冷蔵庫の中に
放置しておいた梅干し。
といっても、まだ「梅干し」になる前のいわゆる「梅の塩漬け」。
数年前に挑戦した時はカビていたから、今回も気になっていた。
今朝は雨も上がったし、私も光合成をしたせいか元気になっているから、早速
(梅の状態を見てみよう!)
という気になった。
冷蔵庫からタッパーを抱え出し、恐る恐る蓋を開けてみる。
・・・・・・・オープン! (← 心の中で叫ぶ)
おぉ~♪
梅酢クンが出ているじゃないかぁ。
しかも、カビなし!
ちょっと重石が足りない気がするが・・・・・・、それはそれでよし!(?)
さぁ、そうなると、次の段階「赤紫蘇で漬ける」に取り掛かるのだ。
お気に入りの長靴を履いた私は、ガポガポと靴を鳴らして庭に赤紫蘇を採りに出る。
まだ時期が早いのか、それとも長雨で成長が遅いのか、赤紫蘇の芽はたくさん出ているが、どれも高さ10cm~15cmと小さい。
けれど、もうすでに、
「今日は赤紫蘇で漬ける」
という決定事項がある私は、なるべく大きめの赤紫蘇をチョキンチョキンと切って、抱えている小ザルに入れ込む。
そんなに、売るほど大量に漬けるわけじゃないんだから、
(自分で食べる分だけ~)
と気楽に考えれば、なんだって楽しく出来ちゃうのだ。
採ってきた赤紫蘇は、よく水洗いを繰り返したあと、塩でよく揉む。
塩をバラバラと入れて揉み始めると、色がグリーンブルーから紫に変わっていく。
それはハーブのマローブルーティのようで、まるで魔法を見ているような気分になる。(てことは、私は魔女ってことかい?)
出てきたアクを捨てて、再び塩で揉み、またアクを捨てる。これを私は3回繰り返した。
ボールをよく洗ったら、絞った赤紫蘇を入れて、梅酢を少し入れてほどく。
(「少し」でいいんだねぇ・・・・・・。ここで私は、上がった梅酢を全部ボールに入れていたもんだから、慌てて残りを元の梅が入っている容器に戻した。)
そして、私はピンッ! と閃いた♪
赤い梅干しと白い梅干しを作ろう!
白い梅干しと言ったって、まったくの白になるわけではないが、赤紫蘇を使ったものと使わないものの色や味の違いも分かるし、「紅白梅」なんて縁起が良さそうじゃないか。
そこで、なるべく「そばかす」がない梅を選んで “白梅” 用容器へ入れ、残りは “赤梅” 用容器へ。
先ほどの梅酢に浸っている赤紫蘇は赤梅用の方へ乗せて、再び蓋をして冷蔵庫へ。
白梅用はそのまま蓋をして、同じく冷蔵庫へ。
(やっぱり、重石を買わないとダメかなぁ・・・・・・)
という懸念はあるものの、「買う」ってことは「持って帰ってくる」ってことで、2kgや3kgの石をぶら下げて帰って来い、ってことになる。
ダメダメ、細腕のか弱い私が、そんなに重いものを下げて、あの坂を登ってこれやしない。
(バス停を降りてから、恐ろしく急勾配の坂を上がってくるのだ。)
ということで、再び冷蔵庫の中にあるタッパーや瓶詰のものなどを蓋の上に乗せて(押し込んで?)誤魔化したのだった・・・・・・。
↑ これで、美味い梅干しを期待するのはどうなの?
とも心の隅っこで思うのだけど、・・・・・・
ま、やってみなくちゃ分かんないからね。(^_^;)
→ 続編: 梅の天日ぼしへ
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