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海辺の小料理屋 鴨鶴
横浜の叔父と叔母が、使っていないストーブを持ってきてくれた。
そして、どこかで昼食を食べてから温泉に行こう、ということで車に乗り込んだ。
天気は良いし、絶好のドライブ日和だ。

さて、私が住んでいるのは山の上であるが、その山を下れば漁師町である。
7-8分も歩けば海辺に出るし、都会から釣りにやってくる人が多い。

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昔おナカさん(母)が、時々お手伝いの声をかけてもらっていた小料理屋さんが、鴨鶴(かもつる)である。
といっても、そこは隣接する魚屋がメインで、宴会や食事の予約が入った時のみ小料理屋を開くという具合であった。

その頃の思い出に、「まぐろコロッケ」がある。
その日余った、まぐろの切れ身や切り落としをもらってくると、おナカさんはよく作ってくれた。

その小料理屋さんの世代が代わり、私と同じ小学校に通っていた息子が現在は継いでいる。同級生ではなかったし、全校生徒は2000人ぐらい居たから、あまり話したこともないのだが、顔はよく知っていた。

最近ネットで、毎日開店しており(水曜休業)、ランチもやっているらしい、ということを知った。それ以来、いつかランチを食べに行ってみたい、魚もこれからに買いに行きたい、と思い続けていた。

ところが、なかなか一人でそこを訪れる勇気がなかった。
幼い頃の知り合いに再び会う気恥かしさもあった。
本音を言えば、良くも悪くも学校中に知られている有名な子だった私が、今はこんなに落ちぶれている、という気持ちがどこかにあるようだ。・・・・・・ 物質的価値観を否定しつつも、その価値観に捕らわれている自分の弱さの表れでもあるのだが。


そんな折、叔父が
「鴨鶴は、やってないのか?」
と言い出した。
「ネットで見たら、やっているみたいだけどねぇ・・・・・。」
「この間通ったら、閉まっていたんだよなぁ。」
「ランチもあるみたいだけど・・・・・・。」
なにやら叔父も気になっているお店のようで、車でお店の脇を通りかかった。


「開いてるよ!」
駐車場も一杯だったので、道路沿いに止めて、のれんをくぐる。
満席で入れないが、あと10分ほどで空くと言う。
それでは、とすぐ近くにある八幡神社にお参りして待つことにする。
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子どもの頃は、お祭りには必ず来ていた。
土・日と夜店が出て賑わうのだが、日曜日の午後は早々に店じまいをする。
だから、土曜日の夜は目一杯遊んで、日曜日は午前中から走って行った記憶がある。

私はこの地に戻ってきてから、地域の催し事には殆ど参加しない。
子どもの頃から、人と群れることが好きではなく、あまり友達との楽しい思い出がないせいかもしれない。
大人になって社会に出てからの方が、周囲の人に受け入れられたように感じるし、友だちもたくさん出来た。


鴨居神社の前には海が広がる。
お祭りの時に、お神輿を担いだ人たちが海に入っていく光景は圧巻だ。(右手に見える屋根が、鴨鶴 ↓)
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その海の傍に、鴨鶴はある。
ランチを食べたついでに、主に思いきって声をかけて挨拶をする。

お魚屋さんは彼の父親が営み、今は病気で店を閉めているのだという。
(ああ、もっと早く、さっさと来るのだった・・・・・・。)
と後悔したが、母の近況を伝えながら、また来てみようと心の中で思った。


お腹いっぱいになった後、観音崎ラドンセンターへ向かった。 潰れていた。
仕方がない、叔父が知っている温泉が佐原にあるというので、そちらに向かった。 貸店舗の看板が出ていた。

ああ、なんということ。
この不景気な世の中を、つくづく感じさせられる。


結局、叔母が最初から一番行きたがっていた三浦海岸の「まほろば」に向かう。
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ここは休憩所が無いし、3時半以降は入浴料が1000円になるし(3時半前は500円)、であまり落ち着かない。
しかし、私達が到着したのは2時半頃で1時間は入っていられる、ということで湯に入ることとなった。
女湯は露天風呂があり、(男風呂はないらしい・・・・ほんとかなぁ 私と叔母はのぼせるほど湯に浸かった。

叔父が運転するため、湯上がりのビールが無いのが残念だったが、やっぱりお風呂に入ると身も心も軽くなる。
美しい夕日を眺めながらの帰り道は、送り届けてもらった頃には太陽もすっかり沈み、風も冷たい。
冬であったことを思い出すのだった。




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by anrianan | 2008-12-08 16:11 | ■とりあえず日記
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