<   2012年 11月 ( 12 )   > この月の画像一覧
恋しいブルジョワのランチ・・・・・・
突然決まった衆議院選挙。そして私も11月後半と12月前半(選挙まで)は、フルタイムで勤労しています。
私の人生で、こんなに選挙と密接に関わったことはないのではないでしょうか。
まるで歴史的な出来事を最前線で体験しているようで、忙しいけれどなんだか楽しくてたまりません。

選挙に関しての資料が集まってくる場所で、それらのデータを管理しています。
修正や入力などしていく地味で根気がいる仕事ですが、紙切れ一枚一枚の中に人一人分の人生が詰まっているようで、何百人の人生を扱っているように感じたりします。選挙の時にこういう部門で働けるなんて、
「ラッキー!」
と思うのです。

一つ困っていることは、ゆっくりランチタイムを取れなくなり(というよりも、取らなくなり)、豪華なランチを食べていないことです。それどころか、食べずにノンストップで働いてしまうこともあり、ああこれではいけない・・・・・・と反省をするのですが、どうもおナカさんが袋や箱を片付けたりする姿を思い出すと、のめり込んで物事を片付けていく様は彼女のDNAのように感じるこのごろです。
「ああ、大変・・・・!」
と言葉ではいうものの、実はそのことを楽しんでいるわけです。

でも食べることよりも、仕事を片付けていく方を選択してしまうので、どうも栄養失調ぎみとなります。
そうすると、無性に“ああ、肉が食べたい!”などと感じるのですが、夜も帰宅が遅くなるのでしっかり食べると負担になるし、・・・・・ということで思い出すのは、時々楽しんだブルジョワのランチということになります。
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ここはヒッキーに教えてもらって、やっと行けた虎ノ門にあるフレンチのお店です。気候の良い日は、外のテラスでも食事をいただけます。ウエイターやウエイトレスは
「ニホンゴ スコシ デス」
のキュートなフランス人です。

行った日はちょっと寒かったので室内にしました。そして私が食べたのは、肉!
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こういうステーキは滅多に(絶対にといってもいいかもしれないほど)食べません。
のに、この日はなんだか“食べてみよう”という気になってしまったのですね。・・・・・
食べてみたら、柔らかくて想像以上においしかったことに驚きました。その感動が大きかったせいか
(肉が食べたい!)
と思うと以後、この柔らかステーキを思い出してしまいます。

でも、一緒に行った方が注文した魚のプレートもおいしそうでした。
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これを見た時、
(私のお皿に野菜が乗っていない・・・・・・)
と、ちょっと愕然としました。
いえ、ジャガイモの玉が乗っていますけど、これはどー見たって、シャキシャキした葉物野菜とは違って、あまり体に良さそうではありません。

  いいさ、たまにこういうアンバランスでも。・・・・・・


アンバランスといえば、今の生活の方が徹底的にバランスが崩れている食事内容ですが、同じ崩れるのならば肉をガッツリ食べていた方が、なんだか元気が出るような気がするものです。

ということで、今夜は牛肉を買っていこうか・・・・なんて思ったのですが、やっぱり夜の10時過ぎてからは作るのも食べるのも億劫になり、先ほど納豆で済ませました。

  ああ、なんて健康的。・・・・・?! (:_;)



焼き鳥丼もおいしかったなぁ・・・・、と頭の中は肉で一杯。
「めざせ! 肉食女子!」(近頃のマイキャンペーン)に、ぽちっと応援をお願いね。(^_^)b

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by anrianan | 2012-11-29 23:20 | ■食生活
宮守はすっかり冬でした
実は23日から25日の三連休に、宮守(岩手県)に行ってきました。
なんのことはない、おナカさんにくっついて行ってクックに会ってきたのです。
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こんなクールな表情をしていますが、私とおナカさんで二人一緒に現れた時のクックの狂喜乱舞といったら。
私とおナカさんを見るのが忙しく、さらにジャンプジャンプの連続。
お散歩に行くときにも、飛び跳ねながら後ろを何度も振り向き振り向き、私を見ておナカさんを見て、その姿はまるで子どもが“嬉しくってたまらない!”ってはしゃいでいる感じなのです。
寂しかったんだねぇ、クック。・・・・・・

いつもの散歩道を歩いていくと、田んぼの稲はきれいに刈り取られ、草がこのように干されていました。
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家の裏に行くと一本の柿の木があり、一つだけ実が残っていました。
ああ、なんとも晩秋を感じます。
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なんて暢気に感傷に浸っていられないほど、東北はすでに冬に突入していました。
朝は-5℃ですって。・・・・・・ なに、この寒さは。その中で禊(水垢離)をすると、シャワーの水滴がピシピシと刺さるようで、冷たいというよりは痛いのです。

そういう時には熱燗でキューっとやるのもよいし、蕎麦湯割り焼酎なんてのも乙ですな。・・・・ああ、これはオヤジバージョン。やっぱり乙女バージョンは、甘酒でしょうか。
ということで、酒粕を買ってきて早速甘酒作りです。
酒粕に湯を加えて、すり鉢で滑らかになるまでよくすります。そこにお砂糖を加えて火にかけて、最後に生姜のすりおろし汁を加えます。
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「1リットル作ったら多いかな?」
「いいんじゃない。あとでまた温めて飲めるし」
などといいながら作ったのですが、その晩、食後のあとにジーヤとバーヤと姫の三人で1リットルを飲んでしまいました! ・・・・・・(姫って誰だい?)

これはジーヤが焼いたパンをバーヤが切っているところ。
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最近、ジーヤはパン焼きに凝りだしているのです。でも姫は密かに
(ふん、パン焼き器で焼いているなんて、パンを焼いているうちに入らないざんす。あちきはその内に、オーブンで手作りするざんす)
と思っているのです。全自動パン焼き器なんて、どーなんざんすか? パンを焼いたって言えるのでありんすか?
そんな事をいっている間に、早くオーブンを買うことが先決でございました。・・・・・

なんだかんだと言っていても、2泊3日の週末はあっという間に過ぎ去り、日曜日の夕方4時過ぎにはもう帰ってきておりました。
新しく野菜鍋を仕込み、貰ってきた蕎麦湯を温めて、翌日からの景気づけに(?)蕎麦湯割り焼酎といきましたさ。
見てくださりませ、この黒々としてドロッとした蕎麦湯を。
ジーヤが手打ちした十割そばは、私には少々固く感じて好みとしてはイマイチなのですが、蕎麦湯は最高なのです。
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朝は焼酎を入れて飲むのははばかれるので、牛乳などを入れて飲みますが、これがまた格段とおいしいのです。
でもそれよりもやっぱりおいしいのが、夜のこの蕎麦湯割り焼酎です。
手打ちそばならではの濃密さで、これだけで滋養があって体に優しく元気になるように感じるから不思議です。

この蕎麦湯割り焼酎、あと何回飲めるでしょうか。
そう考えると、一回一回がとても愛おしく感じるこのごろです。・・・・・・・





ああ、この蕎麦湯割り焼酎を飲んでみたい! という方、ぽちっと押しとくれ。(^_^)b
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by anrianan | 2012-11-26 22:37 | ■岩手県宮守村
十年間の果実酒
一番古いものは、平成14年のスモモ酒である。
なぜ梅から作らずにスモモだったのか、今でも理由を思い出せない。
たぶん、たまたまスモモがなった年で、ホワイトリッカーで漬けてみようと思った、というぐらいのことだったのだろう。

おナカさんの大掃除大作戦で、階段の果実酒の半分ほどが箱に詰められていた。
「おかーさん、私、(果実酒を)年代順に並べていたんだよ
というと、
「あらっ! そーなの?! 分かんなくなっちゃった!」
と慌てて箱から果実酒を取り出す。
「あ! ほら、書いてあるわ! 平成15年・・・・・梅酒・・・・・・、これは・・・・18年・・・・・・なーんでも書いてあるわ。ちゃーんとしてるから!」
相手を褒め殺して相手の怒りを避ける、のはおナカさんの得意技である。
「ああ、ほんとだ・・・・・私、全部書いてる・・・・・・」
もう一度、すべてのビンの蓋に小さなラベルを貼り付けて、上から見てすぐに内容が分かるようにする。
それをおナカさんが箱に詰めて、無事別の場所に移動完了。
階段は広くなりスッキリした。(埃もなくなった)。

これは、箱詰め前にすべての果実酒を並べて記念撮影したところ。
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こういう機会だから、ついでに梅酒の飲み比べをしてみる。
14年のスモモ酒と23年の梅酒。どっちがどっちか、分かるだろうか。
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向かって左の琥珀色の方は、昨年(2011年)の梅酒。一番古いスモモ酒は、右の透明なもの。
スモモ酒の方はスッキリとまろやかな感じで、飲み口が抜群にいい。一方、昨年の梅酒は味や香りにパンチがあるというか、いかにも「酒」が利いているという感じ。古酒が熟成されるというのはこういうことなのだな、というのがよく分かった。
そして、こちらは漬けてあったスモモと梅。手前2つのすもも(皮を剥いている)は、2006年もの。一緒の器に入っている梅は2008年、2つだけ別の器に入っているものは2011年のもの。
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これらの味比べは、おナカさん担当。
審査員いわく、すももは唸るほどおいしいそうだ。
「ん~っ! こっれはおいしいっ!」
いかにも全身に染み渡っているかのように、深く頷きながらしみじみと感心して見せる。
そして、2008年は
「なんとなく渋味・・・・・・っていうか・・・・・」
なのだそうだ。2011年の梅を食べると、不味さが歴然とするようだ。

へぇ・・・・・、酒は古い方がおいしくて、漬けてあった梅はまずくなる、しかしスモモに関しては“おいしいっ!”となる。
何でも実際に体験してみないと分からないものだ。


月曜になって私の仕事が始まり、昼間はおナカさん独りになった。
とはいっても、毎日友だちと会ったり電話で話したりと、自由気ままな時間を楽しむことは、ここに遊びに来たときぐらい。
普段は、年々煩くて頑固になっていくジイ(父)のために、未だ毎日3度の食事の用意をし、外出してもいつも帰る時間を気にしている。

たまたま選挙が始まり、私は取っていた休暇を返上して毎日仕事に出ることになったのだけど(選挙に関係する仕事なのでね)、昨夜はさすがに退屈をしたようだった。
鍋を暖めて、お風呂を沸かして、毎晩夕食を自分も食べずに待っていてくれた。
こうして外から疲れて帰ってきたときに、暖かくて明るい空間が待っていてくれるというのは、どれだけ気持ちが和むことか、と改めて感じさせられる。

と考えると、共稼ぎが当たり前となっている現代ってどうなのだろうか。・・・・・
結婚しても、男と男が生活をしているような感じにならないだろうか。・・・・・
(私を奥さんにした人は、こうして同じように出迎えてもらえたのにねぇ)
などと考えながら、つくづく世の中の男は黄金の(熟成しつつある)卵を見逃している、なんて思うのだった。・・・・・(?)




黄金の熟成卵に、ぽちっとお願いね。d(*^_^*) オホホ…
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by anrianan | 2012-11-22 04:52 | ■食生活
年末の大掃除
昨日は朝4時半に目が覚めたが、せっかくの週末なのだからと5時まで布団の中で過ごす。
けれどその内に、
(週末に気を緩めると体調を崩しやすいし、平日の早起きが辛くなる・・・・・・)
と思い直し、5時を僅かに過ぎたところで、こっそりとベッドを抜け出す。

“こっそり”というのは、おナカさんを起こさないため。・・・・・別に、これはやさしい思いやりではない。彼女は起きた途端にオロナミンCで(元気ハツラツ! という意味)、高いテンションでおしゃべりが始まる。
スロースターターの私としては、静かな朝を迎えたいわけだ。

ところが、雨漏りはするしベランダは崩れかけているくらいの家だから、私が二階で静かに歩いても起きたことがバレる。
私が二階から降りてくると、おナカさんが寝ているベッドサイドのライトも点いていた。・・・・・ああ・・・・・。
「おはよう」
と声をかけると、
「おはよう! お母さんさぁ! 考えたんだっ!」
と嬉しそうに始まる。
「何を考えたの」
「あの階段の下にいっぱいある袋を、イイのだけ貰っていくから!」
「どうぞ」
「それでさぁ! 階段に並んでいるビン!(果実酒が並べてある) あれをさぁ・・・・・どっこに置こうかと思って・・・。 そうすれば、階段がサッサッと拭けるじゃ」。
そう、私も家にいた時は、階段を掃除した時にビンも一緒に埃をとったりしていたけれど、仕事に出ることが多くなると面倒くさくなってしまい、ただでさえ苦手分野の掃除は後回しになる。そう話すと、
「だからさぁ、あのビンをどっこにまとめて置こうかと考えてさぁ・・・・眠れなくなっちゃったよぉ」
てな調子で、延々と元気よくしゃべりながら、何かやることはないかと探し続けるのだ。

私が洗濯を始めて、コーヒーを温めていると、早速階段下の袋の整理を始めていた。
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「ねぇ、コーヒーが温めているからさぁ・・・・・、コーヒー飲む?」
「うん、飲む」
といいながら、どんどん階段下の小さな倉庫(?)から物を引っ張り出している。
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この人、こうしてやることがあると、なんだかイキイキとして見えるんだよねぇ。
前回来た時は家事を何一つさせずにのんびりしてもらおうと思ったのだけど、
「よくやってるじゃ・・・・・・」
と感心の言葉を口にしながらも何やら寂しげで老いたように感じ、そういうおナカさんを見て、私もちょっと心配になった。
ところが、今回は家の中は雑然としている状態。おナカさんのやることは、家の中でも外でも山ほどあるのだ。
コーヒーを飲みながら、
「料理のほうを担当しな」
と指示を出された私は、素直にミッションを遂行してしばらくの後、様子を見てみると袋に埋もれていた!
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「いい袋がいっぱいあるじゃ~! お母さん、貰っていくから」
「はい、好きなだけどーぞ」
田舎の方には、都会では当たり前に溢れている小奇麗な紙袋があまりないのだ。

この階段下から始まった作業は、いよいよ階段の果実酒のビンへと移り、そして階段上(二階)のダンボール箱部屋(=洗濯干し部屋)へと移行していく。
果実酒についてはあと回りにするとして、昼ごろから始まった二階のダンボール潰しは、物凄い破壊力でつぶされていき、どんどん積み上げられていった。
階段を上がっていくと、この光景。
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部屋を覗くと、ひたすら箱を解体している。
そして部屋いっぱいの箱で歩く場所がなくなりかけていた部屋の中は、半分かそれ以上の空きスペースができて、久しぶりに畳を見ることができた。
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水色の財宝温泉の箱、ほぼ正方形でしっかりした厚紙で作られている。本当はこれを何か利用できないかと、いつも二人で考えていたのだが、考えている間に毎月2箱ずつ送られてくるのだから、どんどん積み上がってしまうのだ。
「これ、岩手に持って行きたいよぉ」
おナカさんは、この箱を手にするたびに嘆く。・・・・・・

3時から近所の友だちの所に行くというおナカさんは、その前にごった返していた仕事に目処をつけたのだけど、その結果がこれ。
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玄関前には、捨てるゴミが何袋も作られ、二階の部屋には廃品回収に出すダンボールの束がいくつもできた。
タイミングよく、廃品回収が月曜日にあると告げると、
「お母さんが朝早ーく出してあげるからっ!」
意気揚々と宣言していた。
そんなぁ・・・・・、老人に全部運ばせるわけにはいかないじゃないの。
ということで、私も仕事前にこのダンボールとゴミの山を運ばなくてはならない。・・・・・・

はい、ありがたいです・・・・・とっても。
これで後は仕事に専念して、安心して年末を迎えることができますから。
 
今年はよい年でした。・・・・・・・


もう年末の気分になっている私に、今日もぽちっとお願いね。(*^_^*)b
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by anrianan | 2012-11-18 22:00 | ■とりあえず日記
お帰りなさい!
昨日は、初めて東京駅までおナカさんを迎えに行った。
いつもは最寄り駅で出迎えるのだが、たまには銀座や丸の内などを見せてあげるのもいいだろうと思った。
が、正直タイミングは良くなかった。なぜなら仕事が急に忙しくなったのだ。
それでもおナカさんが来ることは前々から決まっていたから、
「なんでこんな時にくるのよ」
なんてことは言えない。心境としては、
「仕事と私のどっちが大切なのよ!」
なんてドラマの中で妻に責められる夫のような心境になっていた。(?)


30分ほど早く東京駅に到着し、
「いつもの新幹線の改札口ね」
の約束どおり待つ。

しかし、到着時刻が過ぎてもおナカさんが改札口に出てこない。
(ふ・・・・・む、やっぱり嫌な予感が当たってしまったような・・・・・・)。
携帯を10回近く鳴らしたのだが、すべてメッセージをお預かりの留守電になってしまう。

彼女、携帯に出ることができないのだ(受信の仕方がわからないということ)。
いや、受信のみならず「かけること」も難儀。
会うたびに携帯の使い方を教えて、練習もさせる。
けれど、どうも画面に表示されている内容が理解できていないらしい。小さなボタンで上に行ったり下に行ったり、という操作もよく分かっていない。・・・というよりも、分かろうとしていないらしいことが感じられる。
ということで、携帯を携帯しながら携帯の用を成してないのだ。・・・・・


ところで、私は新幹線の改札に「南口」があることを知らなかった。
だから、二人してそれぞれ中央口と南口で待っていた。
会えないことと携帯がつながらないことで私のイライラがピークに達したころ、ようやく携帯からおナカさんの声が聞こえた。

「今、どこっ!」
と私は切り口上。
「なぁに? ずぅっと待っているんだよ。(えっ?!)改札の南口って書いてあるよ」
(えぇっ! 南?!)
内心慌てながら、“いつもの改札口って言ったじゃん!”と私。
「いつものとこだよぉ」
「違うよっ! いつもは中央口だよ!」
いや、中央口と確認していたわけではないのだけど、乗るときも降りるときもこの改札口だったことは、周囲の景色から自信を持って言える。しかし、南口というものがあったとは・・・・・・・。
自分にもちょっと落ち度があったと内心恥じてはいたが、
「じゃ、今からそっちに行くからっ!」
と南口に向かい、ようやく姿を確認してホッとした。のに、私は“もぅ~っ!”とか何とか言いながら、
「何か食べていく? たまには東京駅を出てみるのも良くない?」
と聞くと、いいよ♪ と即答のおナカさん。

東京の街はすでにクリスマスである。
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2時を過ぎているのに、ここに入ろうか? と覗くお店はみな満席。 へぇ・・・・? なんで混んでんの?
レトロな三菱一号館美術館にあるレストランも雰囲気が素敵でいいかなぁ、と思ったら並んでいる! へぇ~!

仕方がないので、丸の内を散策しながら日比谷に向かう。
「ここら辺が丸の内だよ」
「へぇ~・・・・・・、やっぱし、凄いなぁ・・・・・・・」
「何が凄いの?」
「・・・・・・人がさぁ、違うよな」
「同じだよ。普通の人間だもん」
「そりゃあ・・・人間だけどさぁ、・・・・なんか、垢抜けてるじゃ」
おナカさんの言いたいことは分かっているのだけど、彼女の会話力を強化するために、私はわざといろいろな質問をするわけね。
「ここ、私がいたの」(と、あるビルを見上げる)
「えぇ~! ここにいたのぉ~!」
「そう、秘書やってたころ。・・・垢抜けてるでしょ(私)」
「ぶふふふ・・・・・」(出た、おナカ笑い。この笑い方が楽しいのだ)。

ついに宝塚劇場まで歩いてしまった。
その向かい側にあるビルの2階にようやく落ち着き、やっとランチタイム。

「今日は私がおごるから!」
私が得意満面で告げると、
「えぇ~! いいのぉ?」
「いいよ、そのために働いているんだから!」
「うわぁ~!・・・・・」
といいながら、田舎にはない洒落たお店の雰囲気や好きなお惣菜を選ぶシステムに少々怖気づき、そして数々のお惣菜に見入っている姿は子どものようだ。
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温かい惣菜から2品、冷たい惣菜から2品を選び、ご飯かパンがついて980円。
手前のプレートは私が選んだもので、タラのクリーム煮とナスとこんにゃくのおひたし、韓国風レンコンサラダと鶏肉トマトソース煮の四品と十穀米。かぼちゃのプリンがおまけでつく。ドリンクは別料金。

すっかり満腹になり、太陽も西に傾き、さて後は電車に乗って帰るのみ。
パスモ(改札にピッと当てて入るカード)を見せて、
「私は定期を持っているから、お母さんはこれ使って。JRも京急もバスも乗れるから。買い物も出来るから」
と、おナカさんに渡した。
「え~っ!・・・・・どーやるのぉ?」
と戦々恐々としながらも、子どものようにワクワクしている。

JRの改札口で、右手にパスモを持ったおナカさんに、
「ここにカードを当てて、(ピッ!)はいっ! 行って!」
私の合図に、まるで運動会に出ている子どものように“えへへへ・・・”という顔で抜けていく。
「あらぁ・・・・凄いじゃ・・・・・」
というあなたの方がずっと面白くて凄いよ、と私は楽しくなる。


その後、上大岡で途中下車して京急デパートをうろついた。
足が悪い彼女に歩きやすい靴を買ってあげたかったのだが、散々見て回っても気に入ったものがないという。私も通勤に履く靴がいよいよなくなったので買いたかったのだが、こちらも見つからない。
結局、通りがかりにふと目に付いたリーディンググラス(つまり老眼鏡ね)をおナカさんに勧めたら、これが意外に似合って、本人も躊躇いながらも満更でない様子。
今までのメガネはいかにもバーサンっぽい。それにちょっと顔幅より大きいから、すぐに下がってきて使い難そうだった。
「じゃ、これください」
えぇ~っ! という顔をして私を見る。“悪いじゃ・・・・”と小さな声でつぶやきながら。
  ああ、私はうれしい。・・・・・


女二人というのは、話が尽きることがない。
とはいっても、私とおナカさんの場合は「会話」ではなくて、お互いに話したいことを言い合うだけ。
「ふんふん・・・・・」
と聞いているようだけど、おナカさんはすでに自分の話したいことを頭の中で考えている。
「ねぇ、私の話聞いてないでしょ。次に言いたいことを考えてるでしょ」
というと、ぶふふふ・・・・と図星という顔をして笑ってごまかす。
もっとも、私だって“ふんふん・・・・・”と相槌を打ちながら、
(それ、もう聞いたよ)
と心の中で言いながら、知っているストーリーを聞き流すわけなんだけど。


ああ、もうこの面白い人が家に来ると、書くネタが多すぎて長くなってしまう。
家に着いた途端に、予想通り掃除を始めた。・・・・・・・
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「面白いように埃が取れるよ!」
おナカさんの嬉々とした声が響く。

 あら、ほんとだぁ~・・・・・・。

そして今朝は、5時半から始まったのだ。
何が? って・・・・・、これは長くなるのでまた明日。


すでに年末の大掃除が済んだ気分。つられて動いた私もヘトヘト・・・・
元気ハツラツ! のぽちっをお願いね。d(^_^;)

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by anrianan | 2012-11-17 22:35 | ■とりあえず日記
大鍋小鍋
冬は鍋でいつでも手軽に温野菜! この季節のマイキャッチコピーです。

雑多煮で少々お品が良くないかもしれませんが、全ての具が柔らかく煮えて、(煮え過ぎという見方もできますが)、これはこれで消化によい。・・・と思うのです。 (ショーカ、ショーカ・・・・)(/_^;) ショーカナイ・・・
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大きな鍋には主に白菜、キノコ類、玉ネギ、長ネギ、鶏肉などを入れます。時によって、生姜を入れたりニンニクも丸ごと入れ、油揚げや海鮮物を入れることもあります。でも基本的味付けは、水と少しの塩のみです。
上の写真は、実は一週間前に具材を入れた時の物。今現在の大鍋の白菜は、葉がこれほど青々としていないのと、人参が消えているのとで彩りがちょっと地味。
鶏肉の団子も、その時々で混ぜる野菜がビミョウに異なるので、一鍋ごとに実験と試食が繰り返されて飽きません。

この実験では、トマトジュースを入れて、ピザ用の細かいチーズを散らしてみました。
夏に半額で買った3箱のトマトジュースは、もう寒くなったのでそれほど飲みたくもなく、従って在庫が余っている状態。
来年までとっておくよりは、何とかおいしくいただけないか・・・・と思ったのです。
トマトジュースだって、もともとはトマトスープだし。・・・・
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この小鍋に関しては、もっとトマトジュースを大量に入れた方がおいしいだろうと感じました。それに!
チーズが溶けてしまって跡形もない! これは失敗じゃないのぉ?!
ということで結論 : トマトジュースは1本よりも2本、2本よりは3本! そしてスライスチーズの方がいいかも。

次の実験で使ったものは、これ。
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この豆腐は、私が歯痛の時も、風邪の時も、料理をしたくない時も、いつでもどんな時でも優しく私を支えてくれる、夫にしたいような豆腐です。

この夫豆腐(注:おっとーふ、と発音)は、レンジで温めて食べたことはありますが、鍋に入れたことがありません。 なぜなら、おぼろ豆乳という通り、柔らかすぎて大鍋に入れると全部溶けてしまう、と思ったからです。
でも、小鍋で作るならば「豆乳鍋」といえるのではないか?!
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この豆腐の上に、大鍋のくた煮野菜をいれます。たくさん入れたいのですが、豆腐だけでほぼ鍋がいっぱい・・・・・。
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全体に火を入れて、豆腐をなるべく崩さないように全体を混ぜ合わせると、濃厚な豆乳鍋。味は塩と胡椒で調えます。(豆腐についている“たれ”は使いません)。
寒い日のこのミルキーな色合いと香りは、一層ほのぼのと心と体を温めてくれます。
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次なる実験は、ちょっとクセがあるけどやみつきになりそうな、チョイ悪オヤジ系鍋とでもいいませうか。
キムチの素で味付けをし、納豆と玉子を入れて半熟になったら出来上がり! 
キムチを入れたらもっとおいしいかもしれませんが、わざわざ買うこともないと、大鍋のくた煮を利用しました。
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キムチの素は100mlほどでしたが、これももっとたくさん入れた方が良さそうです。
それでも、これも夫豆腐に負けないくらいに魅力的。・・・・・次の日、納豆を6パックも買ってしまいました。


  ああ、納豆も作ってみたい・・・・・・!




今度はお餅も入れてみよ!・・・・あ、これはただの雑煮ね。・・・・・
雑煮鍋にもぽちっとお願いね。(^_^)b モウーイークツネールト~・・・マダマダ・・・

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by anrianan | 2012-11-14 07:16 | ■食生活
手入れ前の「秘密の花園」状態
あの野生的な庭園は、まるで廃家のごとく草が伸びまくっておりましたが、冬に向かう今頃になるとわが物顔の草花軍団も、少々衰えを見せるのです。
その機を狙って“いい加減に手入れをしなければならないだろう・・・・”と、重い腰を上げました。

注文していた「草刈の助」も無事到着し、充電も終えて準備万端!
けれどその前に、丈の長い草や菜っ葉のように大きな株を持つ草は、根から引っこ抜いた方が良いに違いないのです。
それに、玄関前のこの雑然とした様は、次の金曜日にやってくるおナカさんが見たら、絶対にあの表情--呆れ返ったという笑顔でイヤイヤをするように顔を横に振るしぐさ--をするに違いないのです。
あれをされると、いかにも“ダメ女”というレッテルを貼られたようで、情けなさと恥ずかしさが入り混じったような情けない気持ちになります。 だから!
(今日しかやる日はないよ!)
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遠目にはピンクのヒルツメソバできれいに見えますが、なんだか菜っ葉のような葉がところどころに生え、背の高くなった草は、夜暗くなって帰ってくると時々体に当たったりなんかして、ドキッとしてしまうのです。
(せめて玄関前だけでもきれいにしておかなくちゃなぁ・・・・・・)。
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ということで、これが手入れ後なのですが、手前に抜いた草を積み上げたまま写真を撮ったのは失敗です。
あまり変わり映えしていないように見えます。・・・・・

さて、この後は草刈の助を使ってみようか・・・・と思うのですが、その前にどーしてもミカンが木になります 気になります。

一週間ほど前ぐらいからでしょうか、朝起きて窓から庭を見下ろすと、1-2個だけ実が黄色く色づいています。
今年はまったくならないと思っていたので、こうなると1つでも2つでもなっているならいただきたい。
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これと、もう一つ、てっぺんにあります。
この2つのみかんを食べたくて、私は一歩進むごとに足元の草を抜きつつみかんの木に近づいていきました。
あ、こんな所に菊が!
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地に這うようにして咲いている菊を踏みつけそうになって、慌てて足を止め、倒れている長い茎を傍の明日葉に立てかけました。もう少し花が開いたら、少し切り取って家の中に飾ることにします。

たった5-6歩のみかんの木まで、ずい分と手間取って辿り着き、再び脚立を持ってきてようやくみかん狩り。
と思ったら、みかんの木に覆いかぶさっている蔓科植物の数々、これを取り除く作業をしなければなりません。
脚立のてっぺんに上り、綱引きをするようにぐいっ! ぐいっ! と蔓を引っ張ります。
やたら力任せに引っ張ると脚立から落ちる危険性が大きいので、そこらへんの力加減とバランスが難しい。・・・・
(ついでだから、剪定もしておくか・・・・・)
込み入った枝を切り落としながら、思ったよりも実がなっていることを知りました。
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色を見るとまだ熟していないようなのですが、例年よりはずっと遅い。・・・・・・採らずに木で熟すのを待つか、それとも採っておいて熟すのを待つか・・・・どちらにしても待つのですが。
みかん狩りが好きなおナカさんのために、採らずにおこうかと思いましたが、脚立に乗らないと取れない場所ばかりで、足の悪いおナカさんが脚立に乗るのもこれまた心配。
ということで、1-2個残してすべて採ってしまうことにしました。
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皮だけになっている1個は、夏みかんの出来損ない。みかんだと思ってつかんだら、隣の木の夏みかんでした。
あまりに小さいかったのですが、黄色くなっていたので食べて見ることにしたのです。結果、酸っぱいと思っていたら、気が抜けたように味が薄く、すでに終わりに近い味でした。・・・・・

そして、みかんよりも驚いたのがレモン。
今年は1個もなっていない、と思っていたのに、木に近づいてよく見てみるといくつもなっています。
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ああ、ミカンもレモンもこれだけ放ったらかしにしておいたのに、剪定もしなかったのに、こんなに実をつけてくれるなんて・・・・・・。
それにしても、やっぱりレモンの色づきも今年はぐっと遅い。
そしてどちらも、私が剪定をしなかったせいもあるのでしょうけれど、伸びた枝枝の中の方に実をつけており、その姿は放射能から身を(実を)守ろうとしているように見えました。

これだけでも十分に驚いていた私ですが、もっと驚いたことがあります。
最近、以前よりもやたらと航空自衛隊の飛行機が低空飛行しているのですが、先ほども大きな機体が家の上を通過して行きました。
ブルーインパルスの訓練でしょうか、これは3回目の時に撮ったものです。(11/12追記: F15戦闘機だそうです)
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写真だと遠くに見えますが、肉眼ではもっと大きく見えます。
福生や沖縄基地近辺の住民が騒音に対して苦情をいう気持ちがよく分かります。数回でも煩いと思うのに、これが一日に何回もだったらホントにイラつくだろうと思います。

「うるさいはずがない」
という元都知事の石原さんは、老人クラブのような新党を立ち上げるよりも、余生を沖縄で暮らしてみたらどうでしょうか。


という政治の話になると何やらやたらと腹が立って勿体無い、勿体無い。
人生を無駄にしないためにも話を元に戻します。

これらは間違って刈ってしまった花やきれいな実をつけている植物、今日のお土産です。(?)
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ヒルツメソバは割れてしまったお気に入りのグラスに飾ります。
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茶色の実が付いたこの蔓は、昔クリスマスのリースなどに飾ったのですが、今は適当にぶら下げて・・・・・。
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今日は一日中曇っていて、時間がさっぱり分かりません。(いえ、時計はありますよ)。
家にいる日は、まったく時間を気にせず、やりたいと思ったことを心の向くままやることにしているのです。
だから時には、あっという間に一日が終わってしまったり、今日のように一日中夕方のようだと、まだ2時半なのに私の体内時計は4時半ぐらいだったり。

ええ、すでに泡の出るドリンクを体内に注入しておりますけどね。
あとは、久しぶりにゆーーーーっくりお風呂に入って本を読み、寝るだけ。 という気分でございます。
がそうもいかず、これから晩秋の夕暮れをどう過ごすか・・・・・これまた、何も予定がない分なにやら楽しみなのでございますよ。

平日の時間に追われる生活と時間がなくなる週末の生活、この緩急がまるで陸上のインターバルトレーニングのようで、今の私にはとても心地よいのです。

今までの人生を振り返ると、活動期と停滞期が繰り返しやってきて、
(なぜ私の人生はインターバルなのだろう、なぜ安定感がないのだろう)
と悩んだ時もありましたが、結局自分の深いところで変化を望んでいたし、学生時代もインターバルトレーニングが得意だったのです。こういうのって、生き方にも出るのですね、きっと。

今はやれることをやれる時にやっておくだけ、と開き直りでしょうか。(これは晩年の心境でしょうか)。
あとになって振り返ると、よい思い出だけしか残りませんから。・・・・・・





とはいっても、ああ、掃除が出来なかったぁ・・・・・。おナカさんの顔が目に浮かぶ・・・・・。
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by anrianan | 2012-11-11 15:14 | ■家庭菜園
ブルジョワのランチ3
この日は雨が降っていた。
あまり雨に濡れたくないので近場にしようか・・・・と友人と話していたが、エレベーターを下りた所で
「焼き鳥のおいしいところがあってね、そこの“やきとり丼”が私は好きなの」
という彼女の一言で、
「じゃ、そこにしよう!」

雨ニモマケズ 風ニモマケズ・・・・・というほど雨も降っておらず、風も吹いていなかったが。
それでもお天気のせいか、お店に入るといつもよりグッと人が少ないとのこと。

すべてカウンター席で、ここで焼き鳥をつまみにビールを飲んだら入りそうだねぇ・・・・・という居心地の良さを感じる。
席について、デジカメでパシッ!と 店内を撮ってしまってから慌てて、
「すみません、写真を撮っていいですか?」
と尋ねると、“ああ、どうぞ! どうぞ!” と気前のよい返事とともに、先ほど顔がブレてしまったオニイサン(?)は、両手でピースを作ってポーズを作ってくれた。
のに、私ったら笑っていて撮らず終い。ああ、ごめんなさい・・・・・自然な感じが良かったもので。・・・・
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まもなく出てきた「やきとり丼」。鶏そぼろとレバー、よく焼いた手羽先、そして焼き鳥が載っている。
みそ汁と漬物が付いて980円。
やっぱり炭火焼きだから、お焦げがカリカリして余分な脂も落ちていておいしい!
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食べる前に、あまりの照りの良さにマジマジと眺めてしまった。 ほらっ!
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1時を過ぎるとピークは越えているから、大抵どこでも店内は静かなのだけど、この日は雨降りも手伝って、静けさの中にもしっとり感が漂う印象的な空間だった。

この後、別の所でお茶を飲まない? という友人の誘いを断る訳がない。
いそいそとデザート会場(?)に移動すると、なんとそこで! ヘーゼルナッツなんとかかんとかという、ホットラテの上に生クリームが渦を巻いて乗っており、さらにパラパラとココアパウダーが振りかけられたような、見るだけでも幸せに溺れてしまいそうになるドリンクを、彼女がご馳走してくれた!(一杯が580円もするの!)
「えぇ~っ! いいのぉ?! 私、大丈夫だよ、払えるよ」
と言うと、“いいの、ちょっとさっきね、エクストラのおカネが入ったから” と彼女。

ああ・・・・、うれしすぎて写真を取り損ねた・・・・・・。






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by anrianan | 2012-11-09 05:19 | ■食生活
霧の朝
今日は午後からの仕事なので、ゆっくりと6時に目覚め、7時にベッドから抜け出した。
ラジオから流れる“濃霧注意報”の言葉どおり、神奈川東部のこの辺りも、森には霧が発生していた。

森と呼んでいるのは、フェンスを隔てた山の斜面部分。
越してきた当時は、木は一本も残らず伐採されていて、二階の窓からは浦賀水道が見下ろせた。
それが今や大きな木々に囲まれ、朝陽が東側のキッチンに射し込むまでに、かなりの時間を要する。
夏は涼しくていいけれど、その分冬は寒い。
それでも森林を思わせるこの空間からは、人間が生きていく上で絶対的に必要な地球上の生命体のようなものを感じている。
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生命体といえば、わが家のバスルームに体調2-3mmの小さなクモがいた。
最初見た時は、寒くて飛べなくなった蚊が止まっているのかと思ったほど、か細くて小さい。
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このクモは、私の気配を察すると必死に壁をよじ登ろうと動き出す。
ところが、タイル一枚分ほど登ると、真っ逆さまに落ちる。タイルにクモの糸が付きにくいのだろうか。
かわいそうに何度も何度も登っては落ちてくる。その内に浴槽に落ちて溺れ死ぬのではないか、と心配した。
それでも、野生の生き物にはヘタに手を貸してはいけないと思っているから、湯船に浸かりながらジッと見守っていたわけ。

今朝、お風呂の残り湯を洗濯機に入れながら、クモ吉は再びタイルを登り始めた。
(あたしゃ、取って食わないよ)
と心の中で言いつつ、彼(?)にとってはロッククライミングのようなのだろうか、などと考えたりした。
このまま壁を登りきらなかったら、食糧をどうやって調達するのだろう・・・・・・・。

そういう思いに至った時、努力して努力して生き抜こうとしている人間を神さまが見た時、きっと手を貸してあげたいと思うに違いない、などと思った。ベタベタと手助けはしないけど、ちょいと指先でお尻を持ち上げてあげるような・・・・・小さな出口を用意してくれることがあるかもしれない。

そう思って、私も小さなクモ吉を救ってもよいのではないか、に至った。
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生ソバが入っていたボール紙を、クモ吉のお尻の下に沿わせると、つるんと滑った拍子に乗っかった。
真っ白の紙の上をちょこちょこと動きまわり、あっという間に文字が書いてある裏に移動する。
(おや、アンタは字を読むのが好きなのかい?)・・・・・・そんな訳ない。

さあ、旅立ちの時!
私はクモ吉が紙から落っこちないように気をつけながら、洗面所の窓を開けて笹の葉の上に置いた。
・・・・・・と思っているのに、なかなか紙から離れない。
(クモ吉! 外の方が食べ物があるからね。 元気でガンバレっ!)
私は子を旅立たせる母のような気持ちで(?)、クモ吉の糸が葉にくっつくように、紙を何度かくるくると回した。

これは紙にへばり付いているクモ吉ではなくて、笹の葉から糸をツツーッと垂らしてぶら下がっているところ。
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万一、私が間違って地獄に行ってしまった時は、糸を垂らしておくれよ。・・・・・・
なんてお願いし終わると、シルクのように薄くなった霧の中に日が差し込んできた。
センダンの枝や葉には、昨夜の雨の滴がダイヤモンドのように輝いている。
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まるでクモ吉の旅立ちを祝っているように思えた。・・・・・・

苦あれば楽あり、いいことばかりは続かない、悪いことばかりも続かない。
そうやって生き抜いていくしかないんだなぁ。・・・・・




クモ吉が無事に成長するように、ぽちっと応援をお願いね。(^_^)b
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by anrianan | 2012-11-07 09:15 | ■とりあえず日記
幸せの尺度
暖かい。
冬になると家の中に差し込む陽が長くなるので、窓辺にいるとぽかぽかして眠くなる。
家篭りが長かった時期、一日の大半をこの場所で過ごした。
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今も休みの日はパソコンをこの机に持ってきて、ここでほぼ一日が終わる。
とはいっても、太陽の移動に伴って私も二階に移動したり、キッチンに移動したりするのだけど。
ビンボー族だといいながらパソコンを持ち、さらに無線LANという文明の恩恵に授かっているのだから、何を基準に貧困層というのか分からない。

一般的には年収であったり、どれだけ便利な生活をしているかということで比較するのであろうけど、それで幸せ度が判るわけではないと思っている。
たぶん、これを見たら人さまは、私をかわいそうと思うだろうといつも思うのだが、私は可笑しくてニヤリとしてしまう。
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これは、崩れかけているベランダ。
長年風雨にさらされて、台風が来るたびに木材が一枚、二枚と剥がれて飛ばされていっている。
木が腐っているから、いつ崩れ落ちるのだろうと見るたびにひやりとする。・・・・・が、
(崩れるときって、ガガガガーッ! って音がするのだろうか?)
その時の私はどんな反応をするのだろうか? どこの部分から剥がれ落ちるのだろうか?・・・・などと、なにやら妙な期待感があるのはなぜか。

大概の人は滅多に体験しないであろうことを、私は体験するかもしれない・・・・というワクワク感がどこかにある。
この気質が過去の人生を波乱万丈にしてきたのだ、と反省する一方で、体験しないよりは何事も体験した方がずっといいに決まってる、と思っている自分もいる。
なぜなら、いつかは必ず死ぬのだし、死んであの世に持っていけるものは体験した事とその時の思いだけなのだから。


話はベランダに戻るけれど、このベランダのほぼ中央部分には、こんなものが付いている。
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分かるだろうか、外側の部分に鉄の棒が伸びている。
これは、アナログテレビのアンテナだ。
アナログテレビ時代、アンテナが一度折れて2年くらい見ない時期があり、その後知人がこのアンテナをつけてくれたのだけど、今度はテレビが壊れて再びテレビ不在の時期がやってきた。
今やテレビはあることが当然の家電だけど、地デジなどというものが強制的に施行され、テレビを買わねばならない上に電気料金のほかに月々の料金も発生するということを知り、私はバカらしいのでテレビを止めた。

そうなると、このアンテナは不要である。
けれど、これを外すことができず放置していたら、これが強風のたびにゆらゆら揺れる。
ゆらゆら揺れるたびに、ベランダがより軋む。・・・・・こうして崩壊へ加速しているわけである。

それでも“そのうちに何とかなるだろう”(=ま、ベランダが崩れるか・・・・誰かが外してくれるか・・・・・)などと楽観視しながら、隅っこに布団を干すわけですな。
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ああ、この光景を見るといっぺんに幸せになる。
夜、布団に入るとホワァ~とするのだ。

(ベランダが崩れ落ちたら、その時に対策を考えればいいさ。それまではホカホカの布団に寝れるもーん・・・・)
と心底思えてしまう私って図々しくなったのか、それとも単なるお気楽で怠慢な人間なのか。・・・・・・


いずれにしても、津波ですべてを流されてしまった人もいれば、未だ仮説住宅の人もいる。
仕事が見つからない働き盛りの人もいれば、住所不定で野営(?)の人もいる。
放射能を浴びながら、その仕事さえも失ったら生活ができないと死に向かっている人もいる。
経済大国3位といわれ、電子辞書だのインターネットだのと世界の最先端をいっているように見える国の中で、まるで戦後の生活のような人たちがいるのだ。(しかも増加している)。
一体、どーなっているのだ? この国は。
何が幸せなのだ?

離婚して子どもを育てている友達が、
「(世間は)私を不幸視するのよ。不幸だと決めてもらいたくないわ」
と言った。まったく同感である。
彼女は美しく、経済的にも精神的にも自立していて仕事もできる。
子どもにはちゃんと教育を受けさせてもいる。なぜ不幸と決めるのか。

まだまだ日本は成り上がり者の意識なのだなと感じてしまうのだ。
男性社会であるから、だろうか。・・・・・・・
結婚していても不幸な顔をしている人が大半だし、子どもがいても老後の介護をしてくれるとは限らないのに、何を根拠に「幸せ」だと思っているのか。

その答えを見つけた人が本当の幸せ者なのだ、と思う。


申し訳ないけど、私は今“無敵の幸せ”を感じている。
  だって今夜はホカホカの布団に寝れるんだも~ん ♪





明日も幸せでありますように! 一緒にぽちっとお願いね。(*^。^*)b
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by anrianan | 2012-11-04 13:33 | ■とりあえず日記