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蓼科
父が亡くなって、12月7日で2か月になります。
もともと私は両親と離れて暮らしていたので、毎日顔を合わせていたわけではありません。物理的には特別変わってはいないとも言えるのですが、胸にぽっかり穴が開いたようで、父が生きていた時以上に、いつも身近に感じて不思議です。
日々の生活の中で、ふとした時にふとしたことで、父がこう言っていたな・・・・・・と、頻繁に思い出すのですね。

この2か月、母の代わりに遺族年金の手続きや各種保険などのことを、いつもどこかで考えて追い立てられているような気がします。一つの手続きを完遂するために物凄く煩雑な経緯を経なければならず、作業が遅々として進まないように思え、苛立ち、疲れます。そのせいか、先週健康診断に行ったら、血圧が高いと3回も計り直しをされました。
今までは、どちらかというと低血圧ぎみ。ところが「上が170もありますよ」と看護婦さんに言われ、急に眩暈がくらくらと・・・・・・。

ま、この話は後ほどレポートするとして、今日はとても癒された旅を記しておきたいと思います。
まだまだ父の突然の死から呆然としていたころ・・・・・・10月19、20日に紅葉を見に蓼科に誘われました。
心がヒリヒリしていたこともあって、美しい紅葉が一際胸に染み渡り、あまりの美しさに何度も涙腺が緩みました。
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宿泊はここ、蓼科パークホテル。
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このホテルの周囲もモミジが取り囲み、自然の散歩道もあるようです。
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先ずはチェックインを・・・・・・と思ったら、まだ3時前。 あらら・・・・・・
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じゃ、この前にある「あそこ」でお茶でも飲む? 
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という気にもなれず、じゃ、3時まで(あと20分ほど)その辺を散策しようか・・・・・・ということになりました。
すぐ近くには、こんな小川が流れているものですから、♪~川の流れのよう~にぃ~♪・・・歩きます。
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すると、観光客がぞろぞろ歩いている道があり、ここを下っていくと「滝」に出るようです。
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道の脇には大きな川が流れ、これだけでもすでにマイナスイオンを浴びた気分。
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とはいっても、滝の傍まで行って、かぶりつきでマイナスイオンを吸い込みまくります。
傷ついてますから、あたし・・・・・・。
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え? 傷ついているようには見えないって? ええ、顔で笑って心で泣いて、悲しみのあとには喜びが、明日は明日の陽が昇る・・・・・・考えつく限りの「ぽじてぃぶわーど」を思い出しながら、女は強く生きねばならぬのです・・・?
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ここら周辺にはいくつもの「滝」があることを知り、全部見てみる? てなことになりました。
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気楽な気分で始めた滝めぐりですが、一番上の方にある「王滝」を目指して歩き始めて、これがとてつもなく荒行であったことを知ります。
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木々に囲まれた坂を延々と上がり、森閑とした気配はまるで屋久島・・・・・・屋久島に行ったことありませんが。
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ちょいと待っておくれ・・・・・・上着を脱がずにはいられない。病み上がりのように弱っているんだから、あたし・・・。
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そうしてようやくたどり着いた「王滝」。 「おぉ・・・・・・!」  ←※「王」の「Oh」よ・・・・・・(^_^;)
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このような道を上がってきて、さらに上に向かって道は続いていたのですが、日が暮れる前に「展望台」にも行かなくちゃ・・・・ということで、今来た道を途中まで引き返し、いざ、頂上目指しての登山、です・・・・・・ぜいぜい・・・
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これがなかなかキツイ。ちっとも頂上が見えない。ねぇ、頂上がないんじゃないの? ・・・そんなことないよ。
えぇーい! 一気に走っちゃえ~! 筋トレ合宿の選手のように、大股でぐいぐい登り始めましたが、すぐに息が切れました。 ああ・・・・・無謀だった・・・・・・。やはり、頭の上の美しいモミジや風景を愛でながら、その時々の周囲の空気をゆったりと、楽しみながら進むのがいいんですね。 人生のように・・・・・・
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はぁ、はぁ・・・・・がんばれ・・・・・・友と励まし合いながら、ひたすら上がり坂を上っていたら、スッと空が開け、やっと頂上が見えましたっ! やったー! 思わず見えた屋根に向かって、合掌・・・・・・
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頂上についたら、思ったよりも広い。 そして、人が(しかも、かなり年配の方々が)多い・・・・・・あれ? バスがある?・・・・・・なんだ、バスが通れる別の道があるんだぁ・・・・・・。 (ガクッ・・・)
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がっくりしながらも、目の前に広がる雄大な景色に、しばし呆然と見入ります。
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先ほど、思わず手を合わせた屋根はこのお社で、一応、お賽銭を入れてお祈りしておきました。 何を祈ったのか・・・覚えていません。心が弱ってましたから、溺れる者藁をもつかむ思いで・・・・・・何祈ったんだ? あたし・・・
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夕暮れの光が周囲を包み、なんとも神々しく、そして映画のセットみたい。
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お地蔵さんにも手を合わせ、さて、後は日暮れまでにホテルに到着しなければ・・・・・
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上がって来た時よりは、随分と早く歩が進みました。 途中「屏風の滝」を眺め、
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夕日と競争するように山道を急ぎました。 木々の間から漏れてくる光は、限りなく美しく、限りなく優しい・・・
紅葉の美しさはもちろんのこと、自然の木立や水辺、そして息が上がるくらいに体を動かしたことで、少し体の節々が緩み、心も緩み、霊体の隅々にまで生きるためのエネルギーが補給されたように感じました。
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ホテルに着くと、3時のチェックインを待って始めた散策でしたが、すでに5時前。
これから温泉に入って、ビールを供給しなければ! 絶対に旨いに違いないよ♪
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部屋からも、この日最後の夕陽が見えました。 お名残惜しい・・・・・・。
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さて、夕食の会場に行くと、末広がりの開運ナンバー。(?)
すべて囲炉裏のような真四角テーブルで、ちょっとぉ、話すのに遠くない? 遠いよねぇ・・・・・・というくらい広い。
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食事はバイキングなので、好きな物を少しずつ取ってくると、どー見ても美しくない・・・・・・。けど、いいのです。おいしいんだから。
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目玉は「アユの串焼き」なので、とりあえず1本いただいて、後で熱々をもう一本・・・・。
写真は、鯉のあらいを味噌で。
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飲み放題とのことだから気合を入れて飲み始めたのですが、ダメですね・・・開始が7時からの「ゆっくりコース」だったので、料理がなくなっても補充されないのですよ。 ええ? 田舎だから夜が早いの?
バイキングは、早い始まりの会にしないとダメね・・・・・・。

ということで、夜が明けてしまいました。窓の美しい紅葉を眺めつつ、朝食もバイキング。
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朝からモリモリ食べました。
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ホテルをチェックアウトして、向かった先は・・・・・・なにやらヨーロッパ映画に出てくる冬のリゾート地・・・(?)
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なんと、白樺湖なんですって!・・・・・・見てよ、私の後ろに続く木製の小道。 小心の・・・じゃなくて、傷心の女がひっそりと佇んでいる・・・という映画のワンシーンそのもの。・・・え? そう見えない?
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残念ながら、この日は今にも雨が降りそうな曇天でした。
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スカイラインを車で走っていると、まるで天国に向かっているような気がしてきます。 この霧だしね。
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ついに降り出した雨は、やっぱり父を思い出させ、私の心の中でも、ぽとりぽとりと涙が落ちだしました。
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ああ、でも楽しい旅だったよね。

目の前のどこまでも続く道を眺めていると、一度天国に戻っても再びこの世に降りてくる魂の軌跡に思えます。
終わりは始まり・・・・・・何度も浮かんできました。

まだまだ旅の途中・・・・・・楽しい旅に、ぽちっと応援をお願いねd(^.^)q
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by anrianan | 2014-12-03 15:23 | ■とりあえず日記 | Comments(0)
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