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おそるべし! あんりマァ~! の結末 -2
「蕗の薹」 (フキノトウ)


さて、さて、
10年前に開設した銀行の通帳を無くしてしまって新しく作ってもらうには、
紛失届や新規依頼の書類を書かねばならない。
30分前に職場近くの銀行に到着し、窓口で待つことになる。

整理番号カードを取る機械の表示を見ると、“待っている人 「0」” 。 ラッキ~♪

なのに、なかなか呼ばれない。
私は窓口の女性たちに、ジッと視線を注ぐが誰一人顔を上げない。

やっと、左端のオバチャンが呼んでくれた。
私が紛失した通帳の代わりを作ってもらいたい旨を話すと、
「あ、それはあちらの窓口のなります」 と、いともアッサリ。

なんだってぇ~!! と、心で怒りを込めながら、別の整理番号カードを取る。
しかし、ここの表示も、“待っている人「0」”。 なのに、また10分ほど待つ。

やっと呼ばれると、いろいろ書かなければならない書類があるではないか!
あと15分で職場に入らねばならない私は、腹立たしく思いながらも、
「通帳を失くしたアンタが悪い」という弱みがあるから、黙って体と頭を早回転させる。



今やその銀行は合併をくり返し、その口座を開設した時の銀行名が違う。
これに関しては別に問題はないのだけれど、

なんと! 
 我ながら驚いたことに、名義人(私)の名前が違うではないか~!

  そうかぁ・・・・・、“芸名”で開いた口座だった。

   ホッ、ホッ、ホッ、芸名だってよ。
     と、もう一人の私がヘソで茶を沸かしている。


窓口の女の子に「これは芸名でした」とも言えず、
「仕事上の・・・・、あのぉ・・・・、ペンネームというか・・・、公に使っていたのがコレだったので・・・・」
と、まことにシドロモドロの説明になる。

「ああ、前は口座が持てたんですよねぇ」と別にバカにされるふうでもなく、
「たぶん・・・、新しいお通帳は本名で作ることになると思うんですが・・・」と窓口嬢。

「あ、はい、結構です。そうして下さい。 ただ、書類にどちらの名前を書いたら良いのかと思って」
「今上司に聞いてきますので、お待ち願えますか?」
                            ・・・・・・オイオイ、早くお願いね!(焦)


ということで、彼女が戻って来ると、
  さらに「名前変更届け書類」を書き、
  さらに口座が「普通」と「貯蓄」の2つが一つの通帳になっていたということで、
  2枚ずつの書類に
     “名前、フリガナ、住所、フリガナ、電話番号、口座番号、・・・・・捺印”
     “名前、フリガナ、住所、フリガナ、電話番号、口座番号、・・・・・捺印”
という作業を行うことになった。

時計の針が出勤まで、あと10分、あと5分、とカウントダウンに入っていく。


ようやく書き殴り・・・のような字で書き終わり、あとは職場に駆け込み!・・・・

とその時、
「それでは、これで確認してきますのでお待ち下さい」
そう言って、窓口のお嬢さんは再び奥へ・・・・行きそうになった。

ちょっと、待ったぁ~! と声は出さなかったが、そのくらいの気持で

のぉ~・・・・!  私、1時には職場に入らないとならないので」と慌てる。
「あっ、そうですか」と、チラリと時計を見たお嬢さんも幾分慌ててくれて、
「それでは・・・・、こちらで確認して不備が無ければ、こちらでお通帳をお作りするということでよろしいですか?」と、ちょっと早口。

よろしいです、よろしいですっ! と私は心の中で焦りながら、
「お願いします・・・」と大人の女ふうに落ち着いて言う。 言ったつもり・・・・。
      (しかし、ちっともそうは見えていなかったに違いないが。)

「もし、不備が合ったときだけお電話でお知らせするということでよろしいですか?」
「はい、お願いします! ありがとうございます。 ややこしいことを・・・・」
お互いに何度も頭を下げながら、私は脱兎のごとく銀行を走り出た。


その後、
電話が無いなァ~、と思っていると、夕方4時過ぎになって電話がきた。
書類の不備は無いのだけれど、今後“芸名”で入金されてきた場合にも
同じ口座に振り込まれるようにしておいた方がよいか、という問い合わせだった。

  そりゃ、その方が安心だよなぁ。 
    (いや・・・・万一、ってこともあるし。 (^.^;) ヨク ワカンナイ・・・ )

ということで「そうして下さい」と答えた。

すると、そのお姉ちゃん、
「それでは、その書類を書いていただく必要がありまして・・・・・」
と、電話の向こうで申し訳なさそうな声。

  なに~っ! また書類かい・・・・。
    そういう所なんだねぇ、銀行ってとこは。


前は“芸名”でも口座が持てたっていうのに、今は通帳一つ大変な手間だよ。
ま、世の中悪いことをする奴が居るから、ここまで複雑になっちゃうんだろうけど。


「あ、じゃ、私今行きます」。
ちょうど休憩に出たいところでもあったし、私は銀行まで散歩することにした。
窓口嬢は非常に恐縮していたが、私はなんだか一生懸命の彼女が可愛かった。

  あら、嫌だ。 なんだか年増のオバチャンみたいな言い方だわよ。




今回の件で、2つの学び・・・。
1.使っていない通帳でも、ちゃんとしまっておかないといけない!
2.やっぱり「窓口」のような接客は、若くてかわいいお嬢さんがいい!・・・・

  って・・・、私はどーなんだ? とガックシ。 
                 (別に「窓口」をやりたいわけじゃないけどさぁ~)

だって、キャリキャリの女性は手際は良いけど、時々トゲトゲして怖いもんなぁ。
心の潤いが無くなるのかしら? アナタ、恋人いる? って聞きたくなっちゃうのよねぇ。
あら、心と肌の潤いは正比例してるのかしら?


  ははぁ~、だから「刀(トウ)が立つ」って言うのかぁ。
       ※正確には「蕗の薹(フキノトウ)」の「薹が立つ」である。(=盛りを過ぎる)


私は盛っていると思うのだけれどねぇ・・・・。 (「盛りの猫」って訳じゃないけど)
私の刀(トウ)を研ぐ「ヤスリ」はいないのかね。 (オス猫も居ないのかね)
まぁ、そんじょそこらのヤスリじゃ研げないからなぁ・・・・・。 (ノラでもいいんだけど)
ダイヤモンドのヤスリじゃないとダメなんだよなぁ・・・・。 (やっぱり犬がいい・・・?)

雇うには、若いお嬢さんの方がいいっていうのわかるよなぁ・・・・、やっぱりなぁ。



はぁ~・・・・。 とため息をつきながら、
そんなことをアレコレ考えながら職場に戻ったのであった。


       私の心境は、完全に梅雨入りの瞬間。



そうして、通帳が郵送されてくることになったのだが、
それを受け取って明細を何度も何度も確認して、ぶったまげた私であった。・・・・・  

                       もったいぶって、「もう一回だけ、つづく」 (^O^)
by anrianan | 2006-05-27 08:51 | ■とりあえず日記
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