カテゴリ:■岩手県花巻( 3 )
2014年末と2015年始
今年はおめでたくない年明けなのに(昨年10月に父が急死しましたから)、出勤初日にはつい「あけましておめでとうございます」と口をついて出てしまいました。年初の決まり文句だから、考えるよりも先に口をついて出てしまう言葉ですね・・・。

ということで、父がいない初めての年末年始です。
口うるさい王さまがいなくなったから、さぞかし和やかで静かな家族の集いになるかと思っていたら、そうでもありませんね。いるべき人がいなくなると、今までの家族間でのバランスが崩れて、妙にちぐはぐとなってくるものです。「重石」というか「歯止め」のような存在がいなくなるというのも難しいもんだな、と感じました。・・・・・

26日(金)の仕事納めの後、今年は都内のホテルで一泊して、翌朝花巻に発ちました。
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スイートはさすがに広いでしょ?! ・・・・というのはウソで、ロビーです。
花巻へは10月に2回、11月に1回、12月に入ってすでに2回目。葬式後の手続きやら、母とクックが寂しいから「来て」という要請やら、とにかく新幹線代もバカにならないけど、体力と気力も十分に疲れていたので、この一泊は非常にホッとしました。
さて、夜が明けると快晴です。
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新幹線に乗り込むと、さっそく一息。 ええ、コップは持参です。
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仙台で乗り換えた方が早く着くのですが、私はいつも「やまびこ」でどんぶらこっこと参ります。
3時間10分ほどですが、食べたり飲んだり本を読んだり眠ったり、結構あっさりと時間は過ぎてしまうものです。
新花巻駅からタクシーで母の所まで約3000円弱。
タクシーなんて贅沢ですが、母が「雪が降っていて運転がコワイ」というものですから、移動はすべてタクシーかテクシー(徒歩)。だから、そーとー鍛えられましたよ、雪道ウォーキングで。
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晩御飯のおかずを買いに行った帰りです。この日はお刺身にしました。
日暮れが関東よりも少し早いんですね・・・・・・。そのため夕食は、大抵4時か4時半には食べ始めます。
そして8時ごろになると、すでに10時を回ったような感じがして眠くなるのです。・・・・・・

朝は5時半から6時ごろに起きて、7時に朝食。
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以前は、朝食に父が打った手打ち蕎麦を食べていましたが、その名残で今でも蕎麦が多いです。
そして8時過ぎると散歩に出かけます。はい、おナカさんと私はクックのお供です。
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かなりの広範囲を歩き回っているおナカさんは、地元の人よりも抜け道に詳しいので、日々の散歩コースはおナカさんの指示に従います。
「ちょっと疲れているから、今日はこっちから(近道で)行っちゃお」「いいよ」・・・・・・私は“いいよ”しか言いません。
ところが、時には誰も踏み入れていない深い雪道を歩くことになり、二人と一匹はハァハァ息を弾ませての苦行になることもありました。
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そうでもなさそう? ええ、この写真はまだ写す余裕がありましたからね。・・・ホントに大変な時は、ひたすら足を上げて前進するしかありません。「おかーさん、大丈夫? 遭難してない?!」クックのリードを持った私は大きな声で呼びかけますが、母を助けに行く余裕なんてありません。 「もうダメ・・・・歩けない・・・・・」なんて言いながらバタリと倒れてしまったらどーしよ・・・・・・そんなことにならないように・・・と内心祈りながら雪を踏み分け踏み分け・・・・・・。その祈りが通じたのか、老婆と老犬は意外にもたくましく歩ききり、クックは散歩のたびに「またあの道を行きたい!」と言う始末(?) おナカさんには遭難時のためにリュックを背負わせました。
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冗談です、買い物用です。朝晩の散歩で雪道を歩いたあとは、必ずお昼寝。
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ええ、クックの話ですよ。私とおナカさんは昼寝などしません。買い物に行ったり(再び雪道行進)、雪かきをしたり、そうそう、30日には凍結されてしまった父の口座を解約するため、やっと銀行に行きました。
書類を提出すると、必要書類が足りないと却下。そこで私は、以前手渡されていたメモ書きを見せました。銀行の窓口の女性が手書きで必要書類を箇条書きにしたものです。それを見せながら
「どこにその書類のことが書かれてます? 年が明けてから、老いた母にまた一人で歩いて来いというんですか? この雪道を?」
と、静かに、怒りを地の底から込めて抗議しました。結局今後、書類を揃えたらこちらから郵送することで了解をとり、母が窓口まで訪れなくて済むように手続きをしてもらいました。まったくどこもかしこも、わざと面倒臭く複雑にして、預けた金や受け取るべき金を渡さないようにしているのではないか、と思え頭にきます。(だから高血圧になってしまうのよ!)

さて、話題はガラリと変わって、花巻には「まるかん」という昭和のデパートがあります。最上階(6階だったかな?)の食堂は見晴らしがよく、メニューは何でもあり、とにかく安い。こんな点も昭和の時代にタイムスリップしたような懐かしさを感じるのですが、その中で有名なのが、このソフトクリーム。170円!
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はい、向かって画面右手から出ている右手はおナカさん・・・(^_^;) 待ちきれなかったんですね。
「はい、おかーさん、写真撮るよ」。 なんとも嬉しそうににっこり。
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皆さま、ごめんなさいね。あまり美しくないアップを載せてしまって・・・・・・ふふふ、でもホントに幸せそうだねぇ。それにしても、シワがふえたねぇ・・・・・・などと思いながら写真を撮り終えた途端に、ソフトクリームにかぶりついたっ! ぎゃっはっはっは・・・・・! 凄い顔してるよ、おかーさんっ!
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む・・・・・むふっ・・・・・むふふ・・・・・、大笑いしたいのを堪えて、必死に(?)傑作に挑むアタシ。
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その様子を、一緒に食べに行った友だちがこっそり撮ってくれていました。
こういうのって、いい思い出になるんだよなぁ・・・・・・。

さて、この時一緒だった友人を北上駅まで送り、
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帰ってくると、弟が来ていました。狭くて小さな家の中で、3人と一匹の家族。うるさい爺やでしたが、いなくなってみると寂しく感じました。お酒を飲みながら話したいことがあったのになぁ・・・・・・。

大晦日には、一人で日帰り温泉に。花巻駅まで30分ほど歩き、1時間待って「花巻温泉行き」のバスで約30分。
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12時から3時までが「日帰り温泉」タイムなのだそうです。(短かっ!) 料金800円。(高っ!)
ちょうど私が到着したのが12時数分前。そして念のため、帰りのバスの時間を確かめたら、
 [12:15 13:15 16:15 17:15]
なにゆえ、ちょうどいい時間である14:15と15:15がないのでしょう?! 
仕方がないので1時間で湯を上がり、雪の中13:15のバスに乗って帰ってきました。田舎ってぇところは、車を持ってない人にはまったくもってやさしくない場所ですわ・・・。

一昨年9月に初めて訪れた花巻温泉。その時、両親はちょうど遠野から宮守に引っ越した直後でした。
「(引っ越しで)疲れたから」と一緒に泊まり、ほぼ一年後に父が亡くなったわけです。葬式の後、母とこのホテルに「花豆の甘納豆」をお土産に買いに来て、隣接している「蔵」というカフェでケーキを食べたっけ。・・・・・・バスに揺られて雪景色を見ながら、つらつらと思い出しました。・・・だから、今回どうしても日帰り温泉に来たかったのかな。
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弟が来てから、クックは私のベットに飛び乗って寝ていました。
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ワンコといえども、父がいなくなったことを感じとり、寂しさを彼女なりに克服しているようで、安いだ寝顔を見るたびに、できるだけ長く長~く生きてくれることを願わずにはいられない2015年の年明けでした。

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by anrianan | 2015-01-12 13:29 | ■岩手県花巻 | Comments(0)
ほっこり旅
正月以来、クックに会っていない。
なんだか心が壊れてしまったようで、希望のない毎日から抜け出せないから、クックに会いに行くことにした。
ついでに、おナカさん(母)とガンコ爺(父)にも会ってこよう。・・・

9月20日、東京駅で新幹線が出発する前にビールと日本酒でイイ気分になり、千鳥足でホームに向かう。
おっとその前に、つまみしか食べてないから、とお弁当を買ってもらった。
新幹線のドアが閉まって、ホームで見送ってくれたスーパーマンに手を振っていたら、酔いも手伝って、なんだか永久の別れのような気分になり、涙がチョチョ切れそうになった。
ヤだね・・・・・・4日後には帰ってくるじゃないか。

電車が走り始めて弁当を開き、野菜だけとは思えない豪華さにしばし見とれる。
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そして気づいた、あまりお腹が空いていない。・・・・・・けれど、折角なので全部食べた。
本を読んだり、うとうとしたりしながら、ふと気づくと窓の外には黄金色の稲穂が一面に!
ああ・・・・・・来たなぁ、という気分になる。
18年前父が東北に越してきて、初めてこの光景を間近に見たときには、あまりの美しさに呆然としたっけ。
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さて、東京から新花巻まで「やまびこ」で3時間10分ほどかかる。ついたら、もう夕暮れ近い。
新花巻駅では、クックが待っていた。私を見つけると、尻尾を扇子のようにバタバタ振りながら二本足立ちになって跳ねる。こんなに歓迎されるなんて・・・と、ここでも涙がチョチョ切れそうになる。
この日の夜はビールなどを飲み、ガンコ爺はダンス同好会に行ったので、私はおナカさんやクックとおしゃべりをして、あっという間に夜が更けた。

そして夜が明けて5時15分。クックの散歩に同行するために家を出た。クックが嬉しくて大はしゃぎ。3人で散歩することが大好きなのだ。私とおナカさんの周囲をピョンピョン飛び跳ねながら小走りする。
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久しぶりに日の出を目にする。
あまりに神々しく心が洗われるようだ・・・・・・洗われたぞ・・・・・・!(ホントかい?)
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おぉ、野糞をするクックも気持ち良さげで、なにやら神々しいではないか。(?)
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“実るほどこうべを垂れる稲穂かな・・・” 
黄金色の稲穂を見るたびに、この言葉を思い出す。ほんとだねぇ・・・・・・スカスカの人間ほどエラソーじゃないか。

田んぼによっては、すでに稲刈りが始まっていた。
一人で黙々と稲を刈ってはハゼ掛けにしているお爺さんがいた。大変だなぁ・・・と思いながらも、なんだか朝陽を浴びながら気持ちよさそうだ。年老いても、やるべき仕事があるって幸せだなぁ、と感じさせられ印象的だった。
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さて、わが家の爺は・・・・・・
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この日(21日)、午後からバーベキューに誘われていたので、その前にワイン祭りに行き、私はワインを、おナカさんはブドウを買うという予定を立てていた。もちろんクックも一緒に行き、私と母が買物をする間、クックは爺とお外で待つことに。
そこにはテントの出店が並んでおり、殻つきのカキが炭火で焼かれていい匂いが漂ってくる。
「ああ、午後からのバーベキューがなければねぇ・・・・・」
こういうところは、あまり相性の良くない父娘だが通じ合う。(誰でも考えることは同じか・・・・・・)
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私とおナカさんは、この場所から少し上に上がったワイン売り場に向かう。(写真左上の”EDEL WEIN”と書かれた建物)道筋にも屋台が出ており、焼き鳥やらたこ焼きやらを横目に唾を飲みこむ。
中に入ると、私は試飲をしながらワイン選び。おナカさんはチーズを買ってくれた。
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この日は暑かったので、クックも帽子をかぶる。
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なわけない。私に帽子を乗せられる。・・・・・・あ、おネーちゃん、ぼーしがズレ落ちます・・・。
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さて、いよいよバーベキュー。
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以前にもご馳走になったお宅で、目の前には一年分のお米を作る田んぼが。
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傍らでスペアリブやサンマが焼かれ、ビールやワインを飲む。その匂いが漂う中でクックは・・・・・・眠い。
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この日は、釜石線をSLが走った。ここのご主人や来客たちが皆カメラを持って、線路沿いに出かけて行った。
私はここから、ほんの一瞬通り抜ける瞬間を狙うことにした。(行くのが億劫だっただけ)
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実は一昨年、まだ両親が宮守にいたころ、私も写真を撮りに線路沿いまで走り、動画も撮って興奮したのだった。

その日の夜、おナカさんが拾ってきた栗の皮を二人で剥いた。甘露煮を作ることにしたのだ。
バーベキューが始まるまで、おナカさんがクックと一緒に(?)拾ってきた山栗。昨年までは、季節ごとの山菜や果物、自家製の野菜が送られてきたことが夢のように感じる。新鮮な食材が豊富であることが、なによりの贅沢に感じられる。
あ・・・・・・、おナカさんは栗の皮を剥きながら寝てるじゃないか。今日はイベントが盛りだくさんだったからねぇ。
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クックが立ったまま寝ている姿とダブって笑っちゃうけど、・・・・・なんだか心がほっこりするじゃないの・・・。

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by anrianan | 2014-10-01 08:40 | ■岩手県花巻 | Comments(0)
雪の花巻で年明け
毎年暮れから年始にかけて「宮守紀行」を書いておりましたが、今年から「花巻紀行」になります。
どんな状態でも都合の良い点と悪い点がありますが、今回両親の引っ越しでは、これらのことについていろいろ考えさせられました。

最大の問題は、田舎暮らしで年老いて車を運転できなくなった時、病院や買い物をどうするのか? ということです。
今回、両親が駅から歩いて帰れる距離で住居を探した大きな理由です。
また田舎暮らしでは憧れの薪ストーブ。とっても暖かいし雰囲気があって良いのですが、薪の調達方法によっては先々の体力的や金銭的なことを考えておくことも大切だとつくづく考えさせられました。
そして両親を見ていて特に思うことは、農業は農家出身の人間でないと、なかなか一生の仕事にはできないかもしれない、ということです。子どものころから働くことを身につけ、植物の知識や自然のサイクル、お天道様とともに生きていくリズムが自然に体にしみついていないと、仕事量の多さについていけず、特に年老いてからは重労働です。

私の母は農家出身ですが、その大変さゆえに
「おかーさんは農家が嫌で、こっち(横浜)に嫁に来たんだからっ!」
と事あるごとに、マモル君(父)に異議を申し立てます。しかし、朝飯前の一仕事をちゃちゃっとこなしてしまうところや、私が一週間かけて終わるか終らないかの庭仕事を2-3日で終わらせてしまうなど、まるで魔法を使っているとしか思えない動き方は、さすが農家出身! と感じます。
農家の朝は早く、とにかくみなさんよく働きますよねぇ。・・・・・・

よく『老後は自然の中で田舎暮らし!』みたいな宣伝を見かけますが、もし老後は田舎暮らしをしたいとの夢がある方は、50代よりは40代、40代よりは30代、できれば20代というように、なるべく早くから田舎の自然の中で生きる生活に、体と感覚を慣らしていった方がよいのだろうと思いました。

さて、横浜育ちのマモル君(父)と、農家出身だけど横浜横須賀の生活が人生の三分の二を占めるおナカさん(母)は、花巻駅から車で10分余りの町に住み始めました。クックも一緒なので一軒家。でもとても小さい。
今回の花巻編は、この小さい家でスタートです。

まずは夜行バスで着いた28日の午前7時20分。雪のために到着は30分ほど遅れました。
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マモル君が車で迎えに来てくれて、走る道々の風景は以前の宮守と比べると、すっかり「町」。
これじゃ、田舎に来たって感じじゃないよねぇ・・・・・・と内心ちょっとガッカリしながら、それでも雪が見られるだけでもいいか・・・・・・と思ったり。

外気は冷たいけれど家の中はほっかほか。特に小さな家だからストーブがない部屋もあったかい。これはいい点。
朝食はいつも蕎麦。 久しぶりにマモル君の手打ち蕎麦でした。
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文句なく、旨い。
食事が終わると、おナカさんが
「餅を作るから!」
と張り切っています。 え? 餅?・・・を作る!? と狂喜しますが、
(ああ、餅つき機で作るのか・・・)
と納得し、狂喜は一気に冷却しました。なぜか家電製品を使った調理法には、あまり喜びを感じられない私です。
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それでも、わが家には餅つき機なんて物はないので、へぇ~、こんなものでできるのぉ~? なんて、穴を覗き込んで興味はつきません。
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おお、蒸してる・・・・・おぉ! 搗き始めた! 動いてる動いてる! 
もち米が洗濯機の中で回っているみたいじゃん! (違う、餅つき機の中で回ってるんだってば)。
出来上がりは、やはり杵つき餅というわけにはいかないなぁ、と思いましたが、おナカさんがあまりにうれしそうに
「よっくできるだろう?!」
なんていうものだから、
「そうだね」。・・・・・

その日の夜、二人はダンス教室の忘年会があるとのことで、私はクックとお留守番です。
そうそう、クックは4-5日前に、生まれて初めて美容室(?)に行き、全身洗われて、毛先をきれいにトリミングされていました。美人度(美犬度)はますますアップ! (親バカでスミマセン・・・・)
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昼間は時々陽も差して雪は溶けていたのですが、
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夕方になると雪が空から落ちてきて、可愛すぎるクックと二人で留守番をするころには雪。
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に埋もれていくビールは、なんともイイ眺めよのぉ・・・・・・。

さて翌朝、ちゃんと雪国らしくなっていました。
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クックが尻尾を振りながら、布団に寝ている私を起しにやってきて上から見下ろします。
「おい、起きろよ」・・・なんて言い方はしません。 おねーちゃん、起きてぇ~、てな感じでしょうか・・・。
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この日蕎麦を食べたら、さっそくおナカさんとクックのお散歩に同行。
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おお、そうそう、どんだけ小さな家であるか、お見せしときましょう。
おナカさんの後方に見えるカフェモカ色の箱、あれが家でございます。宮守のころ、家の横に立っていた納屋よりもちっさい!
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この道をまっすぐ進んで、ちらほらと家々が立ち並ぶ小路を抜けると鉄橋。
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この下には大きな道路が盛岡に向かっています。
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やがて見えてくるは、花巻東高等学校。向かって右側が校舎、左側が体育館とのこと。
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学校近くの通学路には、なんともシャレた電灯が両脇に立ち並んでいます。
「朝早くと夜ここに来るとさぁ、電灯がついていて、まぁ~きれいでさぁ!」
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「春先になると、この花壇に花がいっぱい咲いて・・・! みーんな自転車に乗ってくる学生が、“おはよぉーございますっ!”って挨拶していってさぁ! まぁ~礼儀正しいんだよ!」
よっぽどこの学校が好きらしく、おナカさんはまるで自分の学校を自慢するかのように話します。
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やがて、モールのようなショッピングセンター(?)に到着。 JAのお店が並んでいるらしいのですが・・・。
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「“ちゃい”っていうパン屋さんがあるんだよ」
「おいしいの?」
「おいしいって」
「食べたことないの?」
「ない。・・・・・・買ってってみる?」
なぁ~んだ、買ってみたかったのかぁ、とやっと合点がいき、買ってみようよと言うと、
「うん、一回さぁ、買ってみたかったんだぁ!」
ところが、すでに年末休みに入っていた。・・・・・・ゴメンちゃい。
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この日の散歩時間は、1時間30分。 2時間くらい歩く日もあるということでしたが、なにしろ雪の中の歩行は寒くて、一歩一歩が重い。私にとっては十分な運動量でした。
この雪は、私が出発する元旦の朝まで続いており、翌朝のごみ出しもこんな状態です。
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この時は、前日と別のコースをたどり、まるで『冬ソナ』のロケ地に来たような気分になりました。
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この木を見たら、雪の中で戯れていた高校生のユジンとチュンサンを思い出してしまったわ。・・・・・
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かと思えば、雪は止んで道の雪も溶けているようだけど、これはすこぶる危険な状態。
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別の日の散歩ですが、道に薄く氷が張っていて、気をつけないとツルツル滑るのです。
というわけで、クックのリードは私が引いています。 その私も何度がツルリと滑ってヒヤッとしました。

ひとまず散歩の話はこのくらいにしておき、食についての話を少しだけ。
ここは農家さんが持ってきて売る直販所です。
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まっすぐのネギの束、150円。 手前の曲がったネギの束、100円!
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野菜を作らなくなった両親はすべて買わねばならない生活になりましたが、それにしても安い。
今年は消費税が上がり、町では野菜が高騰し、そもそも品薄になってきています。かなり貧困生活で慣らした私でも、時として最低限の食生活を維持することすら厳しく感じることがあります。でも田舎ではこんなに豊か。・・・

私はおいしい物を食べることが好きなので、できれば新鮮な食材でおいしい物を作りたい。
できれば、化学調味料や保存料なんて人工的なものが混ざっていない物を食べたい。
たったこれだけのことが、都会と言われる都市部では困難になってきています。

豊かさって何なのか、白い雪の中を歩きながら、しみじみと考えさせられた年の瀬でした。

やっぱりガンバッテ野菜を作らなくちゃ!
と思ってみた私に、ぽちっと応援をお願いね。d(^_^;) ちゃんとガンバレよ。・・・はい・・・・

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by anrianan | 2014-01-03 12:03 | ■岩手県花巻 | Comments(8)