日を割いて時間を作ってくれた。
日増しに剥がれて今やボロボロの残骸を取り除く。
(赤矢印の部分もすでに修理を要するのだけど、今回は保留)
すると屋根裏に小さな蜂の巣を発見! その巣にとまっている蜂は3.5~4cmほど。
「ど、どうするの?」
と聞くと、ビンさんは、
「このまま蓋しちゃう」
ええ~! どっか隙間から家の中に入ってきて刺されないかしら。・・・・・・
私のそんな内心の心配をよそに、ビンさんはテキパキとサイズを計って、先日私が白ペンキを塗っておいた板を電動のこぎりで切り取り、板の中央にドリルでいくつかの穴を開け始めた。
「通気穴を作っておくね」
(なるほど~!)
どうやら、ウチの屋根には通気口が無いから湿気がひどくなるというのだ。
軒下が一部崩壊していたことで、逆に風通しが良くなっていたというんだから、この家を建てた建築業者はどうなんだろう? と疑ってしまう。
あちこちを見ながら、軒下が全体的に痛んでいると言われ、私は修理代のために“どがんかせんとならん・・・・・” と心で呟く。
そうして板をもって再び屋根へ。
私もお手伝いをしに屋根へ。
そこで初めて、マイホーム制作中の蜂をこの目で確認する。
「そのままじっと動かないでねぇ~」
といいながら、ビンさんはほんとにそのまま板を打ちつけてしまった。
かくして蜂は、暗闇の中に監禁されてしまったのでした・・・・・・。
← できあがり!
この安堵感といったらない。
人間は、どこかが痛かったり、いつも暮らしの中で使っているものが不具合をきたしたりすると、こんなに落ち着かなくなるものなのか、とこの家がつくづく教えてくれる。
なんせ、全部立て直ししちゃった方が早いような家だからね、
「なんとかせねば・・・・・」
という問題解決の学びには事欠かないわけよ。(^_^;)
さて、最後に今日の<おまけ>です。
たった一つ、あまり害虫被害を受けることもなく、30cmほどに大きく成長した小松菜。
しかも畝の上に蒔いた種ではなく、畝の間にこぼれた種から生長したもの。
勿体なくてたべられないよ・・・・・・、
と思っていたが、今朝は決心して切り取った。
これが小松菜かぁ・・・・・・。
いえ、小松菜を食べたことはもちろんありますけれど、とても小松菜臭くて感慨深いものがあったのですよ。
思わず、「小松菜記念日」と名づけたくなるほどに。