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写真展と浮世絵
昨日は、キミコさんの写真展に伺った。
彼女とのお付き合いは長い。
60の手習いで、彼女はキーボードを打つことから練習を始め、経理の仕事上、エクセルでは関数を使い、ワードの差し込み印刷をこなし、手作業だった会計処理をすべてOA化することに成功した努力の人。
今は会社を退職し、デジカメから始めた写真が趣味になり、週に1-2日ほど写真教室に通っている。昨日の写真展は、その教室に通っている方々の作品展であった。

開催場所は、横浜市栄区の区民会館。
「区民会館」という響きと聞くと、私の頭の中には、プレハブやモルタルで立てられた小さな集会場のイメージが浮かぶ。
しかし、今やどこもかしこも立派な建物ばかりである。
そして、今回もビックリ! たまげた!

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ここはどこの劇場か? あるいは、美術館か? というような階段を上がると、目の前に広がる光景にまた驚く。
(あまりに、立派・・・・・・。)
私は唖然としながら広い道を歩いて行くと、やがて建物の入口に辿り着いた。
中に入ると、まるでホテルのような空間と豪華な天井が目に入った。
幾つかある入口の一つを進むと、さらに幾つかのホールやギャラリーがある。
(こんなに設備が充実し過ぎて・・・・・・、十分に活用されているのだろうか?)
そんな思いを抱いてしまう。
このビルを建てるのに、一体いくらかかったのだろう? 年間の維持費はいくらなのだろう?
この設備によって、区民にどれだけ還元出来ているのか?
私の中には次々と疑問が浮かんでくる。

こんな立派な建物を造るよりも、後期高齢者医療費を免除したり、住民税を下げた方が救われる人が多いんじゃないのか?
どうしても、拭い切れない思いだ・・・・・・。

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さて、話は変わって、最近は「浮世絵」づいている。
というよりも、時代小説が好きだから、どうしてもその時代の生活を描いたものに目がいくのだ。

数日前に、恒例の「新刊本社内バーゲン」があった。
私はいそいそと、お財布を片手に販売所に向かった。
狭い会議室の中、細長く並べた机の上に、本が溢れんばかりに並んでいる。もちろん分野ごとになどなっていない。鍋でいえば「ごった煮」状態。
ぎっしり本が並んでいれば、人もぎっしり。ここに体を割り込ませることが出来れば、第一関門クリアというところ。本の背表紙に目を素早く走らせながら、「これは」と思うものを抱えていく。
人によっては、抱えるだけ抱えて、後でゆっくり部屋の隅で選んだりしているが、私はその場で
「買うか、買わないか?」
を瞬間的に決めていくことにしている。あまり抱えても重くなる一方だし、迷った本は大抵読まないものだ。
しかし、普段自分では買えないような本を買おう、という気持ちもあるから、どうしたって重いハードカバーが多くなる。だから余計に、読まない本を買ったら体力もお金も無駄。

と思いつつ、今回も買った本は10冊ほど。・・・・・・ (オモカッタ・・・・・)

その中で、とっても気に入った本が2冊。
一冊は『ボストン美術館浮世絵名品展』(印象社)、もう一冊は『王朝の恋―描かれた伊勢物語』(出光美術館)。
特に、前者の本は厚さ2㎝もあって重いけれど、これはしばしば手にとって眺めたり、説明文のページを拾い読みしているだけでなんだか満たされる。


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何よりも、これだけ日本の芸術(財産)が海外に流れてしまっているのか・・・・・・、という気持ちで一杯になる。

お人よしで「個」の尊重が苦手、海外で認められないと自国の財産に気づかない、などという日本人の気質は、連綿とつづくDNAだから仕方ないのかもしれないが。・・・・・・


私は、なぜこの国を選んで生まれてきたのか?

         未だに答えは見つからない。・・・・・・・
by anrianan | 2008-04-27 11:47 | ■とりあえず日記
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