<< ジャガイモじゃが・・・・・・ 人身事故 >>
食べること、生きること
最近なんとなく考えていたことや今まで自分に問いかけてきて“答えが出たなぁ”と感じていると、活字として目に飛び込んでくることが多くなった。

2月7日(火)の東京新聞の記事もその一つ。
昨年から始めたスイーツ作りは、特に何の目標があるわけでもないのに、熱しやすく冷めやすいと言われてきた私が、珍しく今日まで続いているアクティビティ。
もっとも“熱しやすく冷めやすい”のは、目標に向かっている時は熱していて、達成すると冷めるからだ。
いつも全力疾走していたから、目標達成までの時間が短かったとも言える。

しかし今回は向かっていく目標があるわけでもなく、比較的地味に一人で楽しむ活動としてこんなに続いているなんて、と我ながらビックリしている。(とは言っても、まだ一年も経っていないのだけど)。


続いている理由の一つとして、昨年九月から出稼ぎに出る日数が増えたので、以前のように頻繁には作る時間が取れなくなり、その分スケジュール帳を見ながら
(今度はアレを作ろうか・・・・)
などと考える時間が多くなり、さらに実際に作るまでの時間が“想いの貯め”となり、作ることが小出しの噴出となってそれを繰り返す。
これが“作りたい気持ち”が続いている要因の一つであるような気がしている。
恋愛と一緒で、障害がある方が燃えるのだ。
しかも、一気に燃え上がるよりも炭火で燃えている方が細く長く続く・・・・・・。


ということはともかく、一言でスイーツといってもいろいろな種類があり、
(私はどうやら、タルトやパン系が好きだな)
と感じ始めていた。
食べる方も好きだけど、ここで言う好きとは“作るのが好き”ということ。

その理由が、なんとなくこの記事を読んでストンと腑に落ちた。  (写真をクリックすると大きくなります)
d0046294_9331513.jpg

焼けてくる時の香りはもちろんだけど、生地をこねているのが心地良い。
食感としてはサクサクやザックリというクッキーよりは、ねっとりやしっとりという方が好きなので、タルトなどはまさに“捏ね好き”と“しっとり好き”の両方を満たす。

記事の中では
  “「食べて」というのは「生きて」ということ”
と書かれているが、私的には作った物を誰かに食べてもらうことで、「生きて」と言われているような気がしている。
人の喜ぶ顔を見て自分も嬉しくなり、これが生きる喜びになっている。
喜びや感動は魂の栄養、という感じがしている。


食の中でもスイーツという分類は、やっぱり贅沢品だと思う。
つい最近まで、一般庶民は簡単に食べられないものだった。
作っていると、自給自足では到底揃えることができない材料ばかりだ、と思ったりする。

こんな貧困層の私がこのような贅沢品に興じていいのだろうか? などとも考える。
けれど、物質的に貧しいからこそ心を豊かに保っていたいという思いも強く、焼けてくる時の甘く芳醇な香りやトロリと口に広がる舌触りは、間違いなく五感を通して物質的にも豊かな生活だと錯覚させられる。
そしてその錯覚を味わう前の生地を捏ねる作業でも、次第にキメが細かくしっとりと手に馴染んでくる感触は、私の心のキメもしっとりたおやかにしてくれるような、そんな気持ちにさせてくれるのだ。

作る喜び、食べる喜び、食べてもらえる喜び・・・・・・はまだまだ続きそうだ。



  続いてほしい。







今週末はいよいよチョコレートスイーツ! 上手に作れるように応援のぽちっをお願いね~。\(^0^)/
  ↓ ↓ ↓
人気ブログランキング
by anrianan | 2012-02-10 09:33 | ■心・精神・魂 | Comments(8)
Commented by トマコ at 2012-02-10 21:46 x
食べることって、大切だなぁって私も思います。
生きていくためにはもちろん、あんりさんがおっしゃるように
誰かに喜んで貰ったり、誰かと一緒に食べたり・・・
身体の栄養はもちろん、心への栄養も大きいですよね。

お菓子作りは、私は子供のころに近所のおばちゃんに貰った
手作りのマドレーヌがあまりに美味しくて、それがきっかけでした♪
当時はそんなもの作るお母さんは殆ど居なくて、本も少なくて
どうやって作ったのか、中学生くらいの時に本屋さんや
図書館で作り方が載った本を探して探して・・・
最初に作ったのは、オーブントースターででした(^^)
家族が感激してくれて、また作って友達も喜んでくれて
そのまんまの続きで、時々お菓子を作りたくなるんだと思います。
作らないときは数ヶ月も作らないんだけど、フッと気が抜けたり
逆にストレスがたまった時なんかに、作りたくなります。
漂ってくる甘い香りは、なんとも幸せな気持ちにしてくれて・・・
こんな幸せが、続いて欲しいな~あんりさんにも私にも♪
Commented by tomiete3 at 2012-02-11 06:55
おはようございます

  人間食べることに力を注ぐことは
生きるためです。どんな厳しい環境でも食べ物があって生きていられるのですね。
  食べ物を如何においしく加工するのは人間だけですね。
  贅沢ではないのです。能力の差です。
  創るという喜び・・・その喜びびはつくるひとだけです。

   食べすぎは自分を壊してしまうかもね。……
Commented by anrianan at 2012-02-11 09:14
★tomieteさま、
おはようございます。
食べ物を「選んで」食べられるというのは、幸せなことだなと感じます。
戦後(を知りませんが)見たこともなかったチョコレートやクッキーなどが現在は溢れていて、おカネを出せばいくらでも高級で芸術品のような菓子を買うことができますが、逆に手作りで懐かしさを感じるような味が少なくなってきました。
「創る喜びは創る人だけ」
ホントですね! 創ることができる環境にいられることに感謝です。・・・
私は食べることよりも作ることの方が好きなのですが、この頃少しずつ食べる量が増えてきているような。・・・・気をつけなければなりません。(^_^;)
Commented by anrianan at 2012-02-12 11:33
★トマコさま、
口から入る物で体の細胞が作り変えられていき、精神や思考まで影響を受けてくると私は考えています。
最近はコンビニやスーパーのお惣菜が有り難く思えたりするけれど、これはやっぱり何かが壊れていくような気がしています。やっぱり自分の手(あるいは家族の手)で作られた物を食べるだけで、健康度は全然違うのではないでしょうか・・・・・・。
食事が体を作る基本だとすると、スイーツは緊張や疲れを緩ませる食べ物という気がしませんか。
この頃スイーツ優先して作っているので、私は緩みっぱなしという感じですが。・・・・・・(^_^;)
私は昔からお茶を飲む(といっても紅茶やコーヒー)のが好きで、カフェを見ると入りたくなります。窓際で座ってまったりとお茶を飲む行為が好きで、そこに一口でも甘い物があると幸せな時間に浸っている気がするのです。
今は作り方の本もレシピも溢れていて、それだけ日本が豊かになったのでしょうね。・・・・・・
卵やバターや牛乳、いつまでも安心して食べられる世の中であってほしいです。買うたびに「いつまでも手に入りますように」と願わずにはいられません。・・・・
Commented by しゅうげん at 2012-02-16 13:08 x
かなりのご無沙汰でした!
医食同源ですから、食べるってホント大事ですよね。
冬のせいもありますが、最近は鍋物が続いています。
野菜のエキスが十分に取れますから。それに簡単だし!(笑)
スイーツ作りの継続、素晴らしい!
ガトーショコラ、美味しそう!
血糖値に気をつけてね~^^
Commented by maenimukaiaruku at 2012-02-16 19:58
素晴らしい記事ですね^^
枝元さんの不遇な頃を思うと良かったなと思うし、こういう風になっていくものなのだなぁと思って読みました。
それにしても人って気が付かないものですね。
そういうことからすれば
人生は気付いていく為の旅かも・・・ ^^
Commented by anrianan at 2012-02-18 06:17
★しゅうげんさま、
ご無沙汰です。
私も大鍋に野菜や鶏肉を入れて常備しています。
韓国では具を食べずにエキスが出ている汁を飲むのだそうです。
私も大概具を煮すぎているので、どちらかというとその傾向にあります。(笑)
食べてくれる人がいることが、大いに励みになっています。
そう、糖分の摂りすぎは注意しないといけないかも、ですね。・・・
Commented by anrianan at 2012-02-18 06:20
★maenimukaiarukuさま、
そう、人間って気付くための人生なのかもしれないと私も思います。
その気付いたことを、次の世にどれだけ持っていけるのかな。・・・・・・
あ、生まれ変わりがあるという前提の話ですけど。(笑)
どれだけ多くのことをどれだけ深く気付けているのかな、と最近私も考えることがあります。
辛いことは気付くきっかけをくれるギフトかもしれませんよね。・・・
<< ジャガイモじゃが・・・・・・ 人身事故 >>