今朝は珍しく4時の美輪さまアラーム(「朝ですよ、早く起きなさい・・・・・」と美輪さまの声で起こされる)で、目がバッチ!と覚める。
しかし、私は負けじと布団を被る。 (だって近頃寝るのが12時近くで寝不足なんだもん・・・・・・) と思った途端に、でも昨夜は10:33に本を読むのを止めて寝たんだった・・・・と思い出す。 けれど、まだぐずぐずしていたい。 だって、4時なんて早過ぎるじゃないか。・・・・・・ しかしこういう時ってあるのだ。 妙に目覚めが良くて、二度寝に突入できないってことが。 ・・・・・・・・・・・・・。 仕方がない。 5時の美輪さまアラームで布団から出ることにした。(ナンダカンダ言いながら、1時間は布団に滞在している) (そうだ、今朝は黄色くなっている梅を採っちゃおう!) と思い立ったのだけど、この話は後回し。 今日は、梅の早朝収穫を終えた後に始まった“イチゴのタルト”の話。 岩手から送ってもらったイチゴを、一番美味しく食べるために(生でも絶品なのだけど)、ずっと憑り依かれたままになっているイチゴのタルトを、どぉーーーしても食べたい! (でも、初めて作ると失敗するからなぁ・・・・・・やなんだよなぁ・・・・・・) と、あまり幾分気が乗らないけど、イチゴは私の気持ちなど待っていてくれずにどんどん熟れていく。 こうなったら、さっさと作るしかないでしょ。 ということで計量器やボールなどをテーブルに並べ、材料の計量から始める。 すると、なんだか今日はデジタルの数字が、ピタリ! ピタリ! と分量の数字を表示する。 バターも、 (このくらいかな・・・・・・) と包丁で切って乗せると、きっかり“80.00”を示す。カスタードクリームの分の10gもピタリ! 「Oh my goodness!」 Gyao効果で思わず英語が飛び出す。(簡単な単語しか出ないけど) まずは、ピタリと計った粉類を合わせてふるっておく。 そこに細かく刻んで冷蔵庫に入れておいたバターを入れる。 このバターをボールに押し付けて粉と合わせ、ぽろぽろになるようにするのだそうだ。 (そうだよ、これだよ、ショートブレッドで失敗したのは・・・・・・) と思い出す。このバターと粉の合わせ方をすれば、きっともっと上手く焼けたのだ。 そうすれば、ヒッキーに感想を聞いて 「ノーコメント」 なんて屈辱的なことも言われなかったし、 「マカロンの失敗したやつみたい」 なんてことも言われなかったに違いない! (ま、その後のチョコレートブラウニーで「格段にレベルを上げた」と称賛のコメントをもらったから許すけど。) どうよ、これよ、これこれ! 今回は初挑戦にして、ほぼ成功の予感がムンムン。 ここに、卵黄1個分と水30mlを合わせたものを入れる。 この後はヘラで切るように混ぜていく。 ここで異変に気付いた。 (なんだか全然粉が少ないんじゃないの?・・・・・・・) 生地がやたらとボールにくっつき始めたのだ。 (分量、間違えた???) レシピを見直して手元を見て、なんだか訳がわかんない・・・・・・と考えていたら、突然閃いたことがある。 ワタシ・・・・薄力粉を100g・・・・・しか、入れてない・・・・・・・? まるでフラッシュバックのように蘇る。 小麦粉の袋から計量器の小ボールにドサッと入れた時、ちょうど“100.00”と表示され、 (おぉ~! 天才的~!) なんて狂喜したのだった。・・・・・・・・・ はぁ・・・・・・、なんで100gなのよ! レシピには150gって書いてあるじゃない! だってさぁ、いつもデジタル時計を見てピッタリだったり、ぞろ目だったりすると (なんか縁起がいいわ~!) と思う癖がついてしまっていたからさぁ。・・・・・・・(と言い訳にならない言い訳) だってどーするのよ、どーするのよ、このべちゃべちゃ生地! 小麦粉を打ち粉のように足して行けばいいじゃん。・・・・・ だって50gもだよ! ふるい器は洗っちゃったから使えないじゃん! ああ、もうダメ。また失敗だぁ・・・・・・。 ああ・・・・・・。 もう一人の私が、もう一人の私を激しく叱り、最後はどちらの私もうなだれた。 しかしここで止めるわけにはいかないから、何度も何度も薄力粉を振りまいて足しながら、一応丸く平らにして冷蔵庫で1時間寝かせるまでに至った。(ショックのため、写真は撮り忘れた) もう失敗をお約束されてしまったようなものだが、ここでメゲてはいられない。人生は前進あるのみ。 次の“カスタードを作る”に歩を進めねばならない。 薄力粉と砂糖をふるった中に、卵黄と牛乳を合わせたものを、少しずつ入れて混ぜていく。 このとろとろ状態によく混ざったものを、レンジで温める。 時間は各家庭のレンジによって異なると思うけど、私は2分+1分+1分+2分・・・・・ぐらい温めた。 少し“もったり”した感じになったら、再び泡立て器でよくかき混ぜて再び温める、を繰り返すのだ。 最後は“大分固まった”くらいになったら、そこにバター(10g)とバニラエッセンスを加えて再び良く混ぜる。 こうして出来上がったものを裏ごしする。 味は抜群にイイ! 一瞬“キャラメル?”と思ってしまうような濃くは、ブラウンシュガーのお陰かもしれない。 あまりの美味しさに、先ほどのショックがちょっと薄らいだ。 では、と薄らいだところで再びそのタルト生地にご対面。 打ち粉をしながら麺棒で伸ばす。 パイ皿よりも大きくして端っこはめん棒で切り取る、と書いてあるが・・・・・・・・・、 (あ~あ・・・・・、モタモタしているから生地が柔らかくなっちゃったよ・・・・・・・) やっぱり、薄力粉が少ないのだ。・・・・・・ しかしもう焼くしかない。 時々中を確認しながら、レンジで8分。 ぶふふふ・・・・・・なんかパイっぽくな~い! いいさいいさ、この上にクリームを乗っけて、イチゴも乗っければパイっぽくなるさ。・・・・・・・ ということで、生地とカスタードクリームを冷ましている間のブログ更新でありんす。 あちきは今からホイップクリームを作り、これをカスタードと合わせ、パイ生地に塗りんす。 その上に念願の熟熟いちごを乗せ、ゼラチンがないので葛粉でコーティング。(これがまた心配) さてさて、出来上がりはまだ後ほど、追加更新となりんす。・・・・・・・ あとで出来上がりを見てねぇ~!\(^o^)/ とりあえず、応援のぽちっをお頼みもうす・・・。 ↓ ↓ ↓ 人気ブログランキング ここから追記で、出来上がり~! までの写真ざんすよ~。 生クリーム(市販)100mlにレモン汁小さじ1ほどを入れて、泡立て器で1分ほどよ~くかき混ぜると、氷などで冷やしながら拡販しなくても、立派なホイップが出来上がる。 先に作っておいたカスタードクリームを投入。 2種類のクリームをよく混ぜ合わせたら、冷めているパイに落として平らに整える。 そのクリームの上に熟熟イチゴを並べれば、ほ~ら♪ いちごタルト~! (ちなみに、ゼラチンでコーティングをすると書いてあるのだが、これ以上の失敗を防ぐため、葛湯の代用は止めておくことにする。) え? なになに? これじゃ、まるでイチゴの写真だって? うっふっふっふ・・・・・するどいざんすねぇ。 実は、タルトの縁を写さないようにしたのでございますよ。(想定内の失敗) でもま、隠したって別に何が得ってもんでもありやせんし・・・・・・・・、これが上から見たところ。 味はいいんだけど・・・・・見た目がねぇ。 それに食べて気付いたんだけど、私ってあまりクリームとかムース系とかを好きじゃない。 一口二口は“おいしい~!”って感動して食べるんだけど、もうその後は息絶え絶えで完食することに。 ああ・・・・・、ちっとも分かってない、自分ってものを。 ・・・・・・この歳になっても・・・・・・ 食べきれるのか? 残りを・・・・・・・。 “ガンバッタで賞”をあげてもいいと思ってくれる方、ぽちっをお願いね~。(*^・^*) ↓ ↓ ↓ 人気ブログランキング
by anrianan
| 2011-06-18 13:51
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