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浜離宮庭園
日傘を差しても下から陽射しが照りつけるような太陽の下、新橋の汐留口からぶらぶら歩きながら20分くらい。
浜離宮庭園大手門口に到着。
 
大人300円の入園料を払って、じゃりじゃりと敷石を踏みながら歩く。

友人との「会話」が目的だから、どの道を進もうが構うことなく、ひたすら話しながら周囲の風景がのんびり変わっていくさまを、視界の隅で感じているのが気持ちがよい。

間もなく「三百年松」の案内板が見えた。
ああ、ネットで下調べをした時に出ていたものだな・・・・・。
そちらに方向を転換して歩いていくと、山のような松の木が見える。

傍らに立つ説明を読む。
“およそ300年前の宝永6年(1706)六代将軍徳川家宣が、この庭園を大改修した(その時点から、浜御殿と改称された)時に植えられたと伝えられており、その偉業を表現するような雄姿は昔時をしのばせるものであり、都内では最大級の黒松である”

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(六代将軍徳川家宣かぁ・・・・・・)
会ったことも無いのに、ひどく有り難いものに思われてくる。

三百年の松を眺めながらベンチに座っていると、これから「江戸神楽」が始まるという。
いわゆる大道芸だ。

年齢不祥・性別不祥(うそ、女性である)が現れ、十数人の観客を前に芸が始まる。
観客は圧倒的にジーチャンバーチャンが多いが、中には私たちのような若い女性(?)もいる。

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  テケテンテンテンテン・・・・・♪


と曲は鳴らないが、鳴ってもおかしくないほどの軽快さで、鞠や金輪、茶碗、木枡などを傘の上で回す。
そして1mほどの長くて細い棒の先に水を入れた茶碗を置いて、棒をヒモに巻きつけて回したり、中国雑技団かと思うようなワザを披露した。

(この人、なんでこれをやっているんだろう? なぜやりたかったんだろう?)
なんてことを、私は楽しみながらもずっと考えていた。・・・・・・

最後に木枡に投銭を入れる。
気持ちは「紙」を入れたかったが、それほど裕福でない私は数百円を入れて、再びぶらぶら歩きを始める。

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(こんなに大きな庭園を歩いていたなんていいねぇ。)
都内とは思えないほどの大木が伸び伸びと両手を広げ、涼風を生み出す木陰を作ってくれている。
庭園内には、神社まであるのである。
(敷地内にあるなんて、毎日でも参拝できるよねぇ。)
ウチの庭にも作るかな・・・・、などと戯言を考えながら歩いていくと、海が見えてきた。
そして、“上さまがここから上がられた” という船着場があった。


話はちと飛ぶが、「水辺」はほんとに気持ちがいい。
ウチからもちょっと歩けば海辺に出られるのに、最近はとんとご無沙汰だ。
東京湾を眺めながら、海風はこんなに気持ちがいいのか、と改めて感じる。

そして、水辺といえば「池」でも気持ち良さは変わらないことが分かった。
「池」といったって、直径1mや2mなんてちっぽけなもんじゃないよ。
湖か? と思うほどの池に面して茶屋がある。
この茶屋に行くには、池上にかかった橋を渡っていく。

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観音崎には海上にかかった橋があるが、もちろん海面は数メートル下だし、気候や季節によって見せる表情はワイルドである。
この茶屋への橋は水面が近いし、高波が立つことなんてないし、穏やかな風情を感じる。
木造の橋というのも、人間には優しい。

茶屋にはすでに数組の先客があり、私たちは空いている所に座る。
抹茶とねりきりの菓子で500円。
18畳ほどの広間に6畳間が2つ。 部屋の周囲には廊下がある。
広間の前には、さらに大きなバルコニーが池に向かって突き出している。
(ああ、こういうバルコニーが欲しいんだよなぁ・・・・・。 でも、こんな大きな池は造れないしなぁ。)
もちろん、「ウチには」ということである。
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とんでもない妄想でも、私にとってはとんでもないものでもない、という感覚がどこかにあり、
(やっぱり、こういう庭だったらいいよねぇ・・・・・・)
と、わが庭を歩くような気分に浸っているから幸せだ。

さらに、茶屋から池を眺めていると、時たま白い腹を見せて魚がはねる。
(おっ! 自宅で釣りも出来るじゃないか!)
釣りをしない私が、なぜ「釣りが出来る」と喜ぶのか、訳がわかんない。
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行列ができるわけではないが、この茶屋は結構ひっきりなしに人が入る。
「そろそろ行こうか」
と茶屋を出る時に、やけに浴衣姿が目に付いた。
人々が話す会話の断片で、花火大会があるのだということが分かった。

ああ、花火は見たい。 でも、人ごみはイヤだ。・・・・・
やっぱり、家を建て替えるときは3階建てにして、屋上には月見台を造ろう。
そうすれば、家で酒を飲みながら花火が見れるよ♪
木の欄干に寄りかかりながら、内輪で仰ぎながら浴衣姿で酒を飲むのだ・・・・・。

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そして、最後には「将来のウチの門」を見つけてきた。
呼び鈴などは付けないから、ウチに用があるひとは
「たのもぉ~、たのもぉ~!」
と叫ばなければならない。・・・・・・
by anrianan | 2007-07-29 07:45 | ■とりあえず日記
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