カテゴリ:■海外メモリー( 4 )
ここはハワイ? という感じ~♪
初夏を感じる今頃になって、盛んにうぐいすの「ホーホケキョ!」が聞こえる。


日々、日の出が少しずつ早くなり、早朝の空気もほんわりしてきた。
空が白みかけて鳥の声がする頃、私はゴミを出しに行くようにしている。
ということは、ゴミを出しに行く時間も早くなる。

今頃の気持ち良い気温になると、サンフランシスコやハワイを思い出す。
なぜだろう? と考えながらゴミを捨てる。

会社を辞めて、すぐに行った場所が「サンディ・エゴ~サンフランシスコ」。
そこで、2年弱の時を過ごした。
昼間オフィスに篭もりっきりの生活から、外の空気を吸うようになったからだろうか、
私の体も心も毛穴からも呼吸しているように感じた。


確信のように感じているのは、人間には「自然」が大きく影響しているということ。
木や花や空気、空、雲、風、日の光といった「当たり前」の存在が、
私たちの体の細胞さえも変えているということ。
細胞が変われば、血液も変わり、思考も性格も変わっていく。


私が今、この雨漏りするボロい家から引っ越すことが出来ない理由も、
お金云々よりも、周囲に植えられている木や植物と離れたくないから。
「木」は「気」と言われ、木が無くなった国は滅びると聞いた。


サンフランシスコで感じた、今でも忘れられない一瞬の思いがある。d0046294_7133816.jpg

「マリン・カウンティ」と呼ばれるゴールデンゲートブリッジを渡った向こう側。
さらに自然に溢れ、のんびりとした空気が街に流れ、人々の生活が豊かに見えた。
金銭的な豊かさではない。
大きな木が庭にあったり、焼いたパンを庭で頂いたり、豊かな時の流れだ。

地元の人は、「ベイエリアは物価が高いし、働く場所だ」と言っていた。
通勤ラッシュ時は、ゴールデンゲートブリッジが渋滞らしい・・・・・・。

それはさておき、
それまで私は、一度も「結婚をしたい」と思ったことが無かった。
「結婚なんかして、バッカじゃないの」とさえ思っていた。
それが、その大きな木を見ている時に、「ああ、こういうところで結婚したい」。
その風景の中で、「平凡だけど幸せな日常」が想像できたのだ。

d0046294_7146100.jpg

アメリカは物価も安いし、家も家賃一ヶ月分で借りられる。
食べる為に働く日本と根本的に違うのは、「生活を楽しめる」こと。
フリーウェイも無料で高速代は掛からないから、週末はお弁当を持って、キャンプやロッククライミングなどに出かける。

日本はリフレッシュするためにちょっと外出すると、交通費始めすべてにお金。
だったら家にじっとしていた方が良いと思ってしまう。
だから、出かけなくても自然に囲まれた環境はありがたい。

いつになったら、日本人も欧米人のように「生活を楽しむ」ようになれるのだろう。
まだまだ100年、200年かかるのかな・・・・。
長くゆっくり時間をかけなければ、何事も熟成されないのかもしれない。

このインスタントの消費国で、私なりのライフ・スタイルを明確にしなければ、
このまま押し流されて人生が終ってしまいそうな気がする。
そんなもったいないことはしたくないから、そうだな・・・・・・、
まずは「燻製小屋」と「小さな菜園」でも作る目標を立ててみるかな♪
by anrianan | 2006-04-25 07:17 | ■海外メモリー
フィンドホーン共同体-"Essence of the Arts program"
10年も前の写真ですけどね、
「フィンドホーン共同体」(スコットランド)に、6ヶ月間滞在しました。
“芸術プログラム” を受講した時の集合写真です。
(ちょいと粒子が粗いのですが・・・)


みんなクラスメートです。 最年少は17歳、最年長は56歳。
さて、どの人が最年少でどの人が最年長か分かりますか?

イギリス、ドイツ、アメリカ、アイルランド、フィンランド、イタリア、ポルトガル、日本から参加していました。 もちろん、日本人は私です。 ・・・ちゃんと居ますよ、この中に。

d0046294_7141024.jpg

この集合写真を撮る時、日本ならば「ハイ! チーズッ!」なのですが、ここでは、

 「みんな、何が好き?」 「S○X!」
 「もう一度~、何が好きぃ~?」「S○X!」


そうです、放送禁止用語なので○の中は、みなさんでご想像してください。
 あれしかないでしょ、アレよぉ、 アレ! (^O^)

え゙~!・・・ と驚いているうちに、バシャバシャと人数分の枚数を撮ります。
だから、一人一人が微妙に違う「たった一枚」の写真を貰います。
ド肝を抜かれながら、笑い転げるうちに撮影は終わりました。

d0046294_7204162.jpg
→ 3日間のペインティングクラス

  前日描いた絵を、水を含んだスポンジで消し、
  その上から再び描き、また消して、また描く
  これを3日間続けるクラスでした。
   
  最後に仕上がった絵には、
  心の心象風景が表れます・・・
by anrianan | 2006-03-07 07:32 | ■海外メモリー
光のしずくが溢れる窓辺・・・

真冬のスコットランドで過した半年間、暖かい所で生まれ育った私は、
気候や天候によって影響される人間の心や体調、
そこで求める暖かさや光、ぬくもりなど、初めての感覚を体験した。


バンガローやキャラバンで生活しているフィンドホーン共同体。
ほとんどの家に暖炉があり、日が射している昼間は薪割りをする。
夜も暖を絶やすことが無いように、アルミなどで蓋をする方法などを習った。
そして、サンルームや窓辺でキラキラと光輝いているものがあることに、最初驚いた。


寒く暗い時間が多く、暖かな日の光を求める心がそうするのか、
窓辺にガラス細工のものがぶら下がっている。 d0046294_218353.jpg
それが日の光を反射させて、キラキラと光る。
私も真似をして、
買ってきたものを今でも窓辺に下げている。
これを見るたびに、
その時の心の深淵がふとよぎる気がする。


ガラスのドロップは10ポンドくらいしたと思う。
記念に、と買い求めた。
角度によって、
部屋中のあちこちに虹色の光の玉を作る。

d0046294_219290.jpg

月の形をしたものもある。
これは、紙製で模様が入った銀紙が貼ってある。
これも光を反射して、きらきらする。


d0046294_2192581.jpg


不思議だ・・・、
光や暖かさは幸せな気持ちにさせる。





寒くて暗い時間を長く過す人々の知恵だと思った。


by anrianan | 2005-11-19 21:19 | ■海外メモリー
スコットランド(フィンドホーン共同体)
スコットランドのインバネス(ネス湖がある所)から
更にローカル線に乗って、フォレス(Forres) という小さな村にある
“フィンドホーン共同体”Findhorn Foundation という所に、
半年間滞在した事がある。d0046294_1018412.gif

10月下旬から4月という、真冬の寒くて暗い時期だった。

そこは「人間の霊的成長を高めること」を主旨として
講演やセミナープログラムが
年間を通して企画されている。

私はそこで、3ヶ月コースの“芸術プログラム”
Essence of the Arts)を受講した。
歌、即興ダンス、創作劇、マスクプレイ、陶芸、曼荼羅図、絵画など
さまざまなクラスがあり、それに加えて
サイコシンセシスや絵画セラピーなどの心理療法もあった。

そこの生活をしながら、自分の内面とどっぷり取り組むことになる。

天候は、めまぐるしく変化する。d0046294_1014431.jpg
人間も影響を受けるのか、
感情が激しく波立つ。

「平常心を保つこと」が大切だとは思うが、
見たくない部分を見つめた後の平常心と
見ないように自分をごまかしている時の
平常心ではまったく異なる気がする。

苦しみの中に入ってしまうと、
そこから永久に抜け出せないのではないかと感じるが、、
始まりがあれば、必ず終わりもある。

トンネルから出て、外の光を浴びた時、
やっと「経験は宝だった」と思える。

d0046294_10243283.jpg

そこで知り合った友人の一人が、
創作した絵画を最近メールに添付して送ってくれた。

タイトルに「Morning haiku…」とある。

私には???だが、
素晴らしいのかもしれない、と思って
「Thank you for your wonderful painting ! 」
と返信しておいた・・・。

d0046294_10245250.jpg


父と母が岩手の地に移り住む時に、ずい分私も勧誘されたけど(笑)、
やっぱり暖かいところがいいよ・・・。
by anrianan | 2005-05-24 10:37 | ■海外メモリー