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初尽くし
年が変わると、何でも“初”がつく。
初詣から始まり書初め、初洗濯、初掃除、初買い物、初無駄遣い・・・・・・。
“初”がつくと、なんでも新鮮に感じてしまう。(?)

さてさて、今年は元旦早々“初移動”(東北~関東)したし、そうなれば新幹線の車内で駅弁をかったりして、初出費をした。
二日の書初めにはブログをアップした後、地元の神社に出向いてご挨拶をし、初Huluで米国ドラマを楽しんだ。
三日は早起きをして、初庭仕事。 (実は内緒だが、近所が起きる前に初たき火をした!)
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乾燥注意報が出ているくらいだから、そりゃあ神経を使い、水をはったバケツを3つも用意し、カサカサに乾いた草を小さく束ねて、あまり火が上がらないように少しずつ少しずつ燃やした。

白い蓋は、壊れた物置小屋の扉の一部だと思うのだが、火と煙を抑えるために被せてみた。
が、結果としてあまり役に立っていない。

ホントは桜の木々を除いて全部燃やし切りたかったのだけど、6時半を過ぎると前の家の住人が雨戸を開け、
「おはようございます」
などと挨拶をする。私は、
「すぐに終わりますので・・・・・・すみません」
などと濛々と出ている煙に対して謝ってみたりしたものだから、まもなく止めなくては・・・・という良心によって、半分ほどのノルマで止めることとなってしまった。
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ホントは桜の木を切り刻んで、家の脇に積み上げようと思ったのだが、それよりも重要なことに気づいた。
タラの芽の苗がない!

眼を皿のようにして、生えていた辺りの地面を舐めるように探し回ると・・・・・・・おぉ! あったではないか! 穴が!
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これは、きっとタラの芽の苗があった場所に違いない!・・・誰か盗人が侵入して抜いてしまったのかもしれない!
と思って、この考えはちょっと怖いので即否定した。
・・・カラスかトンビが巣を作るために抜いたに違いない。
しかし、その考えはちょっと無理がある。奴らがひっこ抜けるのか?

ああ、そうか・・・・・と納得の考えに至る。
桜の木を伐採した時に、枯れ枝と一緒に積み上げられてしまったに違いない。・・・・・・

かくして、早朝の探索となった。
積み上げてある桜の枝を一本一本移動しながら、タラの芽に呼びかけるのだ。
「おーい! 無事かぁ~!」

すると、
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見つけた!

ああ、しかし考えてみると、抜かれてから1か月近く経っているわな。・・・・・・
そういえば、と思い出したことがある。
あの、神業のごとく草抜きをこなすおナカさんが、私がわざわざ買って植えた山椒の枝を抜いたことがあったのだ!

山菜は冬になると、ただの枯れ木のようになる。
彼ら(山菜)の冬季の姿を知らないと、そこら辺の枯れ木、または枯草と思って抜いてしまっても仕方がない。
だが、冬に枯れ果てたような彼ら山菜は、寒い冬の間に根を張り、やがて春が来ると新緑の芽を出すのだよ。
ああ・・・・・・宮守から連れてきたタラちゃん・・・・・・。

私は嘆いたが、嘆いても元に戻るものではない。
一応水を張ったバケツに浸してはいるが。
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おナカさんに言わせると、
「そぉ~んなの! 今度、いっくらでも持っていくから大丈夫だよ!」
そうかぁ~! 持ってきてくれるのかぁ~♪

と単純に喜ぶ私であるが、そろそろ気づいてきてもいるのだ。
おナカさんは安心させるのが極めて上手。 しかし、
「ねぇ、本当に持ってきてくれるのっ?」
「持っていくよぉー!」 ぶふふふ・・・・

私は最後の“ぶふふふ・・・・”の笑い声が、どーしても気になるのだ。
誤魔化しに、最高の効果を発揮するからねぇ。・・・・・・

ありゃ?
大分話が逸れてしまったが、“初”に話を戻し、本日は初Norwayの特訓を受けてきた。
Norwayは横須賀ゴールドジムで、カーディオキックボクシングというクラスを担当しているインストラクターだ。
これがキツイっ!
ああ、若いころにこの特訓を受けたかったよ・・・・・・。
と思いながら、老いた体にムチを打ちつつ、終わった後の発泡酒をアメにして必死にガンバルのだ。週に一度だけ。

さて、明日から初仕事!・・・・・・ やったー! \(^o^)/

今年の春もタラの芽に会えるように、ぽちっとお願いね。d(^_^;)
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by anrianan | 2014-01-05 17:48 | ■とりあえず日記
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