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ブランデーと梅の甘煮は・・・・・・
梅雨はまだ明けていないらしいが、土日の週末は一気に夏日となった。
35℃前後のうえ、日本特有の湿気で列島全体がサウナ状態。

同じサウナ状態でも、東京の場合は「異常」としか思えない蒸し方だ。
アスファルトやコンクリートビル、反射するガラス、人や機器の熱気などが逃げる道を失い、一気に火柱となって上空に上がっているような気がする。
日傘を差しても、足元から熱風が絶えず吹き上がってくる。私は茹ですぎたほうれん草のような気分になる。

そういう状態を体験すると、我がオンボロ屋敷は天国だ。
緑に囲まれ、家中を風が吹き抜けるので、冷房が無くても全然困らない。
天井近くに取り付けた一台の扇風機が、首を振りながら部屋の中の空気を撹拌する。
私は目の前の窓からの風を頼りに涼をとるが、それでも熱くなってくると「一日3回水風呂作戦」が始まる。
その後のスッキリ感とけだるさのコラボがたまらない・・・・・・。

ブランデーと梅の甘煮は・・・・・・_d0046294_8181927.jpg


ランチタイムなら、ちょっといいか・・・・・・。
と、自分に甘い私は、先日冷凍庫に入れておいた梅の甘煮を一粒、シャンペングラスに乗せてブランデーで解凍した。

舐めるように一口・・・・・・、? ? ?

甘酸っぱい梅ブランデーを期待していた私の想像は、ものの見事に裏切られた。
(ただのブランデーだ・・・・・・。)

それでも諦めきれない私は、小さなフォークを持ってきて梅を崩した。
どろどろに混ざり合って、ようやく期待の味に近づいたのだけど、まったくシャリシャリ感はない。当然。
(これでは梅煮を氷らせる意味がないね・・・・・・。)

ようするに、フローズンマルガリータの梅バージョンを目指したのだけど、これは再び検討せねばならぬ・・・・・・。


   しかし、これが上手くいった暁には、飲んだくれそうな予感がするゾ。・・・・・・
by anrianan | 2008-07-14 14:18 | ■食生活
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