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柿葉茶、笹茶、どくだみ茶、レモンバーム茶・・・・の茶づくし
私は、あまり「茶」を飲まない。
なのに、なぜこんなに茶葉を作っているのか・・・・・・。
果実酒も同じ。
あまり果実酒を飲まないのに、毎年作っている。

作る過程が面白いのだ、と思う。
樹木に実が成っていると、採ってあげないと無駄にしているような気になってしまうし、無農薬のものだから(実は放置しているというだけ・・・・・・)体に悪いわけはないし、そうなると何とか活用しなければ、という気持に駆り立てられるのだ。


柿葉茶、笹茶、どくだみ茶、レモンバーム茶・・・・の茶づくし_d0046294_1527972.jpg今年は、腐るほど生えてくるどくだみを干してどくだみの茶葉を作った

※化膿性皮膚炎、膀胱炎、外陰炎、膣炎、食中毒、冷え症、肩こり、水虫、湿疹、にきび、肌荒れや解毒、蓄膿症、化膿性のはれものができたときなど。
葉茎・花は血行促進、高血圧、動脈硬化、腎炎、膀胱炎、心臓病、脳出血、便秘、尿の出が悪いときなどにも良く、昔から毒消しの妙薬として知られている。悪臭防止効果もある。高血圧、常習便秘の人はお茶代わりに飲むと良く、高血圧の人はドクダミ茶とハブ茶を半量ずつ混ぜて飲むと良いとも言われている。



次にうっそうと茂るレモンバーム(ハーブ)も、干して茶葉に。

※レモンの香りとほのかな甘み味が爽やかで口当たりがよく、気分をリフレッシュしてくれる。ドライでもフレッシュでも飲める。
風邪や夏バテの時など、ミントとの相性はとてもよい。
鎮静作用、鎮痛作用、強壮作用、発汗作用、抗痙攣作用、不眠症改善、うつ病改善、アレルギー改善、神経障害改善、動悸改善などに。



ウチには他にも何種類かのハーブがあるのだけれど、まったく活用されていない。
これらを料理はじめ、日用雑貨品としても使えるようになったら、どんなに快感だろうと思う。



柿葉茶、笹茶、どくだみ茶、レモンバーム茶・・・・の茶づくし_d0046294_1528379.jpgそして、昨日は冷凍しておいた熊笹を窓辺に並べて干した。
クマザサの新芽を送ってもらったので、とりあえず冷凍保存しておいてのだ。
クマザサ茶やクマザサ酒を作りたいと思っていたのだが、生葉がいいのか乾燥葉がいいのか、もっとよく調べてみようと思っていたからだ。

※熊笹はガン細胞の増殖を抑制する抗癌作用があるといわれている。また、笹類は蛋白質、多糖体、葉緑素、カルシウム、ビタミン類の栄養素がバランスよく含まれ、若葉には強心作用の有効成分が一番含まれているとされている。
熊笹に含まれる抗菌作用や抗炎症作用は、免疫力を高めて雑菌の増殖を抑制するとされているため、口内炎や口臭などの原因である虫歯、歯槽膿漏や胃炎、胃潰瘍などに良いといわれる。

(ただし、熊笹は8月以降は取らない方がいいと聞いたことがあるぞ・・・・・・。)


さらに、家には渋柿の木がある。
これまた、隣の梅や夏ミカンの木の方まで伸び伸びと枝を拡げ、
「おまえは渋柿のくせに、図々しいぞ!」
と私はいつも思うのだった。

柿葉茶、笹茶、どくだみ茶、レモンバーム茶・・・・の茶づくし_d0046294_15342082.jpgそして、「お茶」づいている私は、ハタと気づいた。
柿葉茶も出来るじゃん♪)

さぁ、大変なことに気付いてしまった。
こうなると剪定をしながら葉を収集できるのだから、どうしてもやらないと無駄にしてしまうような気がする。

ということで、再び脚立を持ち出しててっぺんに登り、高枝ばさみとのこぎりと植木ばさみで枝枝を切り落とした。
このリスキーな剪定作業は刺激的で、ちょっと怖くて楽しいのだ。

ただし、この時期は蚊と虫が超元気だから、どんなに防備しても十分すぎることはない。
今日は朝から、唯一肌が出ていた顔の下半分、口周りが赤く腫れて痛い。こんなこと初めてだ。
昨日柿の葉をちぎりながら、ヒリヒリと日焼けをしたように痛かったのだけど、お風呂に入って薬を塗っておけば大丈夫、と気軽に考えていたのだ。
やっぱり、まだまだ虫についての勉強が足りないことを実感させられる。


柿葉茶、笹茶、どくだみ茶、レモンバーム茶・・・・の茶づくし_d0046294_1540942.jpgとにかく、笹の葉の後は、柿の葉を並べて乾燥である。

柿の葉も、一枚一枚洗いながらよく見ていると、厚さも色もそれぞれ異なる。
どのような葉が一番良いのか分からないけど、とりあえず虫に食われていないきれいな葉を選ぶ。

なんだか山ほどの葉っぱを採ってしまったもんだから、一枚ずつ洗うにも時間がかかる。でも口に入るものだから、念入りにチェックしながら何回も洗わずにはいられない。


あのね、食品業者が、これほど丁寧で真剣に扱っているとは思えないのね。
「自分が食べる」
という気持ちで扱ってくれたら、もっと現代の食品事情も変わってくると思うんだけどねぇ。



ちなみに、熊笹酒柿葉酒などは、生葉をホワイトリカーに漬ける方法もあるが、乾燥茶葉にして煮出し、アルコールと合わせるという方法もある。私は今回後者の方法を試すことにした。(ブレンド酒もできそうだしね♪)\(*^o^*)/ Yeh~!
by anrianan | 2008-06-28 14:58 | ■食生活
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