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映画三昧-DVD編 『蝉しぐれ』
DVDが観れるようになったから、TSUTAYA DISCASを利用することにした。
観たいDVDを郵送して貰って、ポストに返すというアレ。
週末の楽しみに、一週間に2枚ずつは結構いい調子。
今までTVもろくろく映らなかったから、映像に乾ききっていた私は一気にかぶりついている。
            (※『蝉しぐれ』の公式ホームページはこちら!)


最近は藤沢周平ブームだから随分と宣伝されていたようだが、『憑神』でも書いたように、私は邦画で映画館に行くことは滅多にない。
だから、この映画も今になってのDVD鑑賞となった。

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第一印象は、日本の風景が美しかった。 できれば、もう一度こういう風景に戻したい。
日本は、このように静かで穏やかな自然の精が満ちていたのだ・・・・・。
そこで人も育まれるわけだから、心身ともに今よりも浄化されていただろうことは想像がつく。
この時代には、“ユウちゃん”や“リョウちゃん”のような好青年が「普通」だったのだろう、と私は思った。

ただ、ここでの人間の心のひだは、本を読んでいないとつかみにくいかもしれない、とも感じた。
藤沢氏特有の淡々と静かな時の流れの中で変化していく心の機微を、限られた時間内での映画よりは、小説の世界の方が何倍にも広がるように思えた。

d0046294_13525381.jpg幼なじみの「おふく」がお城の奧女中になり、殿さまの子を身籠もってもなお、牧文四郎を思い続ける。
「想いは通じる」とよくいうが、「通じている」という方が正解ではないだろうか。
しかしこの時代は、自分の意志だけでどうにもならないこともあっただろうし、特に恋愛事は「家の格式」で成就するかしないかが決まったといえるから、“感情” などは二の次なのだろう。
物質的条件に見合えば結婚ということになるし、本人たちの気持ちには関係ないのだ。
特に武士の階級には、これが厳密であったようだ。

そこでふと思ったことがある。
前世、武士の妻だった女性は、今世において、きっと恋愛が下手に違いない・・・・・。


d0046294_13591442.jpgそれはともかく、牧文四郎の父親役を演じたのが、緒方建。
『隠し剣』の時とは打って変わって、誠実で穏やかな父親役を見事に演じていた。
年をとってもセクシーな男性は数少ないが、彼はその一人だと私は思っている。

主人公の市川染五郎さんも良かった。
この人の現代ものは「イケテない」と感じることが多いが、時代ものの芝居となると
「やっぱり上手い!」
と感じる。 彼を見るなら歌舞伎か時代劇に限る、というのは私の独断と偏見。


この父親は、彼の正義と信ずることを貫いて切腹させられる。
牧四郎は父を信じ、切腹した父の屍をリヤカーで運ぶ。
ここの部分も、限られたフィルム編集の中でなぜ描かれているのか? は、本を読まなければ伝わりきれないと感じた。


おふくは二度、殿さまの子を身籠もり、跡目争いに巻き込まれる。
文四郎も関わることになり、おふくを助けるのだが・・・・・。


約20年間一人の人を想い続ける、と聞いて、どう感じるだろうか?
“一途で素晴らしい!” ・・・・・?
“未練たらしい” ・・・・・・?

おふくは最後に、出家をする。
戦国時代もその後の時代も、殿が亡くなると奥方は出家をされるのが習いのようだが、「出家」に対する理解が、私の中で随分と変わった。
この時代、「習わし」の一つに過ぎなかったのだ、と思った。

ほんとに心を整理して俗世を断ち切るわけではないのだ。
考えてみれば、当時は短命である。 結婚するのも早い。
従って、出家するといっても30代や40代だったのではないだろうか。
そりゃ、未練を断ち切れという方が無理というもんだ・・・・・・・。
「悟って」出家するのではなく、これは現世から「逃げる」という方が正しいのではないだろうか。



私は今回、少しだけ「この時代」を選んで生まれて来た理由が見えたような気がした。
なぜなら、
今の私自身の生活を考える時、物質的には貧しくても、当時に比べれば数倍も豊かである。
しかも「結婚しなければならない」という義務もなく、(しかし、「女は子供を産む機械」という観念にとらわれている男性はまだまだ多いし、結婚や出産をしていない女性は「務めを果たしていない」というバカ男も多いが・・・・・)、
自由に恋愛ができる。(ただし、これもまだ「家柄」に拘る化石人間も多い)

愛することは自由だが、束縛することではない。
だから、別に「結婚」という枠にハメようと思わなければ、誰を愛そうと自由だ。

それに、私は打算や惰性で結婚生活を続けることは、たぶんできない。
愛する気持ちが希薄な相手とのセックスもできない。
         (私の愛する人は、そういう私の深~い愛を理解してくれているだろうか・・・・・。)





    私は、こういう時代を選んできたんだな・・・・・・・。


ふとそう感じた時、急に温かくて泣きたくなるような衝動が突き上げた。

            これを感謝というのだろうか。
by anrianan | 2007-06-30 13:41 | ■芸術orエンターテインメント
映画三昧-劇場編 『憑神』
私は邦画を観るために劇場に足を運ぶことは、滅多に無い。
しかし今回『憑神』は、やがてTVで放映されるだろう時まで待つことできない衝動に駆られた。

品川プリンスシネマにネットで予約。
水曜日はレディースデーなので、1000円だ! (行ったのは6月27日の水曜日)
仕事が午後1時からなので、その前に観ようという魂胆。

さすがに9時25分からの1回目に足を運ぶ人は少なく、劇場も空いている。
その上、今までネット予約した時は「完璧に」劇場中央席。 今回も中央席。
ま、中央だから良いというわけではないのだけど。
ホントに良い席だったかどうかは、周囲に座っている人たちによっても変わるのだけど。


ある時は、斜め左後のいい年したオバチャンが、頻繁にビニール袋をガサゴソやる。
そりゃ劇場内で飲食自由だけど、音がうるさいのよ、ビニール袋は。・・・・

ある時は、やはり斜め後のお年より二人が、いちいち画面に反応しておしゃべりする。
ほら、よくテレビに向かってうなづいている人がいるでしょ。あれよ、あれ。
うなづいているだけならいいけど、そこで評論しちゃってるわけ。・・・・・


ま、ともかく、そういう人たちとは席が近くなりませんように・・・・と思いながら劇場に入ると、
あの大きな劇場に20名いただろうか? というまばらな状態。
それが、なんとなく画面に中央に集中しているんだな。

私の前の列には、6名ほどのおばあちゃんたちの集団。
(ありゃ、この席失敗したかな・・・・?)
とおしゃべりを懸念したが、お品のよいおばあちゃま方で映画が始まると、時折笑い声は聞こえるものの、ガサガサもおしゃべりも聞こえない。
途端に、おばあちゃまグループに尊敬の念を感じている私がいる。

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そうそう、本題は『憑神』について。 これはおもしろかった!
妻夫木聡君は、律儀で誠実な弟なのだけど、見た目通りの役だけど嫌味が無い。
昔『天涯の花』を舞台で観た時の松たか子さんのようだ、と思った。
通常、育ちが良くない人がお嬢様やお坊ちゃまの役を演じたり、「いい人」をやると、なんだか白々しく見えてしまうのだけど、彼らの清潔感や清浄感がはまり役という感じがした。

彼のお兄さん役の佐々木蔵之助さんも、どーしようもないダメ兄貴を憎らしいほどに好演。
芸達者の香川照之さんも嬉しかった。
そして、らんせさんもブログに書いていたけど、やっぱり西田敏行さんが強烈だった。
見ているだけで面白い。
思わず笑い声が漏れてしまうほどオカシイ。
あの、彼のパワーは物凄い・・・・と、ただニヤニヤしながらみとれた。
彼の役である貧乏神が去ってしまうのが、残念に感じてしまうほど。
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笑いの中に、そこはかとなく「悟り」のようなものが織り込まれている。
ラストシーンは
(ど~かなぁ・・・・・・?)
というのが個人的な感想だけど、役者たちが活躍した映画という印象が残った。



それにしても、7時半に家を出るために早朝4時に起きたのが堪えた・・・・。
その上、昼食に前から食べたかったラーメン屋に入って腹一杯になったもんだから、とにかく午後は眠かった。 
  (意識朦朧、注意力散漫、集中力なし・・・・・・) ヴぅぅ・・・・ 

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      笑いながら眠りに就きましたさ、この日の夜は・・・・・。
by anrianan | 2007-06-28 17:54 | ■芸術orエンターテインメント
キーワードは「ずさん」
コムスンしかり、ミートホープしかり、年金しかり、今の日本全体を覆っているのは「ずさん」。

私も正社員、派遣社員、バイト、請負と、いろいろ仕事の形態を変えて自分のライフスタイルを探ってきたが、同時に多くの会社も見ることになった。
派遣会社と一口に言っても、私は通算十数社に登録してきたから、各会社の登録の際の試験や手続きもさまざまであることを体験した。


今話題の「年金問題」。
“入力ミス” と言うが、あれは「チェックミス」あるいは「管理ミス」というべき。
「データ入力」という職種は、派遣の仕事でもランクが高くない。従って、時給も良いとは言えない。
社保庁で、入力者に
「入力した後に、必ず二人1組で読み合わせをしてください」
と厳しく申し渡していたならば「入力ミス」と言ってもよい。 
でも、言ってなかっただろうね、たぶん・・・・・。
それならば、社員が入力後のデータを読み合わせしなきゃいかんのよ。 残業してでも。



ミートホープも、とうとう社員解雇。 しかし、身内は高額の退職金などを貰って、しっかり保護されている。
個人で起業した会社は、こういうタイプが多い。
血縁以外は信じられないのだ。 
使用人は利益をあげることにプレッシャーをかけられるが、労働条件もずさんで何の保護もないことが多い。

大企業といえるコムスンも、いわゆる「入れ物」だけが大きくなったけど、そこら辺の土台が無かったのだろう、と簡単に想像がつく。
私は精魂傾けて尽力をしようとすればするほど、「公性の欠如」や「ずさんさ」に絶望感が大きくなる。



さて、一番大きな組織としては「国」。
国民全員がなんだかんだと搾り取られるだけ搾り取られ、後々の保障もしてもらえず、上層部は甘い汁を吸っている。

これ、コムスンやミートホープとなんら変わらないじゃないか。

弱いものほど、どんどん吸い取られていくのがこの世のさだめなのですかねぇ・・・・・。
by anrianan | 2007-06-26 12:45 | ■一言いわせて!
晴れながら降るのは無理だろうか
とうとう梅雨に入るか・・・・・。
今年は水不足といわれているから、ここら辺でまとまって降ってくれないと緊急事態になるかもしれない。

陰陽道では、二千年も昔に今日の(2007年の)天候が占われていたとのこと。
それが結構ピタリと当たっている、というからオカルト好きの人間にはウケるわけだ。

とにかく水は生命の源だから、水不足の中国は今後繁栄を臨めない、・・・・らしい。
お人よしの日本人は、そのうち水まで奪われるんじゃないだろうか。


ま、そんな難しい話はともかく、
私的には、天気が悪いと体調も悪い。 気分も悪い。 ノリも悪い。
このジトッと湿った重さがなんとも憂鬱だ。
一見、静かで大人しく見える私だが (?! ・・・ブーイングもあるだろうが、この際は無視)、
基本的なノリは、ビーチでローラースケートをするカリフォルニアタイプ。
だいたい神前で祝詞を奏上するよりも、ヒュ~♪ ヒュ~♪ と奇声を上げながら踊る人間だ。

この、毎日家に篭もってやる家事にも、そろそろ飽きてきている。
たまに降る雨は楽しいけれど、梅雨時の雨はうんざり~! という感じと似ている。



まぁ、こんなふうに波がある私だから、私の波に乗れる男はそうそう居ないんだね。・・・・・・


※なんの脈絡もないのだけど、ちょっと前に作った『ババロア』を載せておこう。(写真が無いと寂しいし)
  これは、コーヒーマシュマロにひたひたの牛乳を入れて溶かし、型にいれて冷やせば出来上がり~!

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      といっても、あんまりババロアって好きじゃないんだよねぇ~。

         じゃ、なんで作ったのか?  そりゃ、作ってみたかったのさ、マシュマロで。・・・・

   
by anrianan | 2007-06-24 09:25 | ■食生活
生活の基本は「健康」だね
昨日、一昨日と京急とJRで人身事故が続いた。
本日は「架線の切断」により、首都圏の電車が混乱している。
人心の乱れは世の乱れか・・・・・・?



以前もあったねぇ・・・・・。
高架線が切られて首都圏が停電した、という事故が。
電車から線路に下りて、人々が歩く姿が空からの映像でテレビに映っていたが、
(大地震が来たら・・・・・、こんなもんじゃ済まないよなぁ)
と暗澹たる思いがした。


仕事で東京まで出て行く私にとっては、人ごとではない。
電車やバスを利用して片道2時間なのだから、江戸時代のように「歩いて」移動するとなると、一体どのくらいかかるんだい?!
多摩川は渡れるのかい?!


やっぱり、人間的生活の第一条件は「健康」であること!


午後から雨が降り出して、ダラ~と「鬱」っていた私は
(運動をしなくちゃなぁ・・・・・・・)
と、いつものように漠然と考えていた。

アシシさんが “ビリーズブートキャンプ” に入隊して7日間をクリアした、というから、
(私もやってみようかなぁ・・・・・)
と昨日から、ネットで下調べをしていた。

実は私、以前エアロビに熱中して「武者修業」としてアメリカに「エアロビ遊学」した。
語学は “ついでに” 通ったので、あくまで「おまけ」。
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「そうだっ!」
と思いついた。

ビリーズブートキャンプに入隊する前に、私はエアロビ修行に行った時に買ってきたビデオがある!
当時は、
(こんなタラタラしたのなんか、やってらんないよ)
としまい込んでしまったが、今の私は運動不足。 準備運動とするならばいいかもしれない。

そう思いついた私は、ビデオを探す、探す、探す・・・・・・・。

  おお、あったぞ!

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(カビてないといいけどなぁ・・・・・。 誰だぁ? このインストラクター) 
と思いつつも、ほとんど記憶にない代物でありながら、なんと“サイン”まで貰っているではないか!
ということは、彼らに会っているということなのだ。

d0046294_20143542.jpgそう思い返して写真を探してみれば、あるではないか!
彼と写した写真が!

   ああ、あまり彼には興味が湧かなかったんだ・・・・・。

人間の記憶とは面白いもんだねェ。
「これは実際にあったんだよ」
というべき、確証となる写真を見た途端、その時の気持ちや感情を思い出すもんなのだよ。



当時、サンフランシスコ、ロスアンゼルス、ニューヨーク、ハワイと巡り、主だったインストラクターには会っている。
かなりお金もかかったはずだが、自分の稼いだ金だ。 何が悪い!

い・・・・いや、そういうことではなくて、・・・・
そんだけお金を使ったはずなのに、こんなに記憶に残ってないのはナンなのだ? (若年性ナントカ・・・・?)

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ビデオデッキに入れて、早速「再生」してみる。


 ・・・・・・・始まった。


なんだか古臭いけど懐かしい。
♪♪~ 曲が始まると、画面を見ながら一緒に動く。

もちろん、当時のような伸びやかな動きはできない。
パラパラを踊っているような中途半端な動きで加減をするも、やがて汗ばんでくる。
自分の体がバーサンのように感じる。

しかし、やがてノッテくる! ♪~
ウォームアップから、いよいよ本番に入るよ!! ♪~



ありゃ?!




・・・・・・・・。




画面が砂嵐・・・・・。  
約25分ほど過ぎたころの出来事だった。
(やっぱり、カビてたね・・・・・) はぁ、はぁ・・・・・



私はすっかり汗だく。
今のままじゃ、ビリーのブートキャンプには参加できないということは確実になった。

すっかりゼイゼイ言っているし、汗だくだし、・・・・・
4時半にはニューヨーク・・・・・・じゃなくて、入浴。
あがればビールが飲みたくなるし、20分のダルダルウォームアップでビールを飲んじゃ、元も子もないんじゃないのぉ~?
と思いながらも、やっぱりちょい酔いは気持ちいいよねぇ~♪




それにしても、・・・・・・・

    やっぱり、ビリーですかねぇ・・・・・・・。


            めざせ! 由美かおるっ!!
by anrianan | 2007-06-22 18:06 | ■美容・健康
ふと気づけば・・・・・
梅雨だというのに、こりゃまたいい天気だ!

いつもながらに、タオルケットやシーツを洗って庭で洗濯物を乾していると、ふと足元に目が行く。
(お~や! 大葉じゃないの!)

d0046294_14465749.jpgいっとき大葉畑か? というくらいに茂った大葉が、今や我がガーデンでは絶滅の危機。
草むしりの際に、雑草と一緒に抜かれてしまう災難や、年々畑の土が栄養不足になっていることなどが原因ではないかと思っているのだが、なによりも大葉は私の好物で旨い!
しかしスーパーなどで買うと、10枚100円なんて高値で売っていたりする。

1枚10円だよ! 
イチマイ、あのペラッとした葉っぱ一枚が、10円!!!


ということで、大抵の料理には合う大葉だけど、「武士は喰わねど高楊枝」と私は我慢する。
                                        (ちと、違う・・・・・?)

その大葉が雑草に混じって目を出しているもんだから、私としては大いなる歓迎をした。
すでに食べられそうな葉っぱの数をかぞえて、1枚・・・・2枚・・・・(注:お岩さんではないよ)
(4枚は食べられそうだ・・・・。 40円めっけ!)


d0046294_14472297.jpgそうだっ! 
トマトの凛々子のために買ってきた「野菜がおいしくなる肥料」を、大葉くんにも上げてみよう。

きっと大きく育つよ~。 
もっともっと葉っぱをつければ、買わなくて済むよ~。 ホクホク

とまあ、私はまったくもって手間をかけてない割りには、献身的な植物たちに生活を支えられているのである。


そして何気なく家の脇を見てみれば、雨も少なく、毎日の水遣りもしていないのに、
「この時期だから当然よ」
といわんが如く、平然とした顔で紫陽花が咲き乱れている。


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  ああ、こんな家の脇でありながら・・・・・・。
  誰に見られるわけでもなく、手厚く世話を焼いてもらっているわけでもないのに・・・・・。


           君たちには頭が下がるよ。・・・・・・
by anrianan | 2007-06-19 14:29 | ■家庭菜園
雑巾
小学生の頃に、「家庭科」で波縫い、半返し縫い、全返し縫い(?)なんてのをやった記憶がある。
自慢じゃな・・・・自慢だが、この頃私は上手だった。
しかし、中学・高校と進み、授業で簡単な洋服を縫う段になると、ほとんど母がやってくれた。

母は家で洋裁をやって家計を助けていたから、いってみれば「プロ」だ。
慣れて手早いし、それに今になって思うに、母の性格が作品に表れると思うから、
「シャレてはいないけど、身体に合って着やすい服」だったのだろう。結構注文は多かった。
私の中学・高校の制服も、母が縫ってくれた。

そんなわけだから、生地の「キワ」1mmくらいのところを、まっすぐミシンをかけるなんぞ、お手のもんだ。 母はね。

そして、そのお陰で、私は縫い物が苦手になった。
高校の時の友だちは、自分たちで洋服を作ったり、オリジナルのキルティング生地でカバンを作ったりしていたが、私には驚きだった。
私の領域の中に「縫い物」や「洋裁」などは存在しなかったのだ。


それがどういうわけか、最近「雑巾」を作りたくなった。
今までは、古くなったタオルを折りたたんで雑巾にしていたが、やがてボロボロになってくる。
それでも“捨てるのが勿体無い”と捨てられず、さらにボロボロの部分を内側にして使う。

たまに訪れた母は、その雑巾を見るたびに飽きれ顔。
「・・・・・はぁ、よ~っくこんな雑巾を使ってるねっ。 捨てたらいいじゃない」


(ほんとは、こうやって折りたたんで縫っておけばいいんだよなぁ・・・・・・)
と、何年も思いつつ現在に到っていたのだ。
でも、人間って「時」が来ないとやらないもんだねぇ。

ってことは、「時が来た!」 ってことかい?


私は生地が薄くなっているタオルを何枚か選び、テレビを見ながら「波縫い」をすることにした。
そのうちに飽きてくると、「半返し縫い」。 たまには「全返し縫い」。
気分によって、糸の色を変える。 模様も変える。
そうすると、結構続くもんだ。

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100円ショップで12色1セットになっていたミシン糸を、二重にして縫っているのだけど、これが刺繍糸だったら、もっと楽しいかもしれないと思う。 糸の色がもっとはっきりするもんねぇ♪

しかし、贅沢はいけない!(?)
ある物を使って工夫するのだ! (と、自分に喝をいれる)



だけど、実は密かに検討していることがある。
あの例の、“よりどり3つで¥10,500!” というカタログショッピングで、ミシンを買おうか? ってこと。
「デニム生地5枚重ねても縫えるらしいよ!」

それを聞いたウッチ-は、
「デニム5枚も重ねへん!」
と大笑い。

ん~、それもそうだ。


        しかし、“掛け布団”は縫えるぜ・・・、きっと。
by anrianan | 2007-06-18 09:29 | ■住まい
通勤修行狂奏曲
昨日の朝はいつもより、20分早く家を出た。
特に理由があったわけでもなく、お天気も良かったので
(なんとなく・・・・・)。


バス停の20mぐらい手前に来た時、バスが来た!
私はバスを追っかけて走り、乗ろうとすると・・・・・・、こりゃまた、えらく混んでいる!
(でも、前の方はスカスカしてるじゃないか・・・・・)
と心の中でブツクサ言いながら、ぎりぎりドアにへばりついて次の停留所へ。
ここでも乗客が5-6人待っていた。

ドアが開き、私はちょっと前に詰めようと思ったが周囲の人は微動だにしない。
(アンタら、乗る人がいるのが分かってんだろうがっ!)
と心の中で怒るものの、その前の人も、その前の人も動かないんだからしゃあないわな。
「もうこんなに一杯なんだから、乗せないでよ」
「次のバスにしろよ」
という声が空気中に漂って聞こえてくるようだ。


「すみません! 前の方のかた、少しずつ詰めて下さい!」
迷う間もなく、私は美声を響かせていた。
(あらヤダ、私ったら・・・・・・。)
と思いつつも、
ゾロゾロと一斉に前に移動していく群のようすが、なんとなくオカシイ。
(ほ~ら、詰められるじゃないの。)

こういう時は、運転手が一言
「恐れ入りますが、少しずつお詰め下さーい」
とアナウンスしてくれりゃ事はスンナリ済むんだわさ。
そういうのを「気配り」というんだわよ。
オッチャン、アンタみたいの、職務怠慢ていうんだよ。



やだねぇ・・・・・。
アタシったら、口うるさいバーサンみたい。・・・・・・



駅に着くと、いつもよりも2本早い電車に乗れた。
そして、耳に入ってきたアナウンス・・・・・
「先程、横須賀中央駅で人身事故がありましたので、この先電車の遅れが生じるかもしれません・・・・」

   なんやてぇ~!

   ・・・・・まぁ、しゃあないわな。 でも、そんなに遅れへんと思うし・・・・。

と気楽に乗っていたが、結局品川に到着したのはいつも通り。
てことは、20分の遅れが生じたというわけ。
考えてみれば、“なんとなく” 早く家を出たのは、虫の知らせだったのかも。
こういう時は、“損した” じゃなくて “ラッキー!” なんだろうな、と考え直す。



そして帰りの電車も遅れた。
“都営線内で具合の悪くなったお客さまがいらっしゃいましたので・・・・”
というアナウンスを聞いて、人身事故でなくて良かったとホッとする。



今の日本を考えると、死にたくなる気持ちもよーく分かるけどね、
自ら寿命を断ち切るという大罪を犯す時ぐらい、大勢の人に迷惑をかけるのはやめようよ、と思う。

電車の優先席で
「携帯電話の電源をお切りください」
と書いてあるのに、気づかないのか気づかないふりなのか、平気でメールやゲームをしている人。
思いっきりシャカシャカとイヤホンから音を流している人。  (アンタの脳みそはスカスカ~!)
席に座る時に、ドカッ! と思いきり座る人。  (自宅のソファじゃないんだから)
座った時に、思いっきり足を広げて座るオッサン!   (アンタの前世、カエルかい?)
ナンだか安っぽい香水か化粧品の臭いをプンプンさせてる女たち。・・・・・  (アナタ、耳鼻科に行った方がいいんじゃない?)

「死にたく」なる原因ではないけれど、どーしてここまで「良識」を無くした人間ばかりになってしまったのだろう? とがっ~くり。
私はハンカチに「フラワーエッセンス」を一滴たらして鼻を押さえ、耳には「耳せん」を入れ、なるべく身体を縮ませて(?)ジッと我慢する。 電車に乗っている時間が長いから、日々の修行はこの時間に集約されている、と言っても過言ではない。(?)

昔は
「外に出れば、男は7人の敵がいる」
と言われたもんだが、現代の日本は老若男女関係なく、
「人(ヒト)を見つけるのが難しい」
と私は感じてしまうのだ・・・・・・。
by anrianan | 2007-06-16 08:37 | ■一言いわせて!
誰か、ヘルプ ミー!
今日の午前中まで、エキサイトの調子がバツグンに悪かった。
記事をアップしようとしたら消えていたり、コメントを書いたらなくなっていたり、記事を編集して「送信」ボタンを押したらエラーが出て編集がパーになっていたり・・・・・。
参ったねぇ~、ホントに・・・・・。

天気も、昨日までの晴天とは打って変わって「じとじとジメジメ」の雨。
参ったねぇ~。



参ったといえば、もう一つ。

今まで何度となく、私は時代小説が好きであることを書いてきた。
それもずっと昔からというわけではなく、数年前に稲葉稔氏の『裏店とんぼ』(光文社文庫)が未踏の扉を開いてくれた。
それ以来、稲葉作品をはじめ、やっと「(知的な)オヤジたちの時代小説」にのめっている。


6月15日、16日にCSテレビで放映される「ミステリチャンネル」の「講談社BOOK(i)」という番組で、この稲葉稔氏が出演するので興味がある方は見てみてください。
(この日以外でも、何回か繰り返されるようです)
今月末発売の『大江戸人情花火』の宣伝をするのだそうです。


はっきり言って写真で見る限り、氏は顔の造りがいいらしい。・・・・・・というのは、
私の知り合いはみんな本やHPの写真を見て「ステキねぇ~!」というからだ。
従って「ヨン様」ではないが、作品以前にオバハンたちにウケそうだ。・・・・・・

あまのじゃくな私は、
(小説は顔で書くんじゃないぜ・・・・)
と斜に構えるが、反面
(それも「手」だね)
とも考える。 今の世の中、知性品性幼稚化現象にあるから、時代小説でも読んで漢字を覚え、「老齢化」を「成熟化」にする努力を国民全体がしたら、少しは明るい未来が開けるかもしれない。(?)

きっかけは何であっても、本が売れるっちゅうことは、作家にとっても出版業界にとっても、これまた明るい未来じゃな。

そんなことをつらつら考えながら、結局私だってこのCS放送が見てみたいよ。
でも、ウチはCS放送が映らないじゃない!
    なんだか、悔しいじゃないかっ!




    タレカ・・・・・・、わらわのために録画してたもれ。・・・・・・
by anrianan | 2007-06-14 14:08 | ■とりあえず日記
凛々子のその後
凛々子はトマトである。

以前職場で、希望者が(早いもん順で)貰ってきた
5-6cmほどの小さな苗が、4つで1セットになっていた。

私は早速、庭のあちこちに分散して植えた。
なぜなら陽射しや土の質が場所によって異なるから、その違いを見たかったのだ。
いわゆる「実験」だね。


一番大きく成長しているのは、レモンバームの近くに植えた凛々子だ。
“レモンバームはトマトの成長を助け、風味を良くする”(主婦の友社「小さな庭のハーブ&ベジタブル」) というのを読んで、ちょうどウチで生い茂っているレモンバームがいることを思い出した。

まさに「成長を助けている」のだろうか?・・・・・・  でも、コンポストも近くにあるんだよねぇ。
風味が良くなっているかどうかは、実を食べてみないと分からない。
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二番目に成長していたのは、レモンバームを株分けして、一緒に日当たりの良い場所に植えた凛々子。
土は乾燥気味だし、近くにはラベンダーもあり、大量のジャスミンが広大な領地を支配しているので少々心配だったが、周囲の雑草とともにジャスミンも根っこから引っこ抜いて場所を作った。
これが結構「マイペ~ス♪」風情で成長している。

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「元(もと)畑」で土の質としてはいいはずの場所に植えた凛々子は、なぜか三番目と四番目。
この「元畑」は、ハーブも雑草も良く育つ。 
周囲の雑草を抜いて植えた凛々子は、あっという間に雑草と見分けがつかなくなる。
それらに栄養を吸い取られてしまったか・・・・?

とにかく、引っ越しさせることにした。

一番育っている凛々子の領地で、しかもレモンバームにより近いところに植え替えた。

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四番目の、未熟児といえる凛々子もその隣りに植えた。

    カーッ! ・・・・・ (←これは、四番目の凛々子が「ムカツイタ」という声)

す、すんまへん。
未熟児にしたのは私でした。 最初に植えた時に、間違えて二度も踏みつけてしまったのです。
その後、気づいたら2枚の葉が無くなっておりまして、
(虫にくわれちゃったのかぁ? もうダメかなぁ?)
なんて心配しておりましたが、なにしろ「踏みつけた」罪悪感がありますから、抜かずにそのまま静かに見守っていたのであります。

そしたら、真中から小さな葉っぱを出し始めているではありませんかっ!
偉いぞ、凛々子!
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ということで、引き続き様子を見る事にしました。


我が家の「ナチュラルガーデン」(もしくは「自然野鳥の森」)に植えると、細かく気を使ってもらえないのでワイルドに成長するのですが、その前にダメになってしまうものも結構あり、
「愛情(手間)をかければ、植物はそれに応えてくれるからなァ」
といっていたマモル君の言葉が、脳裏にこだまするのでした。・・・・・



     アタシったら、放任主義だからね・・・・・・・。
                   植物にも、男にも・・・・。(?)
by anrianan | 2007-06-11 06:34 | ■家庭菜園