<< 確実に、何かが変わっている・・・・・ 大祓い >>
交通ルールは、守れ!
昨日のこと。
駅へ向かって私は歩いていた。
雨がどしゃぶりであるか、暗くなければ歩くことにしている。
約2kmくらいではないかと思っているが、アンダンテで(普通の速さで)23分、アレグロ(早歩き)で20分。

しかし昨日は日傘をさすような暑い日で、私は汗をかかないようにゆっくりゆっくりゆらゆら・・・・・・、アダージョ(ゆっくり)で歩いて行った。

歩道は、狭い所で80cmくらいだろうか。
左側には1m20cmほどのコンクリート壁、右側が車道でガードレールによって区切られている場所だった。


後ろから、チリンチリンとベルが鳴った。
自転車である。

私は常々、この狭い歩道を我がもので走る自転車にムッとしていた。
しかし、チリンチリンと鳴らされると人間の本能なのか、自分の意思に反して片側に避けてしまう。



ところが、昨日の私は違っていた。
珍しくロングスカートを履いていたせいか、蒸気が上がるような暑さだったせいか、原因は判明しないが私は片側に避けようとしなかった。
ものの十秒ほどだったと思うが、ガードレールが切れた所で自転車がイライラしながら私の横をすり抜けて行った。

その刹那、乗り手のオヤジが私の顔をジロリ。
その“ジロリ”に、私の何かがキレた。

「自転車は車道を走るのがルールです・・・・・・」
声のボリュームはやや低め、つぶやくようにきっぱり言い切った。
幸か不幸か、車がピタリと途切れていて、辺りはシーンとしていた。
周囲のジンジンという音が聞こえそうな暑さと、私の声が強調された。


60代後半か70代だろうか、殆どが白髪のオヤジは
「何言ってんだ! こんなとこ、走れるわけないだろ!・・・・・・」
内心慌てながら片手で車道を指し、私に反撃しながら過ぎて行った。

「交通ルールでは、自転車は車道です」
私は再びトーンを変えずに返した。

相手のオヤジは、明らかに動揺しながら怒っていた。
「それは東京だけの話だ! 何言ってんだよ!」
(え? 東京だけ?)
と思ったが、いやそんなことはないだろう・・・・・・。

さらにオヤジは、遠ざかりながら何かをごちゃごちゃと言い返しているが、自分の方が悪いことを知っているから筋が通らないし、言葉に力が無い。

交通ルールは、守れっ!

半端オヤジの後ろ姿に向かって、私はキッパリ告げていた。




    ・・・・・・・・・・・・。





「れっ!」の切れがスタッカートで、妙にいい。・・・・・・
我ながらビックリしながら、ちょっと惚れぼれ。
(野際洋子の声みたいだ・・・・・・。)

感情的に怒鳴っている半狂乱人はたまにいるが、平然と啖呵切る女を日常で見かけることはあまりない。
映画や小説では居るけれど。
(あたし、やっちゃったわ・・・・・・)



自転車で走り抜けた半端オヤジは、片足をついて10mほど先で止まって振り向いた!


(おっ、殴られるか?)
頭の中で、すばやくシナプス回線が動き出す。
このまま通り過ぎていこう。
もし身体のどこかを掴まれたり触れられたら、相手のどこかを掴んで逃がさないようにして・・・・・・、
警察に電話するのだ。
私は片手で携帯を取り出す心の準備をした。

こうなると、
「舐めたらいかんぜよっ!」
の夏目雅子が私に乗り移ったようになっている。


歩くテンポはアダージョのまま、オヤジを日傘の下からジッと見ながら距離は縮まって行った。
(そうだ、掴まれたら“暴行罪で訴えます”といってやる・・・・・・)
私は本気で警察を呼ぶ気だった。
大体、自転車の違反者が多すぎる。


相手は口をモゴモゴさせて何かを言いたげだったし、実際何かを言っていたが、ルールを守っていないのは自分だ。
それを分かっているから、私に言い返すことができない。

悔しそうに、何ごとか言い捨てて自転車で走って行った。



ホッとした気持ちと、
(ああいう訳の分からない大人が増えるから、変な人間が増えるのだ!)
という怒りを感じていた。



言っておくけれど、いつもこんな強気で立ち向かっているわけではない。
大抵は、クッと悔しい思いをしながら我慢をするのだ。


優先席での携帯電話に我慢をし、シャカシャカなっているイヤホーンに我慢し、公共の場(電車やバス、映画館など)で大声でしゃべっている群れに我慢をし、混んで来ても悠々と自分のスペースを保ってメールをしている人間に我慢をし、我慢することは山ほどある。


世の中、おかしいよ。  と思う。


マナーを守らず、良識のない人間の方が増えてしまっているから、昔ながらの当たり前のことを言っている人間が、問題があるような言い方をされる。
近頃は、60代や70代のシルバーでも変な人が多い。

しかしこの年代は、“悪い”という自覚を持っているけど、「やっちゃえぃ」的なタイプ。
これが30代くらいになると、この“悪い”という意識もないから全く始末が悪い。
言ってみれば何も知らない幼児と一緒なのだ。
これは、育てた親が知らなかったか、バカだったか・・・・・・。



とにかく、バスや電車に乗っていると、それだけでストレスが溜まる。

それが修行なのか?・・・・・・・

我慢するのことが修行なのか?・・・・・・


 なんだか、やったもん勝ちみたいな世の中だ。・・・・・・・







しかし今日も雨の中、修業に行ってきます。




ランキングに参加中です。
ルールは守れ! に応援のぽちっをお願いね。

  ↓ ↓ ↓
人気ブログランキング
by anrianan | 2009-07-02 09:50 | ■とりあえず日記
<< 確実に、何かが変わっている・・・・・ 大祓い >>