こしあんを煮返しておかなければ、ということが頭の隅にこびりついていた。
しかし昨日と一昨日は何もする気がおきず、とはいっても大量に洗濯をしたり、スリッパを洗ったり、布団を干したりして自己満足はしていたのだけど、料理をするまでの元気は出なかった。
午前中にやることをやって、午後からはDVDやGyaoに耽り、暗くなる5時ごろにはお風呂に入り、8時半になるとアタフタとベッドに入った。
これでどうにか回復をし、今朝は
(こしあんを煮返さなければ!)
とベッドからするりと起き出した。
南関東は午後から雨が降る所もあるらしい(天気予報では)が、午前中は太陽が燦々と降り注ぎ、太陽光の充電もできて(私の体内に)快調!
こしあんを煮返しながら、先日おナカさんからの情報“どら焼き”が頭の中で繰り返されている。
野菜を使って緑のどら焼きをつくる方法なのだが、それを作るにはミキサーがいる。
でも私はミキサーを持っていないから、安いミキサーを買おうかと物色しているのだが、気に入ったものはやはり一万円以上する。気に入った物を長く使う主義の私としては、一万円以上出しても欲しいものを買いたい。が予算が・・・・・と迷っているのである。
それはそれとして、とにかくどら焼きは作ってみてもいいんじゃないか? と思っていたから、早速普通のどら焼きの練習をしてみることにした。
材料は、卵3個、上白糖 150g、ハチミツ 10g、薄力粉 160g、重曹 2.5g、水 適量
1. 卵、砂糖、ハチミツを泡立てないようにかき混ぜる。
2.ここに薄力粉をさっくり混ぜ合わせ、水で溶いた重層を入れたら、ローストしたクルミ70gを入れる。
実は“普通のどら焼き”と書いたが、私が“普通の”どら焼きを作るはずがあるまい!
なんと、皮にクルミをいれるのである。
3.ホットプレートで焼く、とレシピには書かれているが、これまたホットプレートを持っていない私はフライパンだ。
しかもフライパンがまっ平らでないのが痛いところだが、なんとか焼いてみせようぞ。・・・・・・
とは思ったものの、火加減と油加減など勘がつかめず、やっと焦げずに焼けるようになった頃には生地が終了。
小さめに(8~10㎝くらい)焼いた生地は、クルミが入っているので形が不ぞろい。 それがいいのじゃ。
そして、ふと思いつく。(←いつものパターン)
(栗の甘煮を挟んだらいいんじゃないか?)
この思いつきはエラク気に入って、私はルンルンで冷蔵庫の奥にしまった甘煮を探す。
甘煮は2回作っており、最初に作って柔らかく煮えてしまった方を使おうとタッパーを取り出した。
・・・・・ありゃ?!
ん~、なんとも嫌な予感。・・・・・危ない一歩手前って感じ・・・・・・。
いかんいかん! 早く煮返さなくちゃ!
おナカさんが栗を拾ったり天日干ししている姿を思い出し、これを絶対に捨てることになってはならない! と慌てる。
鍋に開けて木べらでかき回している内に、栗の姿はどこにも見当たらないほどに・・・・・栗あんが出来てしまった!
・・・・これを“ひょうたんから駒”というのだろうか。
うふふふ・・・・、一口食べて思わず笑いがもれる。
“栗あ・ん♪”って感じで(当たり前、栗あんなんだから)、凄くおいしいわぁ・・・・・。
朝からカフェオレだけだった空きっ腹には浸み渡るぅ・・・・・・。 と悦に浸っていると、
はっ!
こしあんと栗あんで“ハーフ&ハーフ”にしちゃおうじゃないの~♪ と閃く。
クルミ入りどら焼きの皮の味見もしてみたかったので、とりあえずこのまま一枚をパクリ。
(うわぁ~♪ ふ・ふ・ふ・ふ・・・・・・・・)(*^m^*)
言葉は出て来ず、笑いが漏れるのみ。
こうして出来上がったどら焼きが8個。
一つずつラップに包み、冷凍保存の準備完了。
両親に送ってあげたいとは思うものの、これっぱかしを送るのもなんだし(私だって食べたいし)・・・・・と考え、やっぱり冷凍庫へ行くことになるのだろう、と考える。たぶん。
ホットプレートで焼けば、きっと焦げ目もこれほどつかなくなり、もう少し柔らかく焼けるのかもしれない。
ということは、まだまだおいしくなる可能性を秘めたどら焼きということになる。
でもねぇ、なんといっても、やっぱり栗あんはオイシイねぇ・・・・・。
ということで、残った栗あんはさっさと冷凍庫に入っていただたというわけ。
特別に「どら焼きが好き」というわけでもない私。なのにどーしてどら焼き?
とわが身に問いかける私に応援のぽちっをお願いね。(^_^;)
↓ ↓ ↓
人気ブログランキング