春は新しい一歩が始まるような、何か明るい季節をイメージさせるけれど、これは学生時代の古い記憶が脳に刻まれているからに違いない、と思う。
学年が一つ進級していくのは、言ってみれば
「年をとっているよ」
とのサインというだけで、本人の努力や能力には関係ない、とさえ言える。 今になってみると。
それが、どうだろう?
「一年生の能力に満たなかったので、もう一回一年生をやりなさい。」
と、言われたら。それが何回も続いたら。
春という季節は、恐怖と不安におののく季節となるのではないだろうか。
でも、意外に「自分のペース」や「あり方」について、子どもながらに悟るかもしれない。・・・・・・
なぜ、こんなことを述べているか?
私はつくづく思うのですよ。・・・・・・
人にはそれぞれの「目覚める」時期が異なるのだから、少しでも早い時期から、ペースの違いを当然として受け止めて生きてきたら、年齢制限などはなくなり、もっと多くの人に、いや、すべての人に色々な可能性とチャンスがあるのではないか。
それぞれの特性を生かした生き方ができるのではないか、と。・・・・・
(中には、そうした生き方をしている人はいるけれど。)
そうであれば、
「経験は宝」「過程が大切」
という言葉も納得ができる。
ウチの桜は、どうも遅咲き。
今朝は3分咲きにも満たなかったのに、午後になって日が当たって暖かくなると、ぐんぐん咲いてしまっている。
(ああ、そんなに慌てて咲かないで・・・・・・。)
パッと咲くと、サッと散ってしまいそうではないか。
今日は朝から、ずっとパソコンの前に座って「職」探しをした。
いい加減、気持ち悪くなった。
年齢で区切られてしまうのだから、探すだけバカみたいな気もするが、何もしないではいられない心境なのだ。
「派遣というものの不安定さを十分承知していながら、何の備えもしてこなかった彼らの危機意識のなさに対して、本当に気の毒だと思う。」
「政府に救済を求める前に、自分でできることはすべてしてきたのか?」
「経緯はともかく、不安定な状態にある以上、リスクを想定した生活というものがあるはずである。好きなことをして、大した努力もせず職を失って蓄えも住む場所もないから国が何とかしろなどと、虫がいいにもほどがある。」
「弱者救済に使われるお金には、我慢に我慢を重ねながら自活している者の税金が入っていることも忘れないでほしい。」
これらを読んで、あなたはどう思うだろうか?
世の中、勝てば官軍。
これは子どもの頃から、父によく言われた。
では、何に勝つのだ?
金持ちになること、社会的地位を得ること、知名度を得ること、出世すること、結婚すること、子どもがいること、・・・・・・。
これらを手に入れた者が、勝った人間らしい。
官軍は、何を言ってもいいのである。
官軍は、人間的にも素晴らしいのである。
官軍は、尊敬されるべき生き方をしてきたのだ。
ほんとか?
こういう人間には、決して出会いたくないね。
人間、いつ何があるか分からないのだよ。
自分では、すべてに抜かりがないと思っても、所詮“人間”なのだ。
人間である以上、神の領域に入れるわけはなく、どんなにエライ人間でも、人間故の浅はかさを持っているのだ。
他人さまを非難できないから、ウチの頑固ジーヤを例にするけど、ウチのジーヤは堅実に我慢強く人生を生きてきた。
だから薄給の地方公務員をしながら、家を3軒も建て、その内の1軒に人生敗者の私が住んでいるわけ。
彼は逆境に強く、自分がやると決めた事は必ず成し遂げ、何歳になっても大志を抱くお方である。
さて、この人は100%幸せでしょうか?・・・・・・・
私は、そうでないと感じている。
官軍は、自分でも気づかぬうちに、背後霊のように不幸を背負っているのだ。・・・・・
なぜか?
そんなこと言いません。
そういうことを気づくために生きているんだから。
人はそれぞれ、気付くところが違うってことかもね。
あるいは、他人のことはよく見える、ってことかな。(自分は誰もが良く見えない・・・・・・)
気づかない頑固爺が多いよね、最近。
いや、昔からか・・・・・・・。
「今、私は上手くいっている!」
と強気になっている時ほど、足元には大きな穴が開いているもんだ。
気づかない時間が長ければ長いほど、穴は深くなっているもんだ。
なんだか私も職あたりで消化不良が続いているせいか、Bu~Bu~とタレテしまった。(^_^;) スンマヘン
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