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くるみあん♪
実は、昨日は農大オープンカレッジの2日目なんだけど、実習がなかった。
その代わり「宿題」で、①醤油を作る、②食酢を作る、があって、その材料を貰ってきた。
そして、先週の「お土産の高級味噌」に続いて、今回はまたまた山盛りのお土産を貰ってきたのだった・・・・・。

これらについては、後日「宿題」の写真も含めてレポートすることにして、今日は「くるみあん」の話を書きたいと思う。
なんだか食べ物の話ばかり書いているようだけど。


仕事に生甲斐を感じられず、好きな男は遊んでくれず、夢中になれるモノがなく、暇を持て余してバイトをしている主婦状態になった女は、食べ物の話ばかりになってくるのか?・・・・
といっても、生活を保証してくれる夫という存在も無いのでは、最低最悪の厳しい条件下で生きていることになる。・・・・・

    勘弁してほしいよねぇ・・・・・、まったく。


しかし泣いても笑っても、やがては死んで行くのだから、愚痴る前に「クルミあん」を作ろうってわけ。(?)
だいたい料理なんてのは生活の基本だと思うし、何を作っただのどうしたこうしたというのは、自分で楽しみ、また家族が喜んでくれれば公表するようなことではないと思うのだが、なんせアタシャ可哀想な一人ぽっち暮らしだからね、みなさんにお話を聞いてもらいたいのですわ。(笑)
まぁ・・・・・・、バーサンの他愛もない話として読んで下され。



両親が移り住んだ岩手県の宮守村では、「わさびだんご」が旨い。
それと並ぶくらいに、私は「クルミだんご」を気に入っている。

県内ではどこに行ってもクルミがとれて、クルミを料理によく使うような気がする。
人はこの季節になると、クルミを拾って固い殻を割り、クルミあん(ペースト状)を作って、お団子やお餅をくるんで食べる。

だから、クルミ料理は他にもいろいろあるのだろうけれど、私は真っ先に、
「クルミといえば、クルミ団子!」
と頭に浮かぶ。

  ちょっと話が「団子」に逸れるが、時代小説を読んでいると、やたら “茶屋に入って団子を食べる”
  というのが出て来る。 そのせいかどうか、私はこの所、団子がいつも頭の中にいる。
  「最中」の次は、「団子」というわけである。・・・・・・

しかし、団子なら
「自分でも作れる!」


新橋の京急ストアの陳列棚の前で、だんごの材料を吟味する。 (大袈裟な・・・・)
(一度白玉粉を買ってきて作っているから、今度は上新粉にしようか・・・・、だんご粉(!?)にしようか・・・・。)
“わらび粉” というのを見かければ、わらび餅も作りたい・・・・・。 と心はあれこれ揺れ動く。
(わらび餅ってぇのは、「片栗粉」で作るんじゃないのぉ? わらび粉って何さ、わらび粉って・・・・。
   大体、上新粉とだんご粉ってどう違うのさっ?!・・・・・)
と、心の中で自問自答しながら悩むのである。  


先日、愛情がいっぱい詰まった「クルミ」が送られてきたので、これは絶対に無駄にせず、おいしく食べ尽くさねばならない! との使命に燃えて、ネットであちこち「クルミあん」レシピを調べる。
あるわ、あるわ、こんなに作り方がいろいろあるのかと、こりゃまたビックリ!

ん~、やっぱり “東北の「くるみあん」の作り方” というのを採用すべきだろう。
と決定し、いよいよ母が置いて行ったすり鉢を取り出すと、カ、カビが・・・・・・!!!!
(ああ、いかに「ほうれん草の胡麻和え」を作っていないか、だなぁ・・・・)
なぜか「すり鉢」というと、ほうれん草の胡麻和えしか思い出さない私。

とにかく一日漂白剤につけて、そのあと歯ブラシでメに沿って丁寧に洗い、日向で乾燥させて、
  いざぁ~! 出陣~!!! (頭の中では、ほら貝が鳴っている)
d0046294_1174238.jpg
まずは、すり鉢の中にクルミを入れて、ゴリゴリすりつぶしていく。
次に「てんさい糖」と「イキな果和糖」を入れて、さらにゴリゴリ・・・・・・。


しかし、ここで事件! 
クルミの油脂が出てきたのと同時に、なにやら水分が・・・・・・。 
(な、なに? この水・・・・・。)
これは失敗ではないか? それは困る! 
ん・・・・、混ざらない、混ざらない・・・・・。
心の中で半泣きになりながらも・・・・・・・・、混ぜる、こねる、混ぜる・・・・・。

d0046294_1182640.jpg実は、この後の「冷めたお茶を入れる」をやってから、砂糖を入れるのであった!

             間違えた・・・・・・。  うぇ~ん・・・・。


次の「冷めたお茶を入れる」に移ることにした。
なぜ水分が出ているのか分からぬまま、(砂糖の水分とクルミの油脂が分離した?)
さらに水分である「冷めたお茶」を入れようと思ったのだ。  
なぜだ?・・・・・


当然、いくらすりこぎ棒でネリ混ぜようとしても混ざらない。
(絶対に諦めちゃならない! 絶対にうまく行く・・・・・!)
こういう時は、不思議と昔の「スポ根」が頭をもたげてくる。

そこで、ふと別のレシピに書いてある「酒」を入れよう、と思いつく。
水分がまだ分離したまままのに、なぜ酒を入れるのか? と聞かれても、私としては何の理由も根拠もなく、ただ
「酒を入れれば、美味しくなるに違いない」
という思いつきと思い込みだけなのである。

       するとっ!

酒が掛かった所が、白くなった!  え゙ぇ~~~!!!!!
(失敗しない、失敗しない、失敗しない・・・・・・・・)
と心の中で呪文を唱えるように、全身全霊ですりこぎ棒からヘラに持ち替えて、かき混ぜる、かき混ぜる、かき混ぜる・・・・・・。

d0046294_1185618.jpg

およょ~・・・・・・?!    


                        


おっホッほ、ほ、ほ、ほ、ホッ・・・・・。 柔らかくなってきたじゃないのぉ~♪
こうなったら、もっと柔らか~く・・・・、入れよ、入れよ! お酒をもっと入~れよぉ~♪

すっかり
「おべんと、おべんと、嬉しいなァ~♪」
と、歌う幼稚園生の気分である。

だって、どんどん柔らかくなるんだも~ん!
といって、酒ばかり入れていったらまずいんじゃないの? とはたと気づく。
そして、「東北のくるみあん」レシピに書かれていた “冷めたお茶” を再び入れてみる。
今度はうまく混ざり合っていく。

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  はぁ~、よかったぁ~・・・・・・・・。



ということで、クルミは見事に「くるみあん」に生まれ変わり、団子の上にたっぷり乗って、無事私の胃袋に納まったのだった。 めでたし、めでたし。
by anrianan | 2007-10-21 11:18 | ■食生活
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