梅雨だというのに、こりゃまたいい天気だ!
いつもながらに、タオルケットやシーツを洗って庭で洗濯物を乾していると、ふと足元に目が行く。
(お~や! 大葉じゃないの!)
いっとき大葉畑か? というくらいに茂った大葉が、今や我がガーデンでは絶滅の危機。
草むしりの際に、雑草と一緒に抜かれてしまう災難や、年々畑の土が栄養不足になっていることなどが原因ではないかと思っているのだが、なによりも大葉は私の好物で旨い!
しかしスーパーなどで買うと、10枚100円なんて高値で売っていたりする。
1枚10円だよ!
イチマイ、あのペラッとした葉っぱ一枚が、10円!!!
ということで、大抵の料理には合う大葉だけど、「武士は喰わねど高楊枝」と私は我慢する。
(ちと、違う・・・・・?)
その大葉が雑草に混じって目を出しているもんだから、私としては大いなる歓迎をした。
すでに食べられそうな葉っぱの数をかぞえて、1枚・・・・2枚・・・・(注:お岩さんではないよ)
(4枚は食べられそうだ・・・・。 40円めっけ!)
そうだっ!
トマトの凛々子のために買ってきた「野菜がおいしくなる肥料」を、大葉くんにも上げてみよう。
きっと大きく育つよ~。
もっともっと葉っぱをつければ、買わなくて済むよ~。 ホクホク
とまあ、私はまったくもって手間をかけてない割りには、献身的な植物たちに生活を支えられているのである。
そして何気なく家の脇を見てみれば、雨も少なく、毎日の水遣りもしていないのに、
「この時期だから当然よ」
といわんが如く、平然とした顔で紫陽花が咲き乱れている。
ああ、こんな家の脇でありながら・・・・・・。
誰に見られるわけでもなく、手厚く世話を焼いてもらっているわけでもないのに・・・・・。
君たちには頭が下がるよ。・・・・・・