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沖縄に初上陸!
おナカさんがここに越してきて、1か月が過ぎました。
すったもんだの日々が続いています。嫁と姑のバトルは当たり前のように語られますが、娘と母だって16年も離れて暮らしていれば、完全に家事の流儀は違っているもんで、遠慮がない分、そりゃあ神経擦り減らすほどのバトルが続き、ただただ疲れております……そして、悩んでおります……

とりあえずは、すでに2週間前の話になってしまいましたが、初沖縄の話です。
突然友だちに誘われて行ってきました。一泊だけど朝一の飛行機で羽田を発ち、2日間をめいっぱい使って遊びまくりました。美ら海水族館に行って、コンドミニアムに泊まり、目の前のプライベートビーチで泳ぎ、夕日を見ながら食事をして、波の音を聞きながらビールを飲み、ああ……沖縄に住んでもいいかも~! という人の気持ちがよ~く分かりました。

出発当日は、まだ梅雨の羽田空港でなんだか頭も気も重かったのですが……
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朝6時半、翼のハートマークを見たときは、ちょっと楽しい旅になるような気がして気持ちもほわり。
飛行機のエンジンがかかり、機体がゴトゴトと音を立てて走り始めると、久しぶりの空の旅にドキドキしてきて、なんだか興奮している自分を感じました。機体がふわりと浮くと気分も急上昇! 思わず、やったー! と万歳をしたくなりました。…しませんでしたけどね。

そして大好きな雲を眺めながら到着した那覇空港には、自衛隊の飛行機がズラリ。
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沖縄の基地問題や、敗戦後ずっと置かれてきた沖縄の立場を目の前に突きつけられたようで、言葉を失ったまま流れる光景に見入りました。……といいながら、初めに行なったことといえば、
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塩ちんすこうブルーシーズアイスを食べること。空港を歩いている時に目にして以来の、まずは一つ目の目的を達成……

車をレンタルして、最初に訪れたのは道の駅「許田」。ここで美ら海水族館の割引券を購入。
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この道の駅に立ち並ぶ小さな商店路地はなんとも言えない風情が溢れていました。異国情緒というのか、昭和初期の懐かしさというのか……ええ、昭和初期にはまだ生まれてませんでしたけど。
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通りすがりの天ぷら屋で、全品50円という手書き札にひきつけられ「天ぷらを買って沖縄そばを食べよう!」と急遽ランチが決定しました。友人は、ソーキそば。
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アタクシはトン(豚)が苦手なので、
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アオサが入った沖縄そばです。メニューを見ると「ゴーヤドライ」とか「シークワァーサーなんとか」というビールがあり、おぉっ! と思ったのですが、友人が運転をしてくれているので私だけが飲むわけにはいきません。ま、そのうちどこぞで買って飲めばいいや、と思っていたのです……(これが失敗でした)
さて、腹ごしらえをしたので、あとは北に向かって突っ走り、美ら海水族館へ。
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さすが74%の米軍基地が集まっている沖縄、米人がやたら目につきます。
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横浜の金沢八景シーパラダイスというところにも水族館があります。以前訪れたことを思い出し、……あやや? 十何年も昔の話じゃありやせんか……!
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大盛況でした。水族館って、どこもこんなに賑わっているのでしょうか。
天井がガラスになっているトンネルは、頭上を大きな魚が泳いで行き、こういう光景は大人になっても心が浮き立つもんですねぇ。
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この後、ジュゴンを見たり、イルカのショーを見たり。
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とにかく、暑いっ! 関東はまだ梅雨寒だというのに、暑いっ! ぎんぎんの日差しを浴びながら、美ら海水族館の出口に向かいました。歩道から出ている白い霧はミストです。さすが南国! 少しでも暑さを和らげようという工夫がされている! と妙に感動してしまいました。
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さて、水族館を後にして、今宵は瀬底にあるコンドミニアムに泊まります。玄関を入ると、
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おぉ! ワンダフルすぎ~! 天井には、こんなものが付いてました~!
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目の前には、プライベートビーチなどというものがあるんですって。
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そう聞いたからには、泳がねばなるまい…… 
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ありゃ? 溺れてるのか? い…いえ、そうではなくて「ミロのビーナス」になったつもりでしたが……
友曰く「自由の女神だね!」 ……えぇっ?! ま…いいか……ビーナスも女神も同じ女だし……
砂浜が白くてさらさらで、どこまでも遠浅。所によって足元が岩場になって痛いのです。それでも子どもの時以来かもしれない「やどかり」などを見て、忘れていた夏休みの気分が蘇ったようでした。
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さて、話はちょっと変わりますが、コンドミニアムには洗濯機が付いています(当然?)そこで、少しでもお持ち帰りの洗濯物を減らしたいと思ったのですが、洗剤を持っていませんでした。よって、洗剤を買いにコンビニまでドライブをすることに。
じゃ、じゃーん! アタシたちが乗った車~! 超~カッコよすぎ~!
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せっかくだから、オープンカーにして走ることにしたのでございますね。そしたら、なんざんすか、妙に気持ちよくて「別人になったみたーい!」なんて言ったら、友人が「別人…28号?」なんてつまらないギャグを返してきました。それでも妙にうれしくて「べっつじん、にじゅうはちごぉ~!」なんて叫んでしまいましたわ。
嬉しさついでに瀬底橋を渡って、瀬底島にも行ってみることにしました。ああ…天国への橋みたい!(?)
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そしたら、あ……ちょっと待って、ちょっと待って、お姉さん……バックが……
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というのは冗談でやんすよ。運転したのは友人ですから。(^m^)

瀬底島では、小さなお店で沖縄ぜんざい(かき氷)を食べ、印刷ミスで値引きされていたコーヒーを2つ買い、幸せ満腹状態。
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夜は歩いて10分弱のところにあるレストランで、夕暮れを見ながらBBQ。……は予約が取れませんでしたので、私たちは屋内で。ワラジほどの大きさのビーフカツレツを食べながら生ビールを飲み、次回はぜひBBQの予約を取ろう! と誓い合ってきたのでした。
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部屋に戻ってからは、二度目の祝杯。庭のベンチに発泡酒とつまみを持ち出して、星の光と波の音でいい気持になっていたら、突然のスコール! 慌てて部屋に駆け込む時間、約15秒か20秒くらいでしたでしょうか……酔っ払い二人は大笑いしながら、ずぶ濡れになって部屋に戻ってきたのですが、その時にはすでに雨は止んでおりました…
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何はともあれ、初めての沖縄は梅雨明けの関東のように猛烈に暑かったのですが、それすらも楽しく思える旅でした。

本日、長~くなってしまいましたので、この辺で終了させていただきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
二日目は辺野古に行って参りましたが、これは後ほどアップさせていただくかもしれません。……ええ、辺野古の海を潰すなんて何を考えているんだい、アホたれは……とついつい言いたくなってしまうもんで。
沖縄は琉球王国として独立したらいいと思いますよ、私は。ハワイを何度も思い出しましたけど、文化も伝統も街並も、日本じゃなくて外国ですもの……

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by anrianan | 2015-07-22 19:45 | ■とりあえず日記
蓼科
父が亡くなって、12月7日で2か月になります。
もともと私は両親と離れて暮らしていたので、毎日顔を合わせていたわけではありません。物理的には特別変わってはいないとも言えるのですが、胸にぽっかり穴が開いたようで、父が生きていた時以上に、いつも身近に感じて不思議です。
日々の生活の中で、ふとした時にふとしたことで、父がこう言っていたな・・・・・・と、頻繁に思い出すのですね。

この2か月、母の代わりに遺族年金の手続きや各種保険などのことを、いつもどこかで考えて追い立てられているような気がします。一つの手続きを完遂するために物凄く煩雑な経緯を経なければならず、作業が遅々として進まないように思え、苛立ち、疲れます。そのせいか、先週健康診断に行ったら、血圧が高いと3回も計り直しをされました。
今までは、どちらかというと低血圧ぎみ。ところが「上が170もありますよ」と看護婦さんに言われ、急に眩暈がくらくらと・・・・・・。

ま、この話は後ほどレポートするとして、今日はとても癒された旅を記しておきたいと思います。
まだまだ父の突然の死から呆然としていたころ・・・・・・10月19、20日に紅葉を見に蓼科に誘われました。
心がヒリヒリしていたこともあって、美しい紅葉が一際胸に染み渡り、あまりの美しさに何度も涙腺が緩みました。
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宿泊はここ、蓼科パークホテル。
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このホテルの周囲もモミジが取り囲み、自然の散歩道もあるようです。
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先ずはチェックインを・・・・・・と思ったら、まだ3時前。 あらら・・・・・・
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じゃ、この前にある「あそこ」でお茶でも飲む? 
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という気にもなれず、じゃ、3時まで(あと20分ほど)その辺を散策しようか・・・・・・ということになりました。
すぐ近くには、こんな小川が流れているものですから、♪~川の流れのよう~にぃ~♪・・・歩きます。
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すると、観光客がぞろぞろ歩いている道があり、ここを下っていくと「滝」に出るようです。
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道の脇には大きな川が流れ、これだけでもすでにマイナスイオンを浴びた気分。
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とはいっても、滝の傍まで行って、かぶりつきでマイナスイオンを吸い込みまくります。
傷ついてますから、あたし・・・・・・。
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え? 傷ついているようには見えないって? ええ、顔で笑って心で泣いて、悲しみのあとには喜びが、明日は明日の陽が昇る・・・・・・考えつく限りの「ぽじてぃぶわーど」を思い出しながら、女は強く生きねばならぬのです・・・?
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ここら周辺にはいくつもの「滝」があることを知り、全部見てみる? てなことになりました。
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気楽な気分で始めた滝めぐりですが、一番上の方にある「王滝」を目指して歩き始めて、これがとてつもなく荒行であったことを知ります。
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木々に囲まれた坂を延々と上がり、森閑とした気配はまるで屋久島・・・・・・屋久島に行ったことありませんが。
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ちょいと待っておくれ・・・・・・上着を脱がずにはいられない。病み上がりのように弱っているんだから、あたし・・・。
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そうしてようやくたどり着いた「王滝」。 「おぉ・・・・・・!」  ←※「王」の「Oh」よ・・・・・・(^_^;)
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このような道を上がってきて、さらに上に向かって道は続いていたのですが、日が暮れる前に「展望台」にも行かなくちゃ・・・・ということで、今来た道を途中まで引き返し、いざ、頂上目指しての登山、です・・・・・・ぜいぜい・・・
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これがなかなかキツイ。ちっとも頂上が見えない。ねぇ、頂上がないんじゃないの? ・・・そんなことないよ。
えぇーい! 一気に走っちゃえ~! 筋トレ合宿の選手のように、大股でぐいぐい登り始めましたが、すぐに息が切れました。 ああ・・・・・無謀だった・・・・・・。やはり、頭の上の美しいモミジや風景を愛でながら、その時々の周囲の空気をゆったりと、楽しみながら進むのがいいんですね。 人生のように・・・・・・
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はぁ、はぁ・・・・・がんばれ・・・・・・友と励まし合いながら、ひたすら上がり坂を上っていたら、スッと空が開け、やっと頂上が見えましたっ! やったー! 思わず見えた屋根に向かって、合掌・・・・・・
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頂上についたら、思ったよりも広い。 そして、人が(しかも、かなり年配の方々が)多い・・・・・・あれ? バスがある?・・・・・・なんだ、バスが通れる別の道があるんだぁ・・・・・・。 (ガクッ・・・)
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がっくりしながらも、目の前に広がる雄大な景色に、しばし呆然と見入ります。
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先ほど、思わず手を合わせた屋根はこのお社で、一応、お賽銭を入れてお祈りしておきました。 何を祈ったのか・・・覚えていません。心が弱ってましたから、溺れる者藁をもつかむ思いで・・・・・・何祈ったんだ? あたし・・・
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夕暮れの光が周囲を包み、なんとも神々しく、そして映画のセットみたい。
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お地蔵さんにも手を合わせ、さて、後は日暮れまでにホテルに到着しなければ・・・・・
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上がって来た時よりは、随分と早く歩が進みました。 途中「屏風の滝」を眺め、
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夕日と競争するように山道を急ぎました。 木々の間から漏れてくる光は、限りなく美しく、限りなく優しい・・・
紅葉の美しさはもちろんのこと、自然の木立や水辺、そして息が上がるくらいに体を動かしたことで、少し体の節々が緩み、心も緩み、霊体の隅々にまで生きるためのエネルギーが補給されたように感じました。
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ホテルに着くと、3時のチェックインを待って始めた散策でしたが、すでに5時前。
これから温泉に入って、ビールを供給しなければ! 絶対に旨いに違いないよ♪
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部屋からも、この日最後の夕陽が見えました。 お名残惜しい・・・・・・。
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さて、夕食の会場に行くと、末広がりの開運ナンバー。(?)
すべて囲炉裏のような真四角テーブルで、ちょっとぉ、話すのに遠くない? 遠いよねぇ・・・・・・というくらい広い。
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食事はバイキングなので、好きな物を少しずつ取ってくると、どー見ても美しくない・・・・・・。けど、いいのです。おいしいんだから。
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目玉は「アユの串焼き」なので、とりあえず1本いただいて、後で熱々をもう一本・・・・。
写真は、鯉のあらいを味噌で。
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飲み放題とのことだから気合を入れて飲み始めたのですが、ダメですね・・・開始が7時からの「ゆっくりコース」だったので、料理がなくなっても補充されないのですよ。 ええ? 田舎だから夜が早いの?
バイキングは、早い始まりの会にしないとダメね・・・・・・。

ということで、夜が明けてしまいました。窓の美しい紅葉を眺めつつ、朝食もバイキング。
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朝からモリモリ食べました。
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ホテルをチェックアウトして、向かった先は・・・・・・なにやらヨーロッパ映画に出てくる冬のリゾート地・・・(?)
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なんと、白樺湖なんですって!・・・・・・見てよ、私の後ろに続く木製の小道。 小心の・・・じゃなくて、傷心の女がひっそりと佇んでいる・・・という映画のワンシーンそのもの。・・・え? そう見えない?
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残念ながら、この日は今にも雨が降りそうな曇天でした。
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スカイラインを車で走っていると、まるで天国に向かっているような気がしてきます。 この霧だしね。
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ついに降り出した雨は、やっぱり父を思い出させ、私の心の中でも、ぽとりぽとりと涙が落ちだしました。
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ああ、でも楽しい旅だったよね。

目の前のどこまでも続く道を眺めていると、一度天国に戻っても再びこの世に降りてくる魂の軌跡に思えます。
終わりは始まり・・・・・・何度も浮かんできました。

まだまだ旅の途中・・・・・・楽しい旅に、ぽちっと応援をお願いねd(^.^)q
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by anrianan | 2014-12-03 15:23 | ■とりあえず日記
熱海梅園
熱海と言えば、その昔はハネムーン先で有名だったそうですが、時代の流れとともにハワイにそのお株を取られ、今や温泉地としても苦戦のイメージ。そこで今回ワタクシめがハネムーンで・・・・・・ではなく、お友だちと梅を見に熱海梅園に行ってきたというウメェ~お話。

もちろん温泉地ですから、温泉にどっぷり浸かって加齢をくい止め(?)、美肌を蘇らせよう! という無茶な企みも。
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熱海駅を出てすぐ右前方に「平和通り」という、見るからにおカネをじゃんじゃん落としそうな、楽しげで心ときめく土産物屋が並んだ通りがあります。その通りの右側に、伊東園ホテルはありました。
チェックインしたら、まずは温泉に入り、夕食に備えます。

夕食はバイキングで、九つに区切られたプレートに好きな物を取りますが、エビ好きの私は甘エビを山盛りに。
本当は2-3個分の仕切りに盛り付けたかったのですが、それではあまりにもハシタナイ・・・と、花も恥じらう中高年。
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はい、ビールサーバーにはあっという間に長い列ができましたからね、誰もが二杯ずつ貰っていきました。
こういう時、いつも思うのです。
「千手観音っていいなぁ・・・・・・」。

さて本題の「梅園」の方ですが、今回花が遅れているとのことで、入場無料!
ほんとにちらりほらりの咲き具合でしたが、それでもこんなに可愛い花が咲いていました。
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園内の奥の方からは、なにやら太鼓の音が聞こえてきます。
この音を聞くと、一気に花もパッと咲きそうなお祭り気分になるから不思議です。
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地元「飛龍高校」の学生たちでした。
まっすぐで純粋な彼らのエネルギーが、真っ青な空にスカッと昇っていくようです。
おお、まさに飛ぶ龍のごとし・・・・・・!



園内は自然遊歩道のように美しく整備され、道々試食の海苔やお茶などが差し出され、食べるのに忙しい。
差し出されると、気の弱い私は断りきれません。(いえ、断りたくないだけ)
またバラ売りしているおまんじゅうや梅マカロンなんてものは、どうしても味見したくて買ってしまいます。
この食べ歩きが、楽しいんだなぁ・・・・・・♪ なんて思っていたら、目の前に滝が見えてきました。
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この川の中の緑の草は、ワサビだそうです。
うわぁ~! こういう小川が庭にほしい~! (妄想族の復活です)

この滝の裏側にトンネルがあって、そこを入っていくと滝の裏側を見ることができます。
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この光景を見た時、映画『ラスト・オブ・モヒカン』を思い出しました。
確か、彼らが逃げている途中にも大きな滝があり、その裏側を通る時に同じような場面があったのです。
気分はすっかりラスト・オブ・モヒカン。 アタシの前世は、きっとインディアンだわ。・・・・・・(?)
滝の裏側街道を出ると、光を浴びた水しぶきがすぐ間近にあり、なんだかとても感動しました。
ああ、滝も庭にあったらいいなぁ・・・・・・。
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この門を入って来た時から、なんだかチャングムに出てきた家みたい! と興奮し、
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すっかりチャングムになった気分で撮ってもらった写真を見れば、ただの呆けた顔になってます。・・・・・・
でも、よーく私の後ろを見てくださいませ、 チャングムの時代の韓国人がおりますでしょ?
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最後に、ここは「韓国庭園」と名付けられていたのかと気づきます。
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さらに少し進むと、韓国の次は純和風の家が見えてきました。
うわぁ~! この家、なに?! すばらしい!
なんとなく大正か昭和初期を思わせるその佇まいは、やたら私のツボを刺激するのです。
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やっぱり同じポーズで縁側に座り、今度は大正ロマン。
あ、でもさっきの方が(韓国の家)座りやすい・・・・・・そうかぁ、足元の石が高いから膝が高くなって、体育座りのような感じになってしまうのです。日本家屋は床下が高いので、縁側に上がる石も高いのかもしれませんね。
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縁側に座って見た内側は、日差しをふんだんに浴びていることもあって、なんとも穏やかな空気が流れています。
しかも窓は、木枠のガラス窓! 雨風は吹きこんでくるでしょうけれども、なんとも優しいぬくもりを感じます。
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全体を撮っておきたいとデジカメを構えていたら、・・・・・・あ! 座敷わらし!
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な筈はありません。 (^_^;)
この家は、中を見学することができるのです。
この写真ではたまたま男の子が一人しか写っていませんが、いつも数人の人が二階や一階の廊下などを歩き回っており大盛況でした。ということで、ここは「中山晋平記念館」です。

※1887(明治20)年3月22日-1952(昭和27)年12月30日。多くの傑作といわれる童謡・流行歌・新民謡などを残した作曲家。長野県下高井郡日野村(現・中野市)出身。(ウィキペディアより)
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さて一通りぐるりと見終わり、
「梅園から熱海の海岸まで歩いていこうか!」
と意気揚々歩き出し、バス停まで来た時に時刻表を見たら、あと三分でバスが来るではありませんか。
「やっぱりバスで行きましょうかね」
とあっさり予定変更です。

熱海の「銀座」で降りたら、この町の橋はなんともアート。
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熱海が一世を風靡していたころは、東洋のナポリとも言われたそうで、
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オォ~、ソーレ、見よ~!
と思わず叫んでしまいそうになった、美しい波止場。 いや、波止場とはいわないのか・・・マリーナですね。
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このマリーナには、恋人の聖地、だっけ?・・・・・・岬、だっけ?・・・・・・要するに、恋人と手を交差させて置くと成就する、という石があります。 ほら、恋人たちが写真を撮ってるよ。・・・・・・
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傍らには、ハワイのワイキキを彷彿とさせる(?)浜辺が。
そう言えば、昔ハワイに住む人から聞いた話ですが、
「ワイキキは日本の熱海」
と言って、地元の人たちはほとんど行かないのだそうです。
たぶん、熱海がハネムーンで賑わっていたころの様相を言っているのだと思いますけどね。
今はとっても静かなもんです。
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温泉と梅を愛でる旅はあっという間に終わり、なんだか名残惜しいので、横浜で軽く食事をしながら反省会をして帰ることにしました。
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MORE’Sの上にある、野菜のおいしいイタリアレストランで、“カリフラワーと大根のマリネ”や“北海道のほんとうにおいしいジャガイモ”、“カキフライ”を食べ、そして“とんぶりとたらこの青ジソパスタ”で締めて、本当に旅も終り。
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ああ、おいしかった! 楽しかった! と何も反省することはなく、極めてすべてに恵まれた美肌蘇り作戦の旅。

あ・・・・・・、蘇っていない、かも。・・・・・・


ウメェ~具合に行かないもんだ、人生ってやつは・・・・・・と思うあちきに、今日もぽちっとお願いね。d(*^_^*)
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by anrianan | 2014-01-22 11:55 | ■とりあえず日記
軽井沢の旅 -2-
翌日目覚めて窓の外を見ると、童話の世界に入り込んだような気がしました。

バンガローは、寝室のほかに、玄関から入るとすぐにリビングダイニングのような空間があります。
キッチンらしきところに冷蔵庫は設置されていますが、ガスコンロはありません。
それでもこのリビングダイニング、スペースが少ない割には、ことのほか居心地が良いのです。
木のぬくもりに溢れていることとオレンジ色の電灯の温かさ、が大きな理由でしょうか・・・。
そして、この窓!
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まるで、ワイドスクリーンで癒しの動画でも見ているような気分になります。
朝陽が木漏れ日となってちらちらと降り注いでいるさまを、ぼーっと見ながら
「気持ちいいねぇ・・・・・・」。

ふと目の前のワイングラスを見て、昨夜は飲まずに寝てしまったことを思い出しました。
二人とも疲れが出たのか、お風呂から上がってビールを飲んで、そのまま睡魔に襲われたのです。
ああ・・・、残念。・・・・・
しかしその分、いつもより早く目が覚めた(?)のだし、朝の散歩をすることにしました。

外に出ると、塵やごみが空気中からすっかり払いのけられて、透き通るような水色が頭の上いっぱいに広がっていました。そこに出来たてのわた飴のような薄い雲がかかり、これまた惚けたように上を見たまま。 おいしそう・・・。
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バンガローの間の小路を縫い歩き、目の前に広がる光景はまたしても
「フィンドホーンみたい・・・・・・」。
はるか昔の思い出がふつふつと小さな気泡となって、胸の中に湧き上がってくるようです。
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もっとも私がスコットランドにいた頃は真冬で、例外の大雪となり、外気はマイナス20℃。
身も心も凍るような雪景色から比べると、今立っているここに雪はなく、温かく、身も心も光に包まれています。なのに、なぜこんなにフィンドホーンを思い出すのか不思議でたまりませんでした。
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懐かしさや切なさや愛おしさといったさまざまな思いと一緒に、周囲に満ちている澄んだ空気をいっぱい吸い込み、それでもまだ足りない、もっと吸っておこう・・・と何度も深呼吸を繰り返しました。
ああ・・・・もっとここにいたい・・・・。

外国映画で新婚旅行に旅立つカップルが、車にたくさんの空き缶をつないでガラガラと走り去っていきますが、ええ、わたしたちの車には未練という名の空き缶が、ガラガラと鳴り響いていました。
それでも、やがて見えてきた山々が連なる姿を目にすると、未練はどこかに吹き飛び、その神々しい姿に夢中。
関東平野に住む私にとって、山の峰が連なるさまは、とても珍しく感じるのです。
ああ・・・、九州もこんな感じだったなぁ。
以前一度だけ訪れた九州を思い出し、また両親が東北に移住して、初めて訪れた時に新幹線から見た山並みも思い出しました。
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その山に向かって、というわけではないのですが、なんだか人里を離れた山道に入りました。
「昼食はいっぱい食べるから」
というお友だちに任せたランチ。
(まさか、道を間違えてないだろうなぁ・・・・・・)
という思いは言葉にせず、所々にある“あぜみち山荘”という看板に、さらに不安は募ります。
だって「あぜみち山荘」なんて、「山」の字がなかったら、なんかアパートの名前みたいじゃないですか。

あぜみち山荘と書かれた下に、小さく書かれている椎茸の「茸」の字が見えて、
(きのこ料理かぁ・・・・・・)
と見当がつきました。
まったく駐車場らしくない所に車を止めるので、きっと山小屋風の“大人の隠れ家”みたいな場所なのだろうなどと、どんどん想像が膨らみます。
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なんだ坂こんな坂をハァハァいいながら登り、
(ああ、やっとついたかぁ・・・・・・)。
なんだかパッとしない看板を見上げた時、ようやく漢字とその言葉の意味が、頭の中でつながりました。
「茸」の字の前に、「松」がある?!・・・・・え! 松・・・と・・・椎茸? ・・・じゃなくて、松、と茸?!
  きゃ~ぁぁぁぁぁ・・・・・・!!!
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「だって、松茸を食べたことないって言ってたでしょ」
ええ、ええ、そうなのです。生まれてこの方、松茸という物体を噛んだことがありません。
インスタントの“松茸のお吸い物”なんていう、顆粒をお湯で溶かして飲んだことはありますけどね。
あと、“これ、松茸?”なんていうくらいに細かくみじん切りされた物が入っているゼリー寄せ、とかもありますけどね。
このキノコの形そのままの姿焼きとかは、自信を持って
「今までかつて、食べたことがありません!」
と誓えます。(別に誓うようなことでもありませんが)。

とにかく、松茸のためなら、なんだ坂こんな坂の上に、さらに階段が天に向かって伸びていようとも、
「こうなったら天まで昇ってやるわい!」
てな勢いで、辿り着きました。・・・・・・ゼイゼイ・・・・・・(苦あれば楽ありだわ・・・)←と言い聞かせる
それにしても、なんだか海の家みたいな佇まい。・・・
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でも、この暖簾。立派に料亭(?)のような雰囲気を出しています。
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そして暖簾をくぐれば、見てみぃ~っ! と言わんばかりの松茸が山盛り。直売所です。
ここのおばちゃんが面白かった。値切る客との交渉は、まるで置き屋の遣り手婆のよう。かと思えば、誰彼となくカリカリ梅の焼酎漬けを食べさせる。
「アタシが漬けたの。おいしいでしょっ!」
世の中すべての人とお友だちのような口ぶりで、とにかく口と手がよく動きます。
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基本的に、ここは予約制です。
けれど必ず、ここに名前を書かされます。
「予約したんですけど・・・・・・」
ここに来た誰もが、このフレーズを口にしていました。
「皆さん、名前を書いていただいています」ブー。
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ブーといわれ、ブーとして待ち、順番が来てようやくお通し。・・・じゃなくて、これはクーポンのおまけです。
鶏肉(キジ肉?)とキノコのお醤油煮、という感じでした。
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こちらが、お通し。
黄色い方が辛し和え。これは酢がちょっと入っており、辛みと酸味が絶妙でした。
もう一つは、地元ではよく食されるXXというキノコだそうです。(ちょっと名前を忘れました)なめこをちょっと大きくしたような物で、こちらも醤油味でおいしかったです。
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さて、ここからが本番。ウォームアップが終わって助走に入ったという感じでしょうか。
「これが、土瓶蒸しぃ~?」 おぉ、テンションが上がる!
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では早速、お味見を。・・・・・・・
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はぁ・・・・・・ こりゃたまらん! ・・・・・・
「ここに酒を入れて飲んだら、きっと美味いねぇ」
と思わずつぶやいたら、
「松茸酒というのがあるよ」
と、メニューを見せられました。
(うわぁ・・・・500円なら飲んでみたい!)
と心はガッツリ食い付きましたが、
「そんなぁ・・・・運転手が飲めないのに、私だけが飲むなんて・・・・」。
心優しい私としては、やっぱり一人で飲むなんてことはできません。(;_;)
ああ・・・・、松茸酒・・・・・・。

なんて憂いている場合ではないのです、実は。
あまりにも美味しい土瓶蒸しの中身をチェックしなければなりません、料理実験家としては。(ええ、誰もが「料理研究家」の肩書を使っているので、私は「料理実験家」と言うことにしていますの) 
あ、これは、松茸の小間切れを一つ食べた後です。
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じっと土瓶蒸しの中に見入っている間に、松茸鍋がやって来ました。
ああ、なにやら忙しい! 松茸づくしで興奮してしまう・・・。
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松茸の天ぷらも食べなくちゃ。・・・ああ、忙しい忙しい・・・・・・
ありゃ、天ぷらは松茸ばかりじゃないのね・・・・・というか、松茸は1本? 2本?
他はカボチャやいんげんや・・・・覚えていません。
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忙しさはまだまだ続きます。
いよいよメインイベント! 松茸の、す・が・た・焼・きぃ~!!!
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む・ふ・ふ・ふ・・・・・    マツタケを待つたけ・・・・・(/_^;)
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ありゃ・・・、男には伸びない鼻の下が、松茸に伸びてるじゃないの、アタシったら。・・・・

だって、見てくださいませよ、この逞しい松茸さまを!
火に炙られて、じりじりと切り込みが開いてのけぞってくるのでございますよ。
ああ、エロティック・・・・・・。 ふぅーっ・・・
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これに大根おろしを乗せ、かぼすをキュッとしぼり、お醤油をちょんちょんとつけて食べるのだそうです。
はい、やってみます、喜んで。
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もう、私の人生やり遂げました。(?)何も思い残すことはありません!
はいはい、そうかい、・・・・・・そんなことより、もう胃の賦がはち切れそうなほどいっぱいいっぱいで、何も考えられません。 ギブアップ・・・・!
というところに、松茸ご飯と香の物、そして松茸のお吸い物が出てきます。
松茸ご飯とお吸い物は、おかわり自由だそうです。・・・・・・無理です、おかわりなんて。・・・

ところが、誰もがご飯をおかわりします。
実は、食べきれないご飯は、お持ち帰りができるのだそうです。
部屋の隅には、お持ち帰り用の容器とビニール袋などが用意されていて驚きました。
いやぁ、太っ腹~!

あ、私の腹も太い腹に・・・・・・。
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もう当分、松茸は見たくありません、ブー。
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そんなことはまったくありません。
それどころか、次回来る時には二人で松茸酒を飲める方法を考えなければなりません。

えっ?・・・・また来る気でいるの?・・・・・・アタシったら。・・・・

最後に、幸せのお福分け話を一つ。
お店を出たところに、窓から見えていた山の由来が書かれていました。
どうやら、コウノトリがここら辺に生息していたらしいのです。
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あのコウノトリ? 子どもを運んでくるという、あの鳥?

童話の中でしか知らないコウノトリが、ここにいたなんて! 
まさかこの年になって、本当にコウノトリが子どもを運んでくるとは思っていませんが、子どもが秘める限りない可能性という宝物を運んできてくれる、かもしれません。
そんな気がして、やっぱりなんだか縁起がいいと思いました。

松茸とコウノトリ・・・・・・ふむ、やっぱりこりゃ吉兆だね。・・・(?)

これを読んだあなたにもコウノトリが福を! ふく(福)っとお願いね。d(^.^)
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by anrianan | 2013-11-01 07:54 | ■とりあえず日記
軽井沢の旅 -1-
基本的に、あまり「国内の旅」というものをしなかった私が、今年は2回目の旅に出ました。
旅などというと、菅笠をかぶって手甲脚絆で歩かねばならないような気がしますが、おともだちが車を運転するというのですから、私は助手席に座っているだけ。 
(ああ、楽ちんだぁ~! 座っているだけで、どこかに行けてしまうなんて、どこでもドアみたいじゃないかぁ~♪)
と思っているうちに、高速道路から脇道に逸れました。
「え? もう軽井沢?」
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「トイレタイム」
と言われて、ああそうか・・・・・・と納得しながら、ひどく長い間この“パーキングエリア”という場所を訪れていなかったことをしみじみ感じます。 つまり、車に乗ってなかった、ってことね。
「うわぁ~! なんだか、もうここで満足だわぁ~!」
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「ああっ! おやき! おやき!・・・・・・・」
今すぐに買わねばならない気になるほど、私のコーフンを誘うおやき。
トイレなどさっさと済ませ、買うべきか買わぬべきか、二度三度・・・・四度と店の前を行き来しますが・・・・。
(もうすぐお昼を食べるって言っていたしなぁ・・・・・・、でも「おやき」は食べなくちゃなぁ・・・・・・・)。
でも本場(信州)にこれから行くのだし、そこにはもっといろいろなおやきが売っているだろうから・・・と諦めました。
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その、お昼本番はこれです。
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いや、別にあげやきそばのソバだけとお茶というわけではありません。
これは、日本蕎麦を揚げたもので、とにかく後を引きます。
ええ、信州といえば蕎麦でございましょ。そして「蕎麦」と一口に言っても、各地それぞれの蕎麦がメジロ押し。

ということで、季節労働でお世話になる方で小諸出身の方がいることを思い出し、その方にいろいろと詳細を伺って“小諸そば”を食べることにしました。
「小諸そば! 私、よく食べますよ!」(新橋で)
と言ったら、あの“小諸そば”というのは店の名称だけで、蕎麦が小諸そばというわけではないのだそうです。
なんでも、「小諸そば」というゴロがいいから店の名前にしたとかで、
「それって詐欺じゃないですか?!」

とにかく、そんな話を聞いたら、なおさら本場の小諸そばを食べてみたいと思ったわけです。
すると、以前にテレビ朝日の『ゆうゆう散歩』で小諸編の特集があったということで、録画してあったDVDをいただきました。
ええ、そのDVDを見たら当然、その道筋を辿ってみたくなりました。
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ということですから、お蕎麦は、加山雄三さんも食べた「そば七」で食べることにしました。
ジモティー(地元)の方のお話では、「丁子屋」というお店が古くからあるとのことで、きっとそっちのお店もおいしいのだろうと悩んだのですが、・・・・・テレビで見てしまったお店に行ってみたい・・・というミーハー・・・・。

でも行った甲斐がありました。
見てください、この天井!
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天井がどーした、といわれると、ええ・・・・・・つまりは建物が古いから、タイムスリップしたような気分なのです。
昔の建築物がそのまま使われており、この天井の穴(煙突?)の下に囲炉裏があったそうです。
首の運動になるほど、上を見上げたまま四方八方を眺め続けました。
こういう建築物は、国が守っていかなくちゃいけないよなぁ。・・・・
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そして、注文を聞かれてようやくメニューに目をやり、
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「えっ! 石臼びきそば?!・・・・・・・」
(しかも「うんまい」と書いてある・・・・・・・)
こりゃあ・・・・・・、いくら貧困層の私でも、今を逃したら一生食べられないかもしれない! ということで、当然“うんまい石臼びきそば”にしました。 
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向かって左端の白いつゆが、そばつゆです。
これはこのお店特製の、辛み大根のしぼり汁。 ええ、辛かったです、期待通りに。
もともと私は、そばつゆに大根おろしを入れて食べるので、大根おろしのないそばつゆなんて考えられません。
え? でも、ここにネギと鰹節と味噌っ?!・・・・・ 付け合せに、じゃがいもと味噌! 
(おぉ、これが信州みそか・・・・・!)

小諸そばは歯ごたえがありますが、話を聞いて想像していたほど固くはなく、マモル君(父)の打つ蕎麦に似ていると感じました。 ええ、みんなが父の蕎麦をおいしいというのですが、本当においしいのかもしれない・・・と、初めて思いましたよ。

お店を出ると脇には、骨董屋さん。(箪笥が屋根に乗っかっている!)
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江戸時代を思わせる古い造りの店が並ぶ向こうに、見慣れた近代ビルの「つるやホテル」。 
なんだかガッカリします。
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さて次は、ワインの産地でもあるのだから、とまんず(先ず)ワイン工場に向かいます。(^_^;)
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どうせなので工場見学ツアー(ものの30分ほどです)もしたのですが、ちょうどブドウが発酵している時期という絶好のタイミング。 周囲は甘く芳醇な香りに包まれていました。
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上等モノは、この後木樽で寝かせるのだそうです。
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見学の後には必ず「試飲会(買い?)」というものがついているものですが、運転手は飲めないのだから、私も今日は我慢しようと思っていたら、
「二人分、頑張って!」
なんて言われるものだから、じゃあ・・・・・・仕方ないか。
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仕方ない、というよりは、試飲に没頭しております。・・・・・だって、今夜飲むおいしいワインを調達するためにも・・・。
・・・・・・使命感ですよ、使命感!

この後は、近くの日本庭園「万酔園」を散策。 
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小雨が降っているので、人がいません。 これはこれでよし。
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さて、再び小諸を抜けて軽井沢へ向かう途中、その小諸銀座を抜けるところで、なにやら古めかしい建物(私好み)を見つけ、思わず車内からシャッターを押しました。
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「旧小諸の本陣」と書かれた向こうに、「重要文化財」との文字を見つけ、なにやらホッとしました。 
こういう物は遺してほしい、とつくづく思います。
そういえば、ここはちょっと前まで(50年ほど?)病院として使われており、そこで生まれたという話を、小諸出身の方に聞いたことを思い出しました。
こんな場所で生まれるなんて、なんだか羨ましい・・・・・・。
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さて、ここはその小諸藩のお城跡です。
通常、お城の下に町が作られて「城下町」と呼ばれますが、この小諸城は町よりも低いところに建てられた、
という話を、すぐ後から来たツアーのガイドさんが話していました。
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職場にも“城好き”の人間がいますけど、こういう歴史を感じる大きな建築物を間近に見ると、私も城好き人間なのかもしれないなどと感じます。 どれだけの人間がかかわり、その一人ひとりに人生のドラマがあったのだと思いをはせるだけで、壮大な時空間を生きているのだ、と不思議な気持ちになります。
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このトンネルの向こうに、大門があるのだそうです。
大正門とこの門の間に、鉄道が通ってしまったんですねぇ・・・・・・。
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現在は、城跡が公園になっており(「ゆうゆう散歩」で知った)、その公園の中には弓道場もあります。
(ここだ、ここだ、「ゆうゆう散歩」にも出ていた!)
ちょうど、弓を射るところだったので、私たちも静かに見つめます。
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こちらが的。 ・・・・・・残念! (先ほどの一本は当たっていたのに)。
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弓道でも心が静まりますが、小雨が降っているせいか人が少なく、この公園内が凛とした静けさに包まれています。
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その中で目についた、恐竜の足!・・・・・・と思えるような、木の根元。
近づくと、さらに爪を伸ばした大きな恐竜の足に見え、その足周りはかなり太い。
まるでこの公園の護り神のように思えました。

スコットランドのフィンドホーン共同体という場所でひと冬を過ごしたことがありますが、その時に訪れた原生林を思い出しました。人があまり踏み入れない原生林では、言葉を発することを禁じられます。ただ黙って雪を踏みしめて歩み、大きな樹に手や背中を当てたり、抱きつく人もいたりして、各々が木と対話をするのです。
私はこの恐竜の足元に、畏怖の念を抱きつつ近づきました。
ごわごわした樹皮に手を当てて、これからもこの地の自然が護られますように・・・・・・。心の中で念じました。
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さて、それから展望台に行ってみると、城上町のはずだったのに、いつの間にか城下町になっていてビックリ。
敵から攻められにくい地の利を活かして建てられたお城だったことが、ようやく分かりました。
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まるでNHKの歴史ヒストリーの案内役になったような気分で公園を出ると、そこは新橋の駅前。
あ・・・いえ、違います、ついついSL機関車を見ると、新橋の駅前広場にもSL機関車があるものですから、なんとなく見慣れた風景に思えてしまいます。
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あ~、旅をするとなんだか盛りだくさん! ようやく本日のお宿です。

はい、これはお宿までの地図です。・・・・・なんと、バンガローに泊まるんですねぇ。
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森の木立を抜けると、そこには質素な佇まいのバンガローが。・・・・・・
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な、なんだか・・・・・・ここ、泊まれるのかぁ? と心配してしまうような外見。
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ところが、そこに私たちを待っていたのは、温かくオレンジ色の照明で包まれた木のぬくもりと、てるてる坊主。
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寝室の方を覗くと、そこにも暖かい灯が。・・・・・・
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かなり肌寒かったので、十分に温められた部屋の中に入って、これまたフィンドホーンを思い出しました。
北端に位置するフィンドホーン共同体では、バンガローかキャンピングカーに滞在します。
私のように期間限定滞在の人がほとんとですが、中には住民もいます。彼らのバンガローは木のぬくもりで囲まれ、厳寒の外から薪ストーブで温められた室内に入ってくると、それだけで安堵感と平和な気持ちで満たされるのです。
そんなことを彷彿とさせるバンガローで、懐かしさと感動でいっぱい。 言葉になりませんでした。
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こちらも木のぬくもりいっぱいですが、ここは夕食のために来た「アトリエ・ドゥ・フロマージュ」という、チーズ料理がおいしいというお店です。
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これは前菜。 野菜をチーズに突っ込み(お下品な表現で失礼)、チーズフォンデュのようにして食します。
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この他に、ホエー豚のソーセージオーブン焼きやきのこピッツァ(皮は薄くてパリパリ)、最後にチーズカレーなどを、ワインとともに胃の腑に流し込み、二人とも妊娠6か月くらいの腹になってバンガローへ戻りました。
うぅ・・・・・、腹もいっぱい! 胸もいっぱい! 幸せ過ぎて、眠れない・・・・・・・。
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というわりには案外あっさりと寝てしまいましたが、こうして軽井沢の夜は更けていきました。

翌日の二日目は、またまたビックリ玉手箱! へ続きます・・・・・・。

おいしい食事は、すばらしいS〇Xに匹敵する、と聞いたけど・・・・・・、
まったくホントだね! に、ぽちっとお願いね。d(*^m^*)

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by anrianan | 2013-10-30 14:55 | ■とりあえず日記
夏の旅
ドライブの旅、何年ぶりだろうか・・・・・・。
と考えても、まったく思い出せないほど遙か彼方の記憶なので見当もつかない。
大体、おナカさん(母)が車付きで岩手に移住してしまって以来、私は“家付きカーなしババァなし”の身になってしまい、せっかく湘南ガール(?)だというのに、ビーチという光景を目にすることがなくなった。

あ、江ノ島が見えてきた! (だから、興奮して大分カメラが傾いている)
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車は鎌倉や藤沢を通り過ぎ、熱海も通過・・・・・・とうとう伊東までやってきた!
のだが、ちょっと腹ごしらえということで、なにやら坂を登り始めた。もちろん、車で。
普通の住宅街らしき所を通り抜け、ブーゲンビリアがアーチのようになっているレストランでランチ。

私は「スパイシーカレー」という・・・・・・つまり、カレー。
これが辛くないカレーで、塩や胡椒を思い切り振りかけたいところであったが、残念ながらテーブルの上に調味料類がない。
芯友(シンユウ)が食べたシーフードクリーミーパスタは、バツグンに旨いっ!
(なぜ、こんなにおいしいパスタを作るお店が、このようなカレーを作るのだ?)
世の中には不思議なことが尽きない。
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ところで、このお店は階段を上がって2階部分なのだけど、3階はギャラリーになっていた。
3階へ通じる壁面と階段、そして手すりは全て真っ白で清涼感に溢れ、まるで船内のように思える。
これでギャラリーは無料というのだから、行ってみないと損という気にもなるというもんだ。
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窓に、オバサンの横顔(アート)が張り付けられて、その向こうは水平線。 
その水平線の先には三浦半島や房総半島があると聞いて、2度目の不思議な気持ちになる。
そう、まるで外国に行って、自分の住んでいる日本を見るような・・・・・・。大袈裟か。

お店を出たところで、記念に一枚撮ってくれるという。
この頃では、あまり老けた自分を直視したくないのだが、“記念”といわれると何となく“撮ってもらっておこうか”という気になるから、これまた不思議(3回目)。
旅と同じくらいに被写体になること久しいので、思わず恥ずかしくなり、それをグッと隠していたが、よく見ると手を握りしめるのを堪えている。・・・・・・や~ねぇ。
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ようやく目的地のホテルに到着。
こじんまりとしたペンション風、されど温泉付き。ベランダは宮殿風。
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夕食は、3階の部屋から一階分下りた食堂。
もう少し涼しかったら、あのベランダで食べたいのだけど。・・・・・・
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この夜はしたたかに飲んで、飲んで、飲んで・・・・・・話して、飲んで・・・・・写真は撮り忘れた。
これは、前菜のマリネ。
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一番最初に食堂に入り、一番最後まで飲んで食べていたというのに、部屋に戻ると再び「乾杯!」
酔っぱらいすぎて知らない内に眠っており、深夜に目覚めた私と芯友は暗闇の中、離れの露天風呂へ。
足元もおぼつかなく、持参したキャンドルを頼りにうらぶれた露天風呂小屋(?)にたどり着いた。
目の前には、かすかに大島の灯が見える。その明かりと同じくらいの星が、夜空にも散らばっていた。
そんなミッドナイトの冒険に興じていたが、明け方近くになって再び意識不明。

気づけば、明るすぎる陽光が部屋いっぱいに溢れており、ラベンダー色のカーテンは遮光効果ゼロ。
日が昇るにつれて、がんがんにエアコンをつけても暑い! エアコン苦手な私でも、こりゃたまらん!
まるでわが家の寝室のようではないか。・・・・・・

というわけで、遅寝と深酒、深夜風呂で寝不足のはずなのに、8時からの朝食には余裕綽々の起床となる。
それにしても、・・・・・・・ふーん、朝食ってこんな感じでいいのかぁ・・・・・と妙な感心をしている自分がいる。
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だって、スーパーで売っているようなハムが2枚、ペロリとお皿に乗っているんだもの。
スクランブルエッグも味がついてないし、サラダもお上品な盛りつけ。 ふ~ん・・・・・・参考になるなぁ。(?)
ということで、泊まったホテルの前で記念撮影2回目。(ちなみに、傍らの車は他のお客さんの車です)
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ここから城ヶ崎の吊り橋に行った。
サスペンス劇場などのロケに使われるらしい。 おぉ! 
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それを聞いて一気に名取裕子になった気分になる。
崖の淵に犯人を追い詰め、事件の真相を解説するわけだ。

なのに、追い詰める側よりは、崖っぷちに追い詰められる側のようなアタシ。
いつも崖っぷち人生の女は、実際の崖っぷちに立ったらへっぴり腰になり、ついには吊り橋を背景に撮ってもらうことにする。
しかも、しゃがんじゃうし。・・・・・・ 
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ところで、面白い看板を発見した。
えっ! ひっぱたき丼?! え~っ!!
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と超喜びながら、よーく見てみたら「ひっぱたき」ではなくて「ひったばき」だった。
ひったばき?・・・・・説明書きによると、“アジを手でひったばき(ひっさばき)・・・”、つまり手で引き裂いたアジの丼ということらしい。・・・・・・ああ、面白かった。
実際に食べたランチは、こちら。 海鮮丼。
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芯友は、煮付け定食。 これが有名らしい。とにかく金目鯛が丸ごとだから、その大きさにビックリした。
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このお店に入る時、本当は別のメニューが私の目に飛び込んでいた。
「伊勢エビ定食 2000円」!
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でも、ご馳走してくれるというものだから、つい慎み深い私は遠慮してしまったのだ。
すると、後から来た客が、
「まだ伊勢エビ定食ありますか?」
と聞くではないか。
「あと、一食分」
と、おばちゃん。

その途端、ああ・・・・・! と私は深く後悔した。 
アタシだって食べたかったのにぃ・・・・・・・!

そしてもっと後悔したのは、芯友の
「伊勢エビ定食って聞いて、ピクッとしたよ。メニューにはなかったよねぇ?」
という言葉を聞いた時。
ああ、やだぁ~! 二人とも食べたかったんだったら、やっぱり頼めばよかった。
一期一会っていうじゃないか。
もう伊勢エビ定食に出会えることなんて、ないかもしれないんだからぁ!

食べ物の恨みは恐ろしいと言うが、今回の旅で唯一の心残りである。・・・・・・


伊勢エビ定食に再会できるように、ボチっ!とお願いね。d(-_-;)
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by anrianan | 2013-08-20 09:43 | ■とりあえず日記