6月から開催されている
『カポディモンテ美術館展』に、ようやく友人と二人で鑑賞に行くことができました。
正直、私はこの美術館の名前すら知りませんでしたが、“ナポリ”と“宮廷”の言葉に惹かれ、なんだか行きたくてたまらなかったのです。
行ってみれば美術品の時代背景は1600年代、つまりバロックの時代。日本は徳川家康の時代。
日本の美術文化が劣っているとは思わないですけれど、同じ時代にこれだけの芸術建築や絵画が生み出されていたのかと思うと、今更ながらに歴史の深さを感じずにはいられません。

12時を少し過ぎたころ涼しい館内に入り、3時半頃までゆうに3時間をバロック時代で過ごし、外に出てみたらまだまだ暑い日差しが残っていました。けれど冷え切った体には心地良く、上野公園の木陰をぶらぶら歩いて噴水まで行ってみることにしました。
「ローマ時代からあるんだよね、噴水。凄いよね、噴水って」
と言ったのは傍らの心友。
ふむ・・・、確かに。
彼女のこういう感性は、わが母おナカさんにも通じるものがあり、私の眼からウロコが3枚くらい剥がれます。

マイナスイオンを浴びながら、友人は黒い日傘、私は白い日傘を差して噴き出す水を飽きずに眺めていると、時折風の向きによっては、スプレーで吹き付けられるように霧水がいっせいに向かってきます。
側の子どもたちは「雨だ、雨だ」ときゃーきゃー騒ぎ、私たちは日傘でサッと遮って大笑い。
すると、突然大量の水がゴォー! という轟音とともに天空へ。

おぉ! ・・・・・・ありゃ、上の方が画面からチョン切れているぞ。
「この噴水は、時間が決まってるの?」
と聞くと、
「一日中出ている」
とのことなので、まさかこのままずっと眺めているわけにも行かないし、私たちは明るい日差しの中、ビールを飲みに行くことにしました。
冷房で冷えてしまう店内よりは、屋外がいいね、などと話していたら、・・・・・・見つかった!
屋外でビールが飲める韓国料理店。
まだガラガラのテラス席について、(イケ)麺好きの私たちはさっそく冷麺とビール、そしてアボガドとエビのチヂミを注文しました。

これは私が頼んだ坦坦冷麺。

私たちが楽しんだ韓国料理ビアガーデンテラス。
柵につり下げられた提灯の向こうは、上野駅。
ちょうど山手線が入ってきました。
涼しい風が昼間の熱気を払い、心地良い夏の夕暮れです。
さて、いつも美術館に行くと最後のお土産コーナーであれこれ欲しくなるものの、なるべく物を増やさない、お金を使わない努力をしている私は、滅多に買うことがなくなりました。
ところが!
昔よく買っていた大好きなレターセットや鮮やかな色遣いの文具品、キッチンツールなどが目の前一面に広がっていると、今回は完全にノックアウト。
イタリアの男に迫られたことはないけれど、イタリアのデザインや美的センスにはイチコロでした。
そして、戦利品は以下の通りです。
①6ー7種類あったデザインから、悩みに悩んだ末に選んだレターセット。
②チケットなどが入るクリアファイル。
③友人が「お誕生日が近いから」と買ってくれた“ベネチアンガラスペン”!
レターセットは、便せん10枚封筒10枚入りで1500円。便せんと封筒が2:1の枚数だったらいいのに!
といつも思うのですが。・・・・・
そして、封筒の内側には美しい模様が描かれています。 もぅ~、ほんとぉ~にびゅ~てぃふるぅぅぅ~・・・!

便せんの端にも同じデザインが描かれ、上質な紙質の感触を手で楽しみながら、ゴールド使いのデザインはいつまで眺めていても飽きません。

ガラスペンはオシャレな外箱だけでも満足できるほどですが、中を開けるとこんなに素敵です。
ずっとずっと、いつか買いたい・・・・・と思っていました。
だからベネチアンガラスの品々が並ぶコーナーで見つけた時は感動してじっと眺め入ってしまい、よっぽど買ってしまおうかと悩みましたが、いやいやこの崖っぷち状態で買うなんて無謀だ・・・・と諦めました。
何事も無理してはダメ。 必要があれば無理なく、ぴったりのタイミングでやってくる。・・・・・
これが私の短い人生で感じた最新の学び。

それにしても、まぁ・・・・・・なんと美しいことか。・・・・・・・
このペンで何を書こうか、描こうか。

「これで、素敵な未来をえがいて・・・・・・」
彼女はそう言ってくれました。
ありがとう。
素敵な未来をこのペンで描くからね。
ナポリと言えば「ナポリタ~ン!」??? なんていうアンポンタンな私に、今日も応援のぽちっをお願いね~!
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