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老人は早起き?
昨日、おナカさんは雨の中無事に到着した。

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                   (※なぜか、今頃咲いているたんぽぽ ↑ )

到着時間が4時半頃だったこともあり、そのまま夕食の用意をすることにした。
大した用意はできないので、前日に宅急便で届いていた大根の煮物と、先週から煮込んでいる鶏肉のスープ。
スープは塩と胡椒だけの味付けだが、一人用の小鍋に雑穀ご飯をいれて、このスープをかけて温め、そこに卵を落としてネギを散らす、という簡単なご飯。
おナカさんにとって初めての小鍋に喜びながら、
「こんなに食べれないよ」
と言っていたが、結局完食していた。

それからひとしきりお喋りをするも、始まりの時間が早かったから、9時頃には二人ともお風呂に入り、おナカさんを見ればソファの上で夢の中。私もここ数日、部屋の掃除や迎える準備をしていたから疲れも出た。
「それじゃ、もう寝ようか」
ということで、二人ともそれぞれのベッドに引き上げた。・・・・・・


ここまでは、良かった。


私は、自分が寝室に使っている2階のベッドを、今回おナカさんに明け渡していた。
この部屋は朝日が最初に差し込むし、置いてある物は少ないし、なんだか気持がいいのだ。

そして夜中、パタンパタン・・・・・・と階段を下りてくる足音で目が覚めた。トイレのようだ。
(ああ、1階の方が良かったかなぁ・・・・・・)
と、私は寝ぼけまなこのまま考えていた。

しばらくすると、トイレのドアが開き、再びパタンパタン・・・・・・と二階に上がっていく。
足が悪いおナカさんは、やっぱり1階の方が良かっただろうか、とちょっと心配がよぎった。
すると、なにやら二階で物音が始まった。
時々、バタン・・・・ゴトンと、慎ましくも騒がしい音がする。
(がーっ! 何か始めたな・・・・・・)

私は枕もとの携帯で時間を見る。

  2:34!・・・・・・

(おいおい、勘弁してくれよ。・・・・・・)
私はそのままベッドの中で死んだふりをしていたが、一向に物音は収まらない。
その内に、別の部屋に置いてあった段ボールの箱を潰しているのだろう、と予想がついた。

私は2階の一室を、洗濯を干す部屋にしている。
そこは「倉庫」代わりでもあるから、使える段ボール箱や、着ない洋服なども置いている。
おナカさんは、その部屋を一目見るなり、
「なぁ~に、あの段ボール箱は! 潰しちゃっていいんでしょ?」
と目を輝かして言っていた。

「ん~、でもさぁ、押入れの中の整理棚は、あの段ボール箱で作ったんだよ。」
毎月送られてくる財宝温泉の水は、四角くてしっかりした箱に入ってくる。これを重ねると、時に収納棚として重宝するのだ。しかも、痛んできたら、新しい箱に替えればいいのだから。
「ウチには段ボール箱がないのに、あんなにいい箱がいっぱいあるもんなぁ・・・・・。」
とおナカさん。
(なのに、潰すんかい?!)
と、相変わらず天然のおナカさんについて行くのは大変だ。



2階の物音を聞きながら、ベッドの中で私はこのやり取りを思い出していた。
(・・・・・ったく。 2時半にやるなよなぁ・・・・・。)

私は全部の箱が潰されないことを祈りながら、起きていこうという気はなかった。
しばらくすると、再びパタンパタン・・・・・・と階段を下りてくる足音が。
(今度は何をやる気だ?・・・・・・)
もう、こんなに騒がしい夜になるなんて! と腹立たしい気持を抑えて寝ていると、
再びトイレに行き、台所で水を飲み、2階に戻って行った。
そして、静かになった。・・・・・・

はぁ~、やっと寝たかい。・・・・・・


おナカさんも、さすがに自分の住まいでないから勝手がわからないこともあり、
「寝るしかない・・・・・・」
と諦めたようだ。(笑)

そしてその静けさは、5時になると再び破られた。
しかし、私は深夜の妨害の腹立ちもあり、6時になってラジオからクラシックが流れ、しばらくベッドの中で聞いたのち、ようやく起き出して行った。
私が起き上がると、待っていたように、白い割烹着を着たおナカさんがニコニコと元気全開で
「洗濯機にお風呂の水、入れといたよ!」

「ねぇ、・・・・・・夜中に何をやっていたのさ。」
「ぶふふ・・・・・・、段ボール箱を潰してまとめておいてあげたから。廃品回収はないの?」
(誰が頼んだんだい?)
という言葉は出さずに、
「ない。」

「夜中の2時半に潰すことはないんじゃないの?」
「ぶふふふ・・・・・、だって時間が分かんなくってさぁ。何時なんだろう? て思ってさぁ。」
(ああ、時計が無かったのね・・・・・・・。)
私は納得したわけではなかったけれど、所詮、おナカさんと納得する会話をしようと思っても無理なので、楽しくやりたいことをさせておくことが一番と思っているのだ。

「そんなんだから、高血圧になるんだよ。」
ぶふふふ・・・・・・、と笑って、
「じっとしてられないんだよ。お母さん、寝てられなくて。」
へぇ~・・・・・・、あたしゃ、いつまでも寝てられるよ。


そんなこんなで、おナカさんはオモロイのだけど、時に真面目に腹が立つこともある。
しかし、真面目に腹を立てても埒が明かない相手なのだ。

そのおナカさんは、今日と明日は仲良し4人組で鎌倉に泊まりに行くという。
「電車の中で、大声で話したり、下品に笑ったりしないでよね。」
「うん。・・・・・・」
私の注意に上の空で返事をして、約束の9時半よりも45分早く出かける準備を整えてしまい、鞄を肩に下げて、
「お母さん、もう行っているから。」
この人は、嬉しいことがあるといてもたってもいられないのだ。
人との待ち合わせで20分でも30分でも早く行って、待っていることも嬉しいようなのだ。

「どうぞ! お気をつけて。」
「じゃ、行ってくるね!」


はぁ、・・・・・・・
おナカさんが来てくれると、嬉しいんだけどさぁ。・・・・・・



   今、静かな時間が戻ってきた。



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by anrianan | 2008-10-15 10:40 | ■とりあえず日記
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