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濃厚ブラウニー VS. 極上のこしあん
先日のバレンタインデーで作った一つが“濃厚ブラウニー”。
友チョコとしてあげた友たちは、“おいしい!”と絶賛してくれたが、その時私は端っこの二切れしか食べなかった。
(あれ、もうちょっと食べたかったよなぁ……)
と思った途端、もう作らずにはいられなくなった。
幸いにしてチョコレートはまだまだあるし、他のスイーツと比べるとそれほど手がかからない。
「よしっ!」
早速材料を揃える。

スイートチョコレート 130g、カカオマス 130g、無塩バター 120g、ココアパウダー 35g、
ベーキングパウダー ひとつまみ、卵 3個、グラニュー糖 150g、くるみ 好きなだけ

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バターはすぐに溶けるように“切れてるチーズ”くらいの厚さに切って、日なたに置くことにしている。
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チョコレートも湯せんにかけて早く溶けるように、細かく削っておくことにしている。
(ちなみに、丸いチョコがカカオマス、・・・・カカオマスというのはビターチョコレートなんですって。)
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湯せんでそのまま放置して待つよりも、溶け始めたら木杓子で静かに混ぜていく方が早く溶ける。
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完全に溶けたら、そこにバターを投入! これも完全に溶かす。
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別のボールに卵とグラニュー糖を入れて、湯せんにかけながら泡立てる。
もーーーったりしてきたらOK。
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そこに溶かしたチョコレートとクルミを入れて、さっくりと混ぜていき、型に流し入れる。
これはレンジで9分ほど加熱。その後トースターに入れて、焼き目を見て角度を変えながら弱で10分ほど。
ウチのトースターはどうしても真ん中が焼けてしまうのでこの通りの焦げ目だが、味的には全く問題なし。
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で問題なのは、この膨れ加減。
レンジ→トースター加熱で、たっぷりとここまで(赤い矢印)膨らんでいる。
これが時間とともにしぼむのだ。
“オーブンだったら膨らんだままだろうか?”という疑問は、オーブンがわが家に来ない限り解決されないのだが。
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さて、食べたかったブラウニーは焼けたが、冷めるまで型から外すのを待たねばならぬ。
その待ち時間を紛らわすために、昨日茹でた小豆でこしあん作りの続きを行うことにした。

実は、今朝起きて最初にしたことが小豆を濾すこと。
スイーツ作りの90%はルンルンで楽しいのだが、時に“試練”の時がある。
この小豆を濾す作業も試練の一つ。

400gの小豆を裏ごし器で濾して、そこに水を入れてしばし放置し、上澄みを捨てること5回。
ボールの底に残っている(濾された)小豆を手拭いでさらに絞り、水気を完全になくす。
そこに水400gとざらめ500gを入れて、かき混ぜながら強火で煮詰めていくのだ。

煮詰まってくると、地獄の釜ゆでのようにボコボコとあんこの飛沫が飛んでくるが、
「あちっ!・・・・あちっ!」
なんて言って火を弱めたり、かき混ぜることを止めてはいけない。
あんこの銃弾に当たってもひるむことなく、あんこを捏ねるように煮詰めていかねばならないのだ。

その戦場跡。  (興味のある方、写真をクリックすると大きくなります)
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長袖のトレーナーなどを着て軍手をし、持っていれば長い柄の木杓子でかき混ぜた方が良い。火傷するから。
「君はそれでも“こしあん”を食べたいかぁ~!」
「イエッ・サーッ!」
の覚悟を決めて作ったこしあん。
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むふふふふっ・・・・・・・♪
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これ、前回もおいしかったのよねぇ。・・・・・・(うっとり)

おナカさんが来ている時に作ったのだけど、その出来加減と手間暇に感動したおナカさんが、
「オカーサンもガンバッて小豆を鞘から出して送らなきゃ・・・・・」
なんて言ったほど。
今回その時のお約束通り、岩手で採れた小豆を送って貰って作った。
火曜日におナカさんがやって来るから、その時に“クルミ入りどら焼き”を作っておいてあげたいのだ。

昨日の二作品。
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あ、ほらほら!
ブラウニーったら、こんなに萎んでるでしょ。
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ま、萎むから“ねっとり”で“むっちり”した濃厚な味になるのかもしれないけれど。・・・・・・


  今回は“もう嫌っ!”ってほど食べるんだから。・・・・・・

                  嫌って言わないかも。・・・・・それほど美味しいの。(^m^)






誰が“こしあん”を考えたのかしら・・・・。
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by anrianan | 2012-02-19 08:30 | ■食生活
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