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千年に一度の目撃者
あれ? もう咲いている。・・・・・・・
いつもなら、5月の初めに咲いていたように思うのだけど。・・・・・・

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毎年異常気象といわれ、今年は千年に一度といわれる大震災が起こり、もしや私は歴史的大事件の中に生きている目撃者なのかもしれない・・・・・、などと考えた。

人間は生まれてくる時代や国を選んでくると聞いたが、そう考えると今の日本に生きていることが納得できる。

そう考えると、子どものころから海外で生活をしたいと憑り依かれたように思い願ってきたのに、
「あなたは、海外に住む星の下には生まれていない。この国の風土で生きていかなきゃならない」
と、ある人に言われたこともなんとなく納得できる。

そう考えると、この短い人生の中で何度となく岩手に呼ばれているようなことがあり、素直な娘であったなら今ごろ岩手に住んでいたろうに・・・・・、そうすれば被災のまっただ中で深い体験をしていたであろうに・・・・・・、と思う自分がいる。



人間は、辛い思いを味わっている人ほど、ずっと美しい。


金銭的な困窮から抜け出したいとは思うけれど、反面、おカネで何でも解決している人を見ると薄っぺらぺらで、権力を盾にやりたい放題の人間を見ていると、強欲さが全身からにじみ出ていて醜悪だし、それらを本人たちが気付いていない所が何とも憐れ。



被災地で物資が供給されるようになり(まだされない所もあるようだけど)、仮設住宅なども建設され(これもまだまだ足りないようだけど)、物質的に少しずつ整ってくると、それからが本当の困難が始まる。・・・と思う。


仕事に就いて収入を得られるのか。
ただでさえ仕事に就けない人が溢れている今、地元で漁業・農業を代々営んできた人、自営業のおじちゃん、おばちゃん、・・・・・どうするのだろう。

若い人は正直、体力があるから何でもガムシャラに頑張ればなんとかなるけれど、中高年はそうもいかない。
それまで積み上げてきたものがゼロに戻り、何の役にも立たないとなった時どうしたらよいのだろう。
私は、他人ごとには思えない。・・・・・・


社会や政治のせいにはしたくないけど、根本的に社会のしくみや構造を変え、さらには人々の「意識」が変わらないと、このズブズブの状態は何も変わらないだろうと思っている。


東京都知事は誰がなるのか?
神奈川県知事は?

投票する人がいないというのが、一番の悲劇だ。
かといって、自分がなれる訳でもないし。

ただ、知事になることはできないけれど、オカシイと思うことの解決方法を自分なりに考えてみることはできる。
ある民主党員が、
「小沢さんに(改革を)やってもらいたいんです!」
と言っているのを見たけど、なぜ“自分がやる!”と言わないんだ? と腹立たしかった。
自分が思いつかないことは、政治家という肩書きを持った人たちだって思いつかないでしょ。
同じ人間なんだから。


依存している限り、なにも変わらないよね、きっと。





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by anrianan | 2011-04-06 12:09 | ■とりあえず日記
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