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被災地からの救援物資
        あっ!

と思った時には、もう蕎麦は最後の一口になっていた。・・・・・・

被災地からの救援物資_d0046294_914267.jpg


昨日は久しぶりに天ぷら蕎麦となった。
理由は、被災地から救援物資が届いたからである。(!?)


東北地方との宅急便のやりとりがほぼ平常に戻ったということを知り、私はさっそく3月の宮守行きで持っていくはずだったお土産のお菓子やクックのおやつなどの他、ガソリン不足で母が買い物に行けなかった時に送ってあげようと思って買ったレトルトのカレーやパスタソースなどを箱詰めした。

とはいってもこの頃は、、ガソリンを並ばずに買えるようになり、食料にも不足することはなくなった。
それでも、せっかく買って置いたのだから・・・・・と詰めたわけだ。


そんな私よりも早く、宅急便が回復したと知るやいなや、おナカさんから元気な声で電話がかかってきた。
「あのさぁ! 今、フキノトウがいーーーーーっぱい!」
「うわぁ~!!!」
「だろぉ~! (←これで会話が成り立っている) だからさぁ! 送ってあげるから。」

「・・・・・被災地から送ってもらっちゃうわけ?・・・・・・」
少々気が引ける私は、いくぶん声を小さくして言うと、
「そ~んなの! それにリンゴも食べるだろ? ・・・・おカネも送るから」
「・・・・・・・いいよ、そんなの・・・・・・」
「いいのっ! 取ってあるんだから。」

人に物をあげることが好きな母は(私もどうやらその遺伝子を受け継いでいるが)、こういう時の声は嬉しくてたまらないといわんばかりに、AKB48にも負けないほどの勢いで飛び跳ねている。
「月曜日の朝、着くから! 今日送るからっ!」
との断言通り、昨日の午前中にフキノトウが届いたのだ。


すぐに水を張った洗い桶の中に入れてきれいに洗い、いざ天ぷらへ!
と思ったら、小麦粉がない!

・・・・・そうだった、前回のアシタバで全部使ってしまったのだった。


それでは、とすぐに小麦粉を求めて山を下りた。
(他には何も買わないぞ!)
と言い聞かせながらも、ぐるりと一回りしてしまうスーパー。・・・・・
そこで目についた生蕎麦を、結局買うことになった。
(だって、せっかくだからフキノトウの天ぷら蕎麦にしたいじゃん♪)


ひたすら天ぷらを揚げて山盛りになり、食べる分を残して冷凍庫に保存。
(私は前世ありんこだったんじゃないか?)
と思ってしまうほど、作った物を冷凍庫に保存するとなんだか安心する。

片付けをした後、まるで時間と闘うようにゆで上がった蕎麦を食べたもんだから、
(写真を撮って、ブログネタにしよ)
なんて思っていたことなど、スッカラカンに忘れていた。

   で、最初の“あっ!”になるわけである。・・・・・・





次の配給は「5月上旬ごろに!」とおナカさん。その頃は私が行きたいんだよなぁ・・・・・・・。
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by anrianan | 2011-04-05 09:36 | ■食生活
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