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廃棄物業者に弟子入り一日体験
先に記した通り、1月14日(火)に雨漏り屋根の修繕が始まり、きっちり予定通り、昨日(28日)終了した。
下の写真は、その際に出た廃棄物。
これはまだ途中の段階で、実際にはもっと多く、最後には美しく整頓したように高く積み上げられた。
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さて、
“せっかく廃棄物業者が来るのだから、裏の朽ちかけた物置小屋とその中の物も、全部持っていってもらったら?”
という有難い提案をいただき、さらに
「家の中に置いてある、壊れたテレビやストーブも持っていってもらったら?」
ということになった。

はいはい、言うのは簡単。でもね、壊れたストーブ5台、テレビ3台、それらは「台」として使われており、その「台」の上にはゴッチャリと雑貨やCD、本などが乗っかっておるのですよ。
その「台」がなくなってしまうということは、そのゴチャゴチャして物たちを、どこに持っていきゃあいいんだい! という悲鳴をあげながら(心の中で)、とりあえず段ボールを持ってきて入れたり床に置いたりしている内に、ストーブ5台とテレビ3台は家の外に運び出された。
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(ああ、すっきりした~!)
というのと、
(ああ、この箱に入れた物たちを、どーしたらいいんだい!?)
が、私の中で一気に撹拌される。

ところが、人生始まって以来の感動体験はここから!
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わが家の西側に2つ並んでいる朽ちかけた物置小屋。
東京で暮らした10年を覗いて、高校生のときからこの家に住んでいるが、一度もこの小屋を利用したことがない私。
自分では何もここに入れたことがないのに、なぜか前から探していたスーツケースが入っていたり、東京で暮らしていたころの食器類が入っているのを発見して驚いた。
そう、つまりは、おナカさんが何でもここに仕舞い込んでいた。

だもんだから、突然ここを廃棄業者さんに片づけてもらうことになって、一応中の物を確認しなければと不安に包まれてしまったわけだ。

今まで私とは無関係だった物置の屋根は、風雨に曝されて、全開・・・・・・。
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空を見上げながら、
(私が片づけるなんて・・・・・・)。
無関係だった男の死に水を取ってやるみたいじゃないか・・・・・・。

これは、山と積み上げられていた訳の分からないカバンや箱を、大方取り出した後。
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汚なすぎて怖い・・・・・・しかし、急に業者さんに頼んだ手前、私も一緒に手伝わねば・・・・・・。
そして、ほとんど崩れそうな物置なのに、頑固オヤジのように簡単に崩れない。ネジが錆びたり腐ったりして外れない。
大工さんまで見かねて手伝い始める。
「いやぁ、こういう状態なら、ちゃんとそれなりの道具を持ってきたんですけど」
という廃棄業者さんに、
「すみません、急にお願いしちゃったもんで・・・・・・」
と謝る私。
「いえ、こちらの連絡ができてなかったから・・・・・・」
と大工さん。ほんとはウチで壊しておかないといけなかったんですよ、なんて言ってくれる。
(ああ、なんてこの人たちって、いい人なんだろう・・・・・・)。
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だから、ウェッ・・・と吐きそうになる物置の床にもめげず、アタシも片づけなきゃならないよ!
と叱咤激励し、雨水が溜まったバックの中の物をひっくり返して出せば、再びウェッ・・・となりそうになる。
(なんだよぉ・・・、アタシの物なんか何もないんだぞぉ!)
なのに、なんでアタシがこんなドロドロの気色悪いものを片づけるのさぁ! と心の中で半泣き。
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そして、解体したり切り離したりした重い鉄材を一枚ずつ抱え、狭い脇道を何十回と往復して運ぶ。
それでも運びきれない、というよりも、今度は玄関前に積み上げる場所がなくなってしまった。
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全部積みきれるのかしら・・・・・・、と本気で心配になるほどの廃材を、このトラックに積むのだ。
「ええ、大丈夫ですよ」
いとも簡単に言ってのける業者さん。
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この業者さんは、私よりもずっと若く、“お兄さん”という呼んだ方がピンとくるイケメン(の部類と思う)。
身長は160センチと小柄だが、顔の肌が白くてきれいで目元が涼しげだ。ずんぐりとした体型で力持ち。
大きな物もポイッ! と軽々と投げ入れる。そして、運動神経の良さを感じる。
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それもそのはずで、学生時代から社会人になっても器械体操の選手だったのだそうだ。
種目別では優勝したこともあるというから、かなりの選手だったことが伺える。
「へぇ! 私も中学生の時、器械体操部でしたよ!」
と盛り上がり、
「ああ、だから体がバランスを覚えてるんですね。力もありますよね。普通、この鉄板を持てませんよ」
なんておだてられ、私は豚が木に登るように、トラックの渡し板に登ってしまった。
この太った内村選手のようなお兄さんは、社会人になってから、両足のアキレス腱を切ってしまったらしい。
それで十キロ以上太ったなんて話をしながら、ちょっとだけお茶の休憩を挟んで昼抜きで3時まで働いた。
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夕方からもう一軒あるんですよ、と言いながら、さすがプロだという手際の良さ。それに丁寧な仕事だから、ただただ頭が下がる。
聞けば、6歳の時からこの仕事をする父親の手伝いをしていたとのこと。
ああ、だからかぁ・・・・・・。
農業でも何でも、子どものころに体得したことというのは、大人になってから得たことよりも、抜きん出た勘所のようなものを感じる。

さて、太陽がやや西に傾き始めた頃、やっと積み終わった。
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大量のゴミが運び出されてホッとし、良い出会いに感謝感謝・・・・・・。

一夜明けて翌日、改めて更地になった物置後を見てみる。
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ん~、朽ちかけた物置があったなんて、信じられない!

土と埃で鼻の穴まで真っ黒になったあちきに、ぽちっとお願いね。d(^..^)
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by anrianan | 2014-01-29 13:17 | ■住まい
熱海梅園
熱海と言えば、その昔はハネムーン先で有名だったそうですが、時代の流れとともにハワイにそのお株を取られ、今や温泉地としても苦戦のイメージ。そこで今回ワタクシめがハネムーンで・・・・・・ではなく、お友だちと梅を見に熱海梅園に行ってきたというウメェ~お話。

もちろん温泉地ですから、温泉にどっぷり浸かって加齢をくい止め(?)、美肌を蘇らせよう! という無茶な企みも。
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熱海駅を出てすぐ右前方に「平和通り」という、見るからにおカネをじゃんじゃん落としそうな、楽しげで心ときめく土産物屋が並んだ通りがあります。その通りの右側に、伊東園ホテルはありました。
チェックインしたら、まずは温泉に入り、夕食に備えます。

夕食はバイキングで、九つに区切られたプレートに好きな物を取りますが、エビ好きの私は甘エビを山盛りに。
本当は2-3個分の仕切りに盛り付けたかったのですが、それではあまりにもハシタナイ・・・と、花も恥じらう中高年。
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はい、ビールサーバーにはあっという間に長い列ができましたからね、誰もが二杯ずつ貰っていきました。
こういう時、いつも思うのです。
「千手観音っていいなぁ・・・・・・」。

さて本題の「梅園」の方ですが、今回花が遅れているとのことで、入場無料!
ほんとにちらりほらりの咲き具合でしたが、それでもこんなに可愛い花が咲いていました。
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園内の奥の方からは、なにやら太鼓の音が聞こえてきます。
この音を聞くと、一気に花もパッと咲きそうなお祭り気分になるから不思議です。
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地元「飛龍高校」の学生たちでした。
まっすぐで純粋な彼らのエネルギーが、真っ青な空にスカッと昇っていくようです。
おお、まさに飛ぶ龍のごとし・・・・・・!



園内は自然遊歩道のように美しく整備され、道々試食の海苔やお茶などが差し出され、食べるのに忙しい。
差し出されると、気の弱い私は断りきれません。(いえ、断りたくないだけ)
またバラ売りしているおまんじゅうや梅マカロンなんてものは、どうしても味見したくて買ってしまいます。
この食べ歩きが、楽しいんだなぁ・・・・・・♪ なんて思っていたら、目の前に滝が見えてきました。
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この川の中の緑の草は、ワサビだそうです。
うわぁ~! こういう小川が庭にほしい~! (妄想族の復活です)

この滝の裏側にトンネルがあって、そこを入っていくと滝の裏側を見ることができます。
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この光景を見た時、映画『ラスト・オブ・モヒカン』を思い出しました。
確か、彼らが逃げている途中にも大きな滝があり、その裏側を通る時に同じような場面があったのです。
気分はすっかりラスト・オブ・モヒカン。 アタシの前世は、きっとインディアンだわ。・・・・・・(?)
滝の裏側街道を出ると、光を浴びた水しぶきがすぐ間近にあり、なんだかとても感動しました。
ああ、滝も庭にあったらいいなぁ・・・・・・。
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この門を入って来た時から、なんだかチャングムに出てきた家みたい! と興奮し、
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すっかりチャングムになった気分で撮ってもらった写真を見れば、ただの呆けた顔になってます。・・・・・・
でも、よーく私の後ろを見てくださいませ、 チャングムの時代の韓国人がおりますでしょ?
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最後に、ここは「韓国庭園」と名付けられていたのかと気づきます。
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さらに少し進むと、韓国の次は純和風の家が見えてきました。
うわぁ~! この家、なに?! すばらしい!
なんとなく大正か昭和初期を思わせるその佇まいは、やたら私のツボを刺激するのです。
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やっぱり同じポーズで縁側に座り、今度は大正ロマン。
あ、でもさっきの方が(韓国の家)座りやすい・・・・・・そうかぁ、足元の石が高いから膝が高くなって、体育座りのような感じになってしまうのです。日本家屋は床下が高いので、縁側に上がる石も高いのかもしれませんね。
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縁側に座って見た内側は、日差しをふんだんに浴びていることもあって、なんとも穏やかな空気が流れています。
しかも窓は、木枠のガラス窓! 雨風は吹きこんでくるでしょうけれども、なんとも優しいぬくもりを感じます。
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全体を撮っておきたいとデジカメを構えていたら、・・・・・・あ! 座敷わらし!
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な筈はありません。 (^_^;)
この家は、中を見学することができるのです。
この写真ではたまたま男の子が一人しか写っていませんが、いつも数人の人が二階や一階の廊下などを歩き回っており大盛況でした。ということで、ここは「中山晋平記念館」です。

※1887(明治20)年3月22日-1952(昭和27)年12月30日。多くの傑作といわれる童謡・流行歌・新民謡などを残した作曲家。長野県下高井郡日野村(現・中野市)出身。(ウィキペディアより)
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さて一通りぐるりと見終わり、
「梅園から熱海の海岸まで歩いていこうか!」
と意気揚々歩き出し、バス停まで来た時に時刻表を見たら、あと三分でバスが来るではありませんか。
「やっぱりバスで行きましょうかね」
とあっさり予定変更です。

熱海の「銀座」で降りたら、この町の橋はなんともアート。
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熱海が一世を風靡していたころは、東洋のナポリとも言われたそうで、
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オォ~、ソーレ、見よ~!
と思わず叫んでしまいそうになった、美しい波止場。 いや、波止場とはいわないのか・・・マリーナですね。
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このマリーナには、恋人の聖地、だっけ?・・・・・・岬、だっけ?・・・・・・要するに、恋人と手を交差させて置くと成就する、という石があります。 ほら、恋人たちが写真を撮ってるよ。・・・・・・
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傍らには、ハワイのワイキキを彷彿とさせる(?)浜辺が。
そう言えば、昔ハワイに住む人から聞いた話ですが、
「ワイキキは日本の熱海」
と言って、地元の人たちはほとんど行かないのだそうです。
たぶん、熱海がハネムーンで賑わっていたころの様相を言っているのだと思いますけどね。
今はとっても静かなもんです。
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温泉と梅を愛でる旅はあっという間に終わり、なんだか名残惜しいので、横浜で軽く食事をしながら反省会をして帰ることにしました。
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MORE’Sの上にある、野菜のおいしいイタリアレストランで、“カリフラワーと大根のマリネ”や“北海道のほんとうにおいしいジャガイモ”、“カキフライ”を食べ、そして“とんぶりとたらこの青ジソパスタ”で締めて、本当に旅も終り。
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ああ、おいしかった! 楽しかった! と何も反省することはなく、極めてすべてに恵まれた美肌蘇り作戦の旅。

あ・・・・・・、蘇っていない、かも。・・・・・・


ウメェ~具合に行かないもんだ、人生ってやつは・・・・・・と思うあちきに、今日もぽちっとお願いね。d(*^_^*)
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by anrianan | 2014-01-22 11:55 | ■とりあえず日記
雨漏りしない屋根になります
わがボロ家の雨漏り歴は9年目に突入している。
雨が降って最初に天井のシミを見つけた時には、そりゃあビックリし、慌てふためき、大ショックを受けた。
近いうちに屋根裏の板が腐り、屋根が崩れ落ちてくる図が浮かんでしまい、なんとかしなければと焦るが、どうしてよいのか分からず、人に相談すると
「早くしないと、100万単位でおカネがかかるよ」
などと言われ、“100万”という金額を聞いた途端に、なにやら戦意消失というか諦めというか。

そう、この時に諦めていなければというのは、後の祭り。よって、今回の雨漏り修理は当然100万を軽く突破した。
今になれば、雨漏りが始まったころなら労災を使って支払ゼロの修理だって可能だったかもしれないのだが。

この9年の間に100万以上の支払いができるようになったのかといえば、相変わらず崖っぷちの貧困層だから、財政問題については、昨年ジーヤが手放した宮守の土地代金の一部が屋根修理代に配当されて解決に至った。

昨年の11月ごろからおナカさん(母)にせっつかれて修理業者を探し、4社に見積もりをしてもらい、値引き交渉などを行い、めでたく現在修繕中となっている。
いやぁ、なんでも体験してみると、実に面白い。
見積もり金額もピンキリだし、業者さんの対応もそれぞれだし。

ま、その裏話はそのうちに追々お披露目するとして今回、東京杉並区に会社がある昭和ルーフという会社にお世話になっている。ここは3番目に見積もりをしてくれた会社なのだが、営業の小川さんが若い割にしっかりして礼儀正しい。連絡も早いし説明も丁寧で分かりやすい。

一社を除いて、どの業者さんも屋根の上から状態を調べ、デジカメで写真を撮って見せてくれたが、この人は、
「押さえの一部が外れてしまっていたので、一応ですがテープを貼っておきました」
などと言いながら、写真を見せてくれた。 (↓ 応急処置前)
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こんな剥き出しになっているとは知らなかった。
そういえば、この間の台風の時に、庭に茶色の鉄板が落ちていたっけ・・・・・・と思い出し、どうりで雨漏りがひどくなった訳だぁ、と今更ながら納得する。
「応急処置なので、あまり効果はないと思いますが・・・・・・何もないよりはいいと思いますので・・・・・・」
と少し申し訳なさそうに言う。
いえいえ、あるとないとでは雲泥の差です。それに無料見積もりなのに、こんなことまでしてくれて。
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その時、この業者さんの見積額が一番安いといいなぁ、と思った。
いや、数万くらいの違いで高くても、この業者さんに決めたいなと思った、というよりは“決めた”自分がいたのだから、やはり営業の人によるところの力は大きいねぇ。

この地域はとにかく風が強くて、台風などの時には家全体がミシッと揺れるほど。
だから屋根の押さえの部分も、過去に二度ほどすっ飛んでいる。
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そうそう、今回見積もりをして分かったことは、こんなボロ家のくせに、やたらおカネがかかる屋根の設計になっているということ。なにしろ屋根の形が複雑で、山になっている部分が多いから、屋根材をその分多く使い、無駄も多く出るそうだ。
また一階に屋根があると、二階の壁とのつなぎ目に手間暇かかり、当然ここでおカネもかかる。
つまり、二階部分の屋根だけなら数日で済むのに、一階部分の屋根面積が多くて、工期も手間もカネもかかるというわけだ。

屋根はてっぺんだけの方が修理の時に早いし、安い。 家を建てるなら総二階に限る!
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さて、工事期間は2週間と予定されおり、その間おナカさん(母)が雪国からやって来てくれることになっていたが、おナカさんがいないと不便極まりないマモル君(父)の反対があって、4日間の滞在となってしまった。
「私が仕事で出ちゃう日があるから“いてね”って頼んだんでしょ?」
と私は猛抗議したが、とにかく怒りん坊のマモル君と波風を立てたくないおナカさんは、
「また工事が終わるころに何日か来るから」
と言うのみ。
まったくぅ~! だから昔の男は嫌だっちゅうの! だからアタシは結婚しなかったんだからね!
と腹を立てるも仕方がない。・・・・・・

とうのおナカさんは留守番で来たはずだが、ほとんど家にいることがなく、友だちに会いに行ったりしている。
先天性のお気楽性格だからこそ、あの超面倒臭い頑固ジーヤと暮らしていられると思われるのだが、年々老いていくごとに、おとぼけの技(ワザ)とおしゃべり好きには一層の磨きがかかってきた。

工事の1日目に、大工さんへのお茶出しの用意を済ませ、
「あとお湯を沸かして、ここに入れて出してね」
と頼んでいったのだが、そのお茶の時間におしゃべりが弾んだらしく(?)、大工さんの身の上や“今度の会社は何でもやってくれるから、いいところを選んだね”って言っていたよ、などさまざまな情報を仕入れ、私が帰宅すると延々と報告する。
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さらに“おナカさん”について記せば、次々とネタを生み出してくれる面白い人なのだが、一刻を争う朝の時間帯などはイラッと来ることも多し。・・・・・・
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例えば、ランチ用におむすびを作っていると、5-6歳の女の子がウロチョロしているのではないかと錯覚するほど、子どものように絶えず質問やら感想やらをしゃべくっている。
それにいちいち答えていたのでは時間がなくなるから、私は時たま“うん”とか“すん”とかいうだけで黙々と作業を進める。時には“ちょっと黙ってくれない?”との思いを込めて、横目でジロリと見やると、私の気持ちを察して“ぶふふふ・・・”と例の笑い声を発しながら、ちょっとの間は静かになるのだ。 
ちょっとの間、だけね。

いつも喧嘩になるのは、片づけ好きなおナカさんが、あちこちに食器をしまってしまうこと。
「あのピンクのお椀、どこに置いたの?」
「え~? ピンクのぉ~? ・・・・・・あったかなぁ」
と探す。
「いつも、ここに入れておいたの!」
と私。
「え~? 不思議だなぁ・・・・・・」
とおナカさんは食器棚をあちこち探す。 どっかに消えちゃって不思議だなぁ、などとのたまうのだ。

「あった所に入れてって言ってるでしょ!」
「だぁ~って、あった所が分からなかったからぁ・・・・・・」
「だったら聞けばいいでしょ? なんで聞かないの? 私だったら聞くよ!」
「だぁ~って、そこを(洗った食器を置いているカゴ)きれいにしてあげようと思って」
「それはありがたいよ、だけどオカーサンがいなくなってから、いっつも私が探し回って、その時間がどれだけ無駄か分かる?!」
「もう、分かったよ! もうやらないっ!」
おナカさんが開き直る。 でも「もうやらないっ!」というがまたやることを私は知っている。
「私だって、言いたくないんだよ! わかる? 言いたくないことを毎回言わせるんだよ!」
「わかーった!」
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怒りながらも、こうやって喧嘩をする日がいつかはなくなるんだなと頭の片隅で考え、こうして何度も同じ喧嘩を繰り返せることも、また幸せの一つなのだと思ったりする。
私は他人に三度以上同じことは繰り返さない。
二度は言うけど、この人には言っても駄目だなと思ったら何も言わなくなり、ひたすら接触しないように心がける。
おナカさんと何年も何千回も同じやり取りを繰り返すのは、私がおナカさんという人間を好きであり、尊敬をしているからでもある。 そのことを彼女は知っているのかどうかは判らないが。・・・・・・

帰る日、私も江戸で仕事があったので、東京駅まで見送った。
いつもなら新幹線が発車するまで待って、バイバイと手を振ってから仕事に向かうのだが、今回はおナカさんがいつもより一本早い時間のチケットを買ってきたので、発車まで待っていると仕事がギリギリになる。
新幹線の改札口で見送り、ちゃんと21番線ホームに上がっていくか見届けていると、いつもサカサカと足早に歩くおナカさんはあちこちを見上げながらひどく歩調がゆっくりで、その姿は心細げにも見え、私は胸がちくちく痛んだ。

でも最後にエスカレーターで上がって行きながら、おナカさんは振り返って私を見つけ手を振る。
その姿はいつも通り楽しげで、私は少しほっとしながら、見えなくなるまで無事を祈って大きく手を振った。
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いると騒がしく、いないと寂しい人。
でも、大怪我や蜘蛛膜下をやっているのに、不死鳥のごとく蘇り、惨いくらいにむくんでいる左足の痛みにも負けず、ちょっとくらいのことにはメゲず、明るく笑い飛ばしている彼女を見ると、私もこういうふうに年をとっていかなければと思うのであった。

来週の屋根修理が終わるころ、またこの騒がしい人がやってくる。

雨漏りしなくなる屋根に、祝ぽちをお願いね。d(^o^)/
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by anrianan | 2014-01-20 12:07 | ■住まい
困った時の食頼み・・・
ブログのネタに困った時は、食べ物の話。
一日として同じ日はないのに、書くことがないってどーゆーこと? と自分で突っ込みを入れるのだが、たぶん、こういう時は感性が鈍っているか、つつがない生活に感謝が足りないのである。・・・・・・

ともあれ、これは元旦に仕込んだ初鍋。
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ご覧のとおり、白菜の中を2匹のエビが泳いでいる。

元旦に親が住んでいる花巻から戻り、駅前の京急スーパーに寄った。食料を調達しなければならない。
(元旦早々に・・・・・・)
昔は、正月からカネを使う物ではないと言われたものだが、今や元旦からセールをやっているくらいだから、スーパーだって年中無休は珍しくなくなった。時代とともに暮らしぶりもどんどん変わる。

さて、スーパーの生鮮品売り場を見ると、まだ正月用品が売られていた。
というよりも、日常見かける品がないという感じ。
(一人暮らしでこんなに高価なものを買ってもなぁ・・・)
と思いながらも、その中で手に取ってしまったのがこのエビ。尾頭付きの刺身用、5匹で498円。
(一匹100円かぁ・・・・・・・)。
安くはないが、正月だからこのくらいはいいか・・・と買い求め、白菜の中でしゃぶしゃぶのように浸して食べた。
残りの3匹はオリーブオイルで焼き、塩と胡椒で食べた後、頭は鍋に出汁用として放り込む。
そして、これらエビの頭は、未だ鍋の中。
すでに鍋には何度も水を足し、いろいろな具が加わってはなくなり、時代の変化を繰り返しているが、このエビの頭はこの鍋の神のごとく、鍋の底で出汁を出汁続けている。(?)

そして、こちらは初のお稲荷さん。
江戸に参勤する際は、なるべくおむすびを持って行くことにしているが、時々目先が変わったものを食べたくなると、お稲荷さんなどにする。それも同じ物2つでは飽きるので、見た目も中身も変える。
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前夜にお米をとぎ、翌朝もおむすび作成時間が必要になるのだけど、持って行かないと何やかにやで千円ぐらいはすぐに飛んでいくから、節約と健康のために自分を叱咤激励する。

叱咤激励といえば、昨年切ってもらった桜の枝が庭に散らばったままになっていたので、これらをナントカせねばならない! と自分を叱咤激励。それでもなかなか手につかず、とうとう年を越してしまった。
このまま今年も終わるのではないか・・・・・・。
と思っていたが、この連休が明けたら、とうとう雨漏り屋根の修繕が始まる。
その材料が運び込まれるので、置く場所を作らねばならない。
いよいよ桜の枝を片づけねばならない。・・・・・あとがないぞ!

ということで、枝の太さごとに切り分けて、片づけてもらった。
はい、“もらった”のでありました。・・・・・・久しぶりに飛来したスーパーマンに。(いい仕事してます)
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その工事開始に合わせて、本日おナカさんが4-5日の予定で上京してくる。

慌ただしい週になりそうな予感。・・・・・・


いいネタが降ってくるように、ぽちっと応援をお願いね。d(^0^;)
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by anrianan | 2014-01-13 10:52 | ■食生活
私の前の人
京浜急行2100型の座席は、いつも進行方向に向いている。(車両の4隅、4人掛けを除いて)
そして、シートから大概は頭頂部が見える。髪がある人もない人も。

そして時に、やたら高さのある帽子をかぶっていたり、やたら大きな羽をつけていたりする人がいたりすると楽しくて目が離せなくなる。
と同時に、“この人、大丈夫かしら・・・・・・?”と一瞬心配してしまう自分がいる。
すると、なんだか時代遅れの化石人間に思えて、ちょっと恥ずかしさを感じたりもする。

でもやっぱり、昨日も心配がよぎってしまった。
この人、大丈夫?
なのに、こりゃブログのネタにいい! とカメラを密かに構えて隠し撮りなどをするのだ。
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通勤電車にて、椿の鑑賞会。(?)

なんだかディズニーランドで見た帽子も、ここでフツーに被れそうじゃないか。・・・・・・

一度背中に羽をつけて歩いてみたいアタシに、ぽちっと応援をお願いね。d(^_^;)
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by anrianan | 2014-01-10 14:31 | ■とりあえず日記
七草粥ならぬ「七草茶漬け」と「七草おむすび」
昨日は「七草粥」を食べる日。
そこで、七草(せり、なずな(ペンペン草)、ほとけのざ、すずしろ(大根)、すずな(カブ)、はこべら、母子草(御形))がセットになっているパックをスーパーで買い求めた。
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本来ならば、わが野草園(荒れ果てた庭)から七草を抜いてきて作ることが理想なのだけど、こんなに雑雑と多種多様な草が生えているのに、七つ揃わないという中途半端。

「何が揃わないのだ?」
と考えてみるに、カブとはこべら、母子草がない。
・・・というよりも、はこべらと母子草はどれがどれなのか分からない。
それに、仏の座が七草の一つだなんて!
春になると紫の美しい花を咲かせるあの仏の座を、食べるっ?!

考えてみれば“野菜”といわれるものだって、もともとは野山に生えていた植物だったのだろうし、ペンペン草や仏の座だって今“雑草”と呼ばれているけれど、“野菜”と呼んであげてもいいのかもしれない。・・・・・・

ともかく、自家製七草で七草粥を作ることは来年の課題にして(鬼が笑ってる)、ひとまず日本の食文化のためにも、七草粥を食べねばならぬ!
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これは、すでに食べ始めてから、慌てて撮った写真。
それにしても、粥というよりはお茶漬けのようで、飯粒が見えないではないか。

ええ、実は「粥」ではなくて「七草ご飯」を作ってしまったのでござる。 (←なにゆえ「ござる」になる?)
拙者、昨日は江戸に参勤する日であり、ランチなるおむすびを持って行かねばならぬ日なのであった。
そこで、粥ではなく飯を炊き、七草おむすびとしたわけである。
その余りに、常備野菜鍋の具と汁を入れたので、茶漬けのようになってしまったのでござる。
だから、本命はこれ。
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なに、真っ黒で七草飯かどうか分からぬ、とな? では・・・・・・!
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これでどうじゃ! 苔を巻く前にしっかと撮っておいたのだっ! まいったかぁ~! あははは・・・・・!(?)

緑の葉っぱは、どれがどれか分からぬけれど、間違いなく七草が入っておる。
さらに、菜っ葉だけでは味気ないので、シラスをドバっと混ぜ込んだ。
下に敷かれている昆布は、ご飯を炊く時に出汁用に入れた羅臼昆布。(これはこの後、細く千切りにして、常備鍋にぶち込んでおく。これが無駄のない江戸風リサイクル精神というものである。)

昆布出汁に粟国の天日干しの塩を一つまみ入れて炊飯する。
米は白米のみではなく、黒米と20種類の雑穀、時には黒豆と青豆を入れるから、いざとなればこれだけで、惣菜なしでも生き延びられる! という寸法だ。

さらに、今回の七草むすびは今年初の試みなのだが、なんと、具に卵焼きを入れ、さらにその核となる部分に「牛タンの佃煮」を入れてみた。
おぉ! なんだか豪華ではないかぁ。
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完全に、“正月の食いすぎで疲れた胃を休めるための七草粥”から遠ざかってしまっておる。・・・・が、いいのだ。
そもそも、わしは正月に食いすぎるほど食ってはおらん。餅だって食べ足りぬ! (買ってしまおうかと思うくらい)
正月料理といったって、今年は実に質素なものであった。(普段とあまり変わりなかった)

そうそう、正月料理といえば、
一度はお節を全部手作りしてみたいなどと壮大な夢を持っているが、この夢は叶うのだろうか・・・。
そもそも、正式なお節には何種類の、どんな料理があるのか?
そもそも、それらの新鮮な食材は手に入るのだろうか? (もちろん国産で)
そもそも、保存用に作っていたお節を、元旦から店が開く現代、作る必要があるのだろうか?

日本の食文化を後世に伝えていきたいとは思うものの、今の日本社会の中でその思いを貫こうとすると、どうしても障害が大きすぎるし多すぎる。
それでも、ささやかながらも丁寧に、日本古来の伝統文化をなぞりたいと思うのだ。
それが心の陽だまりでもあるように感じるから。

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by anrianan | 2014-01-08 12:57 | ■食生活
初尽くし
年が変わると、何でも“初”がつく。
初詣から始まり書初め、初洗濯、初掃除、初買い物、初無駄遣い・・・・・・。
“初”がつくと、なんでも新鮮に感じてしまう。(?)

さてさて、今年は元旦早々“初移動”(東北~関東)したし、そうなれば新幹線の車内で駅弁をかったりして、初出費をした。
二日の書初めにはブログをアップした後、地元の神社に出向いてご挨拶をし、初Huluで米国ドラマを楽しんだ。
三日は早起きをして、初庭仕事。 (実は内緒だが、近所が起きる前に初たき火をした!)
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乾燥注意報が出ているくらいだから、そりゃあ神経を使い、水をはったバケツを3つも用意し、カサカサに乾いた草を小さく束ねて、あまり火が上がらないように少しずつ少しずつ燃やした。

白い蓋は、壊れた物置小屋の扉の一部だと思うのだが、火と煙を抑えるために被せてみた。
が、結果としてあまり役に立っていない。

ホントは桜の木々を除いて全部燃やし切りたかったのだけど、6時半を過ぎると前の家の住人が雨戸を開け、
「おはようございます」
などと挨拶をする。私は、
「すぐに終わりますので・・・・・・すみません」
などと濛々と出ている煙に対して謝ってみたりしたものだから、まもなく止めなくては・・・・という良心によって、半分ほどのノルマで止めることとなってしまった。
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ホントは桜の木を切り刻んで、家の脇に積み上げようと思ったのだが、それよりも重要なことに気づいた。
タラの芽の苗がない!

眼を皿のようにして、生えていた辺りの地面を舐めるように探し回ると・・・・・・・おぉ! あったではないか! 穴が!
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これは、きっとタラの芽の苗があった場所に違いない!・・・誰か盗人が侵入して抜いてしまったのかもしれない!
と思って、この考えはちょっと怖いので即否定した。
・・・カラスかトンビが巣を作るために抜いたに違いない。
しかし、その考えはちょっと無理がある。奴らがひっこ抜けるのか?

ああ、そうか・・・・・と納得の考えに至る。
桜の木を伐採した時に、枯れ枝と一緒に積み上げられてしまったに違いない。・・・・・・

かくして、早朝の探索となった。
積み上げてある桜の枝を一本一本移動しながら、タラの芽に呼びかけるのだ。
「おーい! 無事かぁ~!」

すると、
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見つけた!

ああ、しかし考えてみると、抜かれてから1か月近く経っているわな。・・・・・・
そういえば、と思い出したことがある。
あの、神業のごとく草抜きをこなすおナカさんが、私がわざわざ買って植えた山椒の枝を抜いたことがあったのだ!

山菜は冬になると、ただの枯れ木のようになる。
彼ら(山菜)の冬季の姿を知らないと、そこら辺の枯れ木、または枯草と思って抜いてしまっても仕方がない。
だが、冬に枯れ果てたような彼ら山菜は、寒い冬の間に根を張り、やがて春が来ると新緑の芽を出すのだよ。
ああ・・・・・・宮守から連れてきたタラちゃん・・・・・・。

私は嘆いたが、嘆いても元に戻るものではない。
一応水を張ったバケツに浸してはいるが。
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おナカさんに言わせると、
「そぉ~んなの! 今度、いっくらでも持っていくから大丈夫だよ!」
そうかぁ~! 持ってきてくれるのかぁ~♪

と単純に喜ぶ私であるが、そろそろ気づいてきてもいるのだ。
おナカさんは安心させるのが極めて上手。 しかし、
「ねぇ、本当に持ってきてくれるのっ?」
「持っていくよぉー!」 ぶふふふ・・・・

私は最後の“ぶふふふ・・・・”の笑い声が、どーしても気になるのだ。
誤魔化しに、最高の効果を発揮するからねぇ。・・・・・・

ありゃ?
大分話が逸れてしまったが、“初”に話を戻し、本日は初Norwayの特訓を受けてきた。
Norwayは横須賀ゴールドジムで、カーディオキックボクシングというクラスを担当しているインストラクターだ。
これがキツイっ!
ああ、若いころにこの特訓を受けたかったよ・・・・・・。
と思いながら、老いた体にムチを打ちつつ、終わった後の発泡酒をアメにして必死にガンバルのだ。週に一度だけ。

さて、明日から初仕事!・・・・・・ やったー! \(^o^)/

今年の春もタラの芽に会えるように、ぽちっとお願いね。d(^_^;)
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by anrianan | 2014-01-05 17:48 | ■とりあえず日記
雪の花巻で年明け
毎年暮れから年始にかけて「宮守紀行」を書いておりましたが、今年から「花巻紀行」になります。
どんな状態でも都合の良い点と悪い点がありますが、今回両親の引っ越しでは、これらのことについていろいろ考えさせられました。

最大の問題は、田舎暮らしで年老いて車を運転できなくなった時、病院や買い物をどうするのか? ということです。
今回、両親が駅から歩いて帰れる距離で住居を探した大きな理由です。
また田舎暮らしでは憧れの薪ストーブ。とっても暖かいし雰囲気があって良いのですが、薪の調達方法によっては先々の体力的や金銭的なことを考えておくことも大切だとつくづく考えさせられました。
そして両親を見ていて特に思うことは、農業は農家出身の人間でないと、なかなか一生の仕事にはできないかもしれない、ということです。子どものころから働くことを身につけ、植物の知識や自然のサイクル、お天道様とともに生きていくリズムが自然に体にしみついていないと、仕事量の多さについていけず、特に年老いてからは重労働です。

私の母は農家出身ですが、その大変さゆえに
「おかーさんは農家が嫌で、こっち(横浜)に嫁に来たんだからっ!」
と事あるごとに、マモル君(父)に異議を申し立てます。しかし、朝飯前の一仕事をちゃちゃっとこなしてしまうところや、私が一週間かけて終わるか終らないかの庭仕事を2-3日で終わらせてしまうなど、まるで魔法を使っているとしか思えない動き方は、さすが農家出身! と感じます。
農家の朝は早く、とにかくみなさんよく働きますよねぇ。・・・・・・

よく『老後は自然の中で田舎暮らし!』みたいな宣伝を見かけますが、もし老後は田舎暮らしをしたいとの夢がある方は、50代よりは40代、40代よりは30代、できれば20代というように、なるべく早くから田舎の自然の中で生きる生活に、体と感覚を慣らしていった方がよいのだろうと思いました。

さて、横浜育ちのマモル君(父)と、農家出身だけど横浜横須賀の生活が人生の三分の二を占めるおナカさん(母)は、花巻駅から車で10分余りの町に住み始めました。クックも一緒なので一軒家。でもとても小さい。
今回の花巻編は、この小さい家でスタートです。

まずは夜行バスで着いた28日の午前7時20分。雪のために到着は30分ほど遅れました。
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マモル君が車で迎えに来てくれて、走る道々の風景は以前の宮守と比べると、すっかり「町」。
これじゃ、田舎に来たって感じじゃないよねぇ・・・・・・と内心ちょっとガッカリしながら、それでも雪が見られるだけでもいいか・・・・・・と思ったり。

外気は冷たいけれど家の中はほっかほか。特に小さな家だからストーブがない部屋もあったかい。これはいい点。
朝食はいつも蕎麦。 久しぶりにマモル君の手打ち蕎麦でした。
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文句なく、旨い。
食事が終わると、おナカさんが
「餅を作るから!」
と張り切っています。 え? 餅?・・・を作る!? と狂喜しますが、
(ああ、餅つき機で作るのか・・・)
と納得し、狂喜は一気に冷却しました。なぜか家電製品を使った調理法には、あまり喜びを感じられない私です。
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それでも、わが家には餅つき機なんて物はないので、へぇ~、こんなものでできるのぉ~? なんて、穴を覗き込んで興味はつきません。
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おお、蒸してる・・・・・おぉ! 搗き始めた! 動いてる動いてる! 
もち米が洗濯機の中で回っているみたいじゃん! (違う、餅つき機の中で回ってるんだってば)。
出来上がりは、やはり杵つき餅というわけにはいかないなぁ、と思いましたが、おナカさんがあまりにうれしそうに
「よっくできるだろう?!」
なんていうものだから、
「そうだね」。・・・・・

その日の夜、二人はダンス教室の忘年会があるとのことで、私はクックとお留守番です。
そうそう、クックは4-5日前に、生まれて初めて美容室(?)に行き、全身洗われて、毛先をきれいにトリミングされていました。美人度(美犬度)はますますアップ! (親バカでスミマセン・・・・)
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昼間は時々陽も差して雪は溶けていたのですが、
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夕方になると雪が空から落ちてきて、可愛すぎるクックと二人で留守番をするころには雪。
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に埋もれていくビールは、なんともイイ眺めよのぉ・・・・・・。

さて翌朝、ちゃんと雪国らしくなっていました。
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クックが尻尾を振りながら、布団に寝ている私を起しにやってきて上から見下ろします。
「おい、起きろよ」・・・なんて言い方はしません。 おねーちゃん、起きてぇ~、てな感じでしょうか・・・。
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この日蕎麦を食べたら、さっそくおナカさんとクックのお散歩に同行。
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おお、そうそう、どんだけ小さな家であるか、お見せしときましょう。
おナカさんの後方に見えるカフェモカ色の箱、あれが家でございます。宮守のころ、家の横に立っていた納屋よりもちっさい!
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この道をまっすぐ進んで、ちらほらと家々が立ち並ぶ小路を抜けると鉄橋。
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この下には大きな道路が盛岡に向かっています。
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やがて見えてくるは、花巻東高等学校。向かって右側が校舎、左側が体育館とのこと。
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学校近くの通学路には、なんともシャレた電灯が両脇に立ち並んでいます。
「朝早くと夜ここに来るとさぁ、電灯がついていて、まぁ~きれいでさぁ!」
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「春先になると、この花壇に花がいっぱい咲いて・・・! みーんな自転車に乗ってくる学生が、“おはよぉーございますっ!”って挨拶していってさぁ! まぁ~礼儀正しいんだよ!」
よっぽどこの学校が好きらしく、おナカさんはまるで自分の学校を自慢するかのように話します。
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やがて、モールのようなショッピングセンター(?)に到着。 JAのお店が並んでいるらしいのですが・・・。
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「“ちゃい”っていうパン屋さんがあるんだよ」
「おいしいの?」
「おいしいって」
「食べたことないの?」
「ない。・・・・・・買ってってみる?」
なぁ~んだ、買ってみたかったのかぁ、とやっと合点がいき、買ってみようよと言うと、
「うん、一回さぁ、買ってみたかったんだぁ!」
ところが、すでに年末休みに入っていた。・・・・・・ゴメンちゃい。
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この日の散歩時間は、1時間30分。 2時間くらい歩く日もあるということでしたが、なにしろ雪の中の歩行は寒くて、一歩一歩が重い。私にとっては十分な運動量でした。
この雪は、私が出発する元旦の朝まで続いており、翌朝のごみ出しもこんな状態です。
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この時は、前日と別のコースをたどり、まるで『冬ソナ』のロケ地に来たような気分になりました。
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この木を見たら、雪の中で戯れていた高校生のユジンとチュンサンを思い出してしまったわ。・・・・・
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かと思えば、雪は止んで道の雪も溶けているようだけど、これはすこぶる危険な状態。
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別の日の散歩ですが、道に薄く氷が張っていて、気をつけないとツルツル滑るのです。
というわけで、クックのリードは私が引いています。 その私も何度がツルリと滑ってヒヤッとしました。

ひとまず散歩の話はこのくらいにしておき、食についての話を少しだけ。
ここは農家さんが持ってきて売る直販所です。
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まっすぐのネギの束、150円。 手前の曲がったネギの束、100円!
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野菜を作らなくなった両親はすべて買わねばならない生活になりましたが、それにしても安い。
今年は消費税が上がり、町では野菜が高騰し、そもそも品薄になってきています。かなり貧困生活で慣らした私でも、時として最低限の食生活を維持することすら厳しく感じることがあります。でも田舎ではこんなに豊か。・・・

私はおいしい物を食べることが好きなので、できれば新鮮な食材でおいしい物を作りたい。
できれば、化学調味料や保存料なんて人工的なものが混ざっていない物を食べたい。
たったこれだけのことが、都会と言われる都市部では困難になってきています。

豊かさって何なのか、白い雪の中を歩きながら、しみじみと考えさせられた年の瀬でした。

やっぱりガンバッテ野菜を作らなくちゃ!
と思ってみた私に、ぽちっと応援をお願いね。d(^_^;) ちゃんとガンバレよ。・・・はい・・・・

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by anrianan | 2014-01-03 12:03 | ■岩手県花巻
今年もよろしゅう・・・・・・
みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしゅうお頼み申し上げます。

さて、今日は1月2日。
書初めの日でございますので、ブログも本年最初の1ページは
「今日書かねばならぬ」
との思いで、昨日は我慢しておりました。

・・・・・・というのは、うそです。(あ、正月からウソをついてはダメではないか!)

いえ、昨日は雪の花街から・・・モトイ・・・雪の花巻から帰ってきたので、パソコンを開ける暇もなかったのでございます。
・・・・・・あ、これも嘘です。 パソコンを開けましたが、Huluで米国テレビドラマなどを見て、
(ああ、元の生活に戻ったぁ・・・・・・)
などと思いながら、こちらでの生活と調整をしておりました。 (ただビールを飲んでホッとしただけ)。

なにはともあれ、相変わらずこんなふうにどーでもいいことを正月から書いており、今後も気の向くままに書いて参る所存でございますが、今年度秘密保護法などという怖い法案が施行されてしまった暁には、ひょっとすると連行されることもあるやもしれません。
ええ、ええ、本人知らぬ間に、悪代官(政治家)たちにとって都合の悪いことを書いてしまっていたりすると、すぐにしょっぴかれるというシステムが決行されようとしているわけですからねぇ。・・・・・・

アルファベットの名前に48の数字がついた名前の可愛い集団がいくつもあることを、年末の紅白歌合戦で知りました。華やかな衣裳と歌やダンスを見ていたら楽しそうで、なんだか幼稚園の時に蝶々さんになって踊ったことを思い出していました。・・・・・・はい、私も「昭和のおばーちゃん」と呼ばれる日も近づいているということですね。

何を言いたいのかといいますと、ひとまず、あまりに暢気で幼稚園生のように思えるこの国ですが、このまま平和が続くといいなぁ、としみじみと思ってしまったのでございますよ。
米軍基地で騒音や自然破壊に心乱され忍従を強いられている沖縄はじめ、基地近隣地域の皆さんには、日本の負を背負ってくれていることに心の中でお詫びと感謝をしながら。・・・・・・
そして一人でも多く、政治に興味を持ち、選挙の大切さを知る“大人”が増えてくれるといいなぁ・・・。
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わたくしごとではありますが、昨年は
「一生この地で骨をうずめるんだっ!」
と豪語していた父が農地を売り、花巻というちょっと街中に引っ越しました。(もちろん、おナカさんとクックも一緒)
二人と一匹は今、いきなり小さな家でスペースになれず、やることを失い、母は毎日クックとの散歩で息抜きをしている次第です。 父は・・・・・・何もしてません。(-_-;) おい、ボケるぞ!・・・
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昔は変化を求めて冒険を繰り返していた私ですが、晩年は静かで平和に楽しく暮らしたいと望むようになり、自主的に時の流れをかき回すことは避けるようにしています。逃げられることは逃げた方がよい。逃げ切れないものだけは、正面から向き合いますが。・・・・・・

けれど親が老いてくることによって生じる逃げ切れない波は、まだ未体験なので予想もつきません。
この世で“家族”という関係で出会ったことの意味を考えながらも、情や慣習に流されず、対人間として向き合っていかなければならない、との思いがズンと重くのしかかった年末でした。
これからの日本の家族や社会のあり方はどんどん変化し、それに政治がついてこれないと益々、精神物質ともに窮地に追いつめられる人が多くなっていく社会になるのではないか、と危惧せざるを得ません。

そこで本日は地元の神社に出向き、地球の自然と平和を守り、ご縁あった人が健康で幸せであることを祈っ他次第。
ところが!
おみくじを引いたら、“凶”だって!

  へぇ・・・・・・、今日は凶か・・・・ (/_^;)

今年も呆けてられるほど平和でありますように!
初ぽちをお願いね。d(^_^)

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by anrianan | 2014-01-02 16:16 | ■とりあえず日記