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ホテル志戸平
もう1か月半前のことになります。
その頃は、まるでヨーロッパでもあるかのように花があちこちに咲き乱れていましたが、
一昨日(14日)の朝は、雪であたり一面が真っ白に染まったそうです・・・・・・。
両親が住む岩手内陸部。
今朝母と電話で話した折に聞きました。
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その時に出た話が、9月下旬に宿泊した「ホテル志戸平」。 その後、
「必ず、9月(私の誕生日)には毎年ホテルに泊まろう!」
と夫婦で話が盛り上がっているらしいのです。
(来年はどうなっているか分からないじゃん・・・・・)
と思いつつ、なんだか二人が楽しそうだからいいかぁ。


ということで、その時の里帰り記は書きましたが、お蔵入りにするつもりでいた「ホテル志戸平- チョットした事件」を書きたいと思います。
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「(確かに)楽しかったもんね~」
と私が言うと、
「お父さんもさぁ、来年また行こうって言ってるからさぁ♪」
いつもの母の楽天節が飛び跳ねています。



両親は「会員」の登録をして、友人夫婦とともに何回か訪れていたそうです。
そして、毎回“二人部屋”であまり良いロケーションでなかったけど、三人以上の部屋ならば
「いい部屋に泊まれるよ!」
と楽しみにしていました。


それが、案内された部屋は、ひどかった・・・・・・。
(これは・・・・・・)
と、部屋までの道々なんとなく気に入らなかったのですが、部屋に入ったら気持ちが一気に暗くなり、ため息が出てしまいました。

私の誕生日が数日前だったこともあり、「誕生祝い」に
「宿泊代は心配しなくていいから!」
ということで来ましたが、正直のところ、
(私は家でゆっくりしていてもいいのに・・・・・・)
と内心ブツブツだったのです。
でも、母は家事をしたくないのだろうし、父もノリノリのようなので、これも親孝行?

そして、用意されていた部屋の眺めは最低最悪。前のビルの裏側が丸見え、
しかも錆びたパイプなども見えて、障子を開けておくだけでも気分が悪い。
しかし障子を閉めると閉塞感を感じるし、部屋も一層暗くなる。

私は部屋に入ると真っ先に障子を開けて、ひと言。
「うわぁ~! 最悪っ! ・・・・・・ これじゃあ・・・・・、ホテルに来た意味がないねぇ」
案内してきたボーイさんは、
「仰るとおり・・・・・・」
と言わんばかりに、亀のように首をすくめ体を小さくし、すごすごと帰っていきました。

父はさほどがっかりしなかったのか、周囲に♪マークが見えるように楽しげで、
「風呂に行ってくるよ」
部屋を出て行きました。

残った私と母は、窓の外を眺め(嫌でも目に入ってくる)、ため息が出ます。
「これじゃ・・・・・・・」
「もう、お母さんはここには来ないよ。お父さんが来たいって言っても、絶対お母さんは来ない」
と、母の力強い“来ない宣言”が始まりました。
「これじゃ、何のためにお金を使って泊まるのか、わからないもんねぇ。」
と私。
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こうなると、私の今回に至るまでの事情聴取(?)が始まります。
いつ予約したのか?
会員登録した特典や規約はどうなっているのか?
前回はどこの部屋に泊まったのか?
予約の際に、どのランクの部屋にするのかなど、選択したのか?
会員だと部屋を選べないのか? などなどなどなど・・・・・・・。

とうとう、母に聞いても埒が明かない私はフロントに電話をしました。
両親には内緒でかけているということにして。

ビジネスライクに、冷静に、まずはいろいろ質問をしました。
そのうちに答えている若いフロントボーイの応対に不愉快なものを感じ、
(こいつ、適当に話を切り上げようとしているのか?!
 しかも何だか傲慢な感じで、客を舐めてるのか?!)
と怒りを感じ始めた私は、ちょっとキツクて怖い声を出すことにしました。
(この際には、語尾をビシッ!と決めます)

内容から、あらかじめ部屋の希望は聞かれなかったこと。
特に、会員は部屋の選択が出来ないという規約は無いこと。
追加料金を払えば部屋を替えてもらえること、等がわかりました。
追加料金、一人あたり2-3000円だったと思います。

一度電話を切ってから、再び母とミーティングです。
しかし、あっという間に結論。
「お母さんが出すから、変えてもらおう」と母。
「え・・・・・・、それは悪いよ。私の分は自分で出すから、お母さんは二人分出してもらっていい?」
「いいよ、いいよ、そんなの。 これじゃ、ウチにいた方がよっぽど眺めが良くて気持ちいいじゃ」
と言いつつ、父には私が追加を支払ったことにするから、と母が言うのです。

とにかく、私たち女組は意見一致で「部屋変え希望」。
あとは、父がお風呂に行ってしまっているので、帰ってくるまで待つかどうか・・・・・の議論。
母は父のご機嫌が悪くなることを心配して「待つ」と言います。
私は反対意見。

「じゃ、お父さんが“気持ちいい~♪”ってお風呂に入っている間に、私たちはこの汚いデパートの裏のような、東京でもあまり見ることが無いような景色を眺めて、気分が悪いって感じながら待っていなきゃならないの?」
「ん・・・・・・・。 だって、お父さんの荷物はどうするの?」
「部屋を替えてもらったら、そこに私たちが持って行けばいいじゃん」
「だって、お父さんの貴重品は金庫に入れていったよ」
「あぁ・・・・・・・。 でも、私たちが出る時はフロントにカギを渡すことにしていたから、お父さんはフロントに行くでしょ。 そこで“部屋が変わりました”って言ってもらえば分かるじゃない」
「ん・・・・・・・」
あくまで父がご機嫌を損ねることに拘る母は、まだ煮えきりません。
「もうすぐ、帰ってくると思うよ」
「いや、帰ってこないね。 きっとゆーっくりお風呂にはいって、いつもだって長風呂でしょ? で、そのあとビールでも飲むかぁ、なんてのんびりして帰ってくると思うよ」
そうだろうなぁ、という顔で苦笑いする母。それでも心と裏腹に、
「もう間もなく帰ってくるよ」
なんというマヌケタことを言うんだ!
「じゃあさ、あとどのくらいで帰ってくると思う? 10分? 30分? 1時間? 早くて3-40分、遅ければ1時間だと思うよ。夕食は6時からで “6時半ごろに行けばいいな” って言っていたじゃん。まだ2時間あるんだよ。 その2時間をずっとここで待つ? そのうち日が暮れるよ。 眺めがイイ部屋に移っても真っ暗だよ。 もっとも真っ暗になればこの部屋だっていいかもしれないけど。それまでこのビルの裏側を眺めてる?」

「うん、わかった。 じゃ、行ってようか・・・・・」
ようやく母が折れて(というより、心では賛成していたのに「父の怒り」ばかりを心配しているのです)、私はフロントに直談判をするために走りました。

こうなったら、もう私は止まりません!
心を決めたら、怖いものが無くなってしまうのです!


                                             - つづく -

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by anrianan | 2006-11-16 09:25 | ■とりあえず日記
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