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岩手宮守村紀行-2
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花巻駅到着は10分ほど遅れた。
その10分は大きかった。


予定6時45分到着。
すると、6時49分の釜石線がある。
これには乗れなかったので、次のは・・・?と見ると、


  9時12分だってさぁ~!!

   なんじゃい! この時刻表は!

岩手宮守村紀行-2_d0046294_14491390.jpgということで、マモル君(父)が車で迎えに来てくれると言う。

50分ぐらいかかると言うので、私は駅の待合室(ポカポカだ!)に入って、お隣りのパン屋さんで熱いコーヒーを2杯買い求め、持っていたビスケットを食べながら待つことにした。

約50分程でお迎えの車が到着し、ゴトゴトと雪道を走る。
雪の無い土地で育った人間にとっては、雪道ほど怖いものは無い。
なんと、私の両親はご丁寧に一人ずつ雪道で交通事故を体験しているので、
その怖さは格別のようだ。

岩手宮守村紀行-2_d0046294_1530297.jpgドライブ途中に、ポツポツとおしゃべりを始めた私。
「それがさぁ・・・、」と快調にのり始めたら
「ちょっと、黙ってて」
「どこ行っちゃうか、分からないから」と遮られた。

 どこ行っちゃうか、
 分からない?・・・???


往復100分の雪道の運転は、さすがにマモル君には「老体に鞭打つ」行為らしい。
ようやく家に到着し、朝食もいらないと言う。
雪道の運転がいかに神経を使うものであったのか、をようやく知る私であった。
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29日は年末と言えば、年末。
おナカちゃん(母)は台所に立ちっぱなしで、
気づけば何かを作っている。

白菜の漬物、サトイモの煮物、ニシンの昆布巻き・・・、あれこれあれこれ・・・・。

見ているだけじゃ悪いので、私は仕方なく
   「なにか手伝おうか?」


マモル君自慢の宮守銀座に買い物に出掛ける。
両親に溺愛されている末娘、クックが車に飛び乗る!
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  へぇ~! 今まで逃げていたのに・・・・! 成長したじゃないのさぁ!

時代の流れと時の変化を感じた一瞬であった。

と思う間もなく、車が走り出すとクックは「ハァハァ・・・」と激しい息遣い。
とてもドライブを楽しんでいるようには感じられない。
なのに、おナカちゃんは「クックは車が大好きなんだよね~♪」と楽しそうに言う。

  ホントかいっ?! ????




宮守村一日目を締めくくったのは「雪っこ」という活性原酒のにごり酒。
マモル君が私のために買っておいた、って言うんだから、飲まなきゃ悪いよねぇ。

と言うことで、仕方なく(?!)飲み始めると、なんだかこれが妙に美味く、
一人で半分くらい空けてしまった! 度数20%以上21%未満。

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  お酒も男も、強い方がいいやねぇ~♪

   岩手宮守村紀行-2_d0046294_14532740.jpg ZZZZ・・・・
by anrianan | 2006-01-08 14:47 | ■岩手県宮守村
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