毎年思うことなのだけど、わが野草園(雑草の庭ともいう)の赤紫蘇たちは、この時期まだ小さい。
梅干しのために収穫できるような大きさではとてもない。
それに、年々生えてくる量が減っているような気もしている。
(絶滅危惧種ではないか?)
と心配になった私は、今年は赤紫蘇の葉を、一枚たりとも採らないことにした。
となれば、仕方がないから「買う」のである。
生協で、赤紫蘇の大きな束が189円。この束を水でざぶざぶよく洗って、葉っぱだけをちぎる。
これをぜ~んぶ、塩漬けしているウメに入れちゃえぃ!(おぉ、太っ腹!)
粗塩を、手に大づかみで4-5杯ほどだろうか。(ここいら辺はテキトー)
葉っぱを揉んでいくと、アクが出る。真っ黒に近い紫色の汁が、アブクと一緒にぶくぶくと・・・。
「お主は、アク(悪)よのぉ~」
などとバカなことをいいながら、悪を出し尽くしたなぁ、と思ったら、赤紫蘇を固く絞り、アク汁は捨てる。
赤紫蘇だけになったところに、塩漬けのウメから出てきた梅酢を200ccほど入れる。
このように透き通った梅酢になればいいのだそうだ。
梅の漬かり具合をチェックしてみると・・・・・・今年は、ちょっと漬かり加減が弱いような気がする。
きっと重石が(梅の量に対して)軽かったに違いない。 あぁ・・・
それでも、まだ赤紫蘇を入れてからも漬けるのだから、と気を取り直し、赤紫蘇をほぐしながら入れて、最後に赤い梅酢を入れる。
「おいしい梅干しができますように!」
祈りながら再び内蓋をして、重石を乗せた。といっても、重量を足さなければならないから・・・
悩んだあげく、水が10リットル入っている箱を、重石の上に重ねてみた。
・・・・・・重すぎるだろうか。
重石の悩みは、いと重石・・・・・・
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