桜がやっと咲いたと思ったら、今年は3-4日で花散らしの雨。
待ち侘びた春がようやく来たら、ビュンッ!と駆け足で脇をすり抜けていってしまった、ようで寂しい。
そこで、「フキ味噌」を作ろうと思い立った。
しかし、できあがった物は「フキ味噌」というよりは「フキノトウの味噌炒め」。
よっぽど大きな物は半分に割ったが、香りと食感を楽しむために、ほとんど丸ごと使った。
サラダ油で軽く炒めて、蓋をして1分ほど蒸し、そこに手作りの味噌と酒、砂糖、塩、醤油を合わせておいたものを入れて、よく絡める。これで出来上がり。
私は子どもの頃に、蕗味噌を食べた記憶がない。
母が岩手に移住して、初めてフキノトウにお目にかかった次第だから、ここ十四、五年のおつきあい。
だから聞いたり調べたりしながらの調理となり、どれが本当の味なのかよく分からない。
けれど最近は、漬物やみそ汁などといった家庭料理と一緒で、各家庭の味があってよいのだろうと思うようになった。
実は、土曜日におナカさんからフキノトウが送られてきたのだ。
久しぶりの宅急便の中に、クックと散歩しながら摘み歩いたフキノトウと、“天ぷらパーティー用”の野菜がいろいろ少しずつ入っていた。
「こっちは安いからさぁ!」
と買って送ってくるのだけど、送料を入れたらこっちで買っても変わらないよ、っていってんのにぃ・・・・・・。
こちらは、天ぷらの際に庭摘みした野草。
アシタバ、山椒、あとは名を知らない植物。この名無しの葉っぱが、もちもちして意外とおいしい。
桜が去ってしまう寂しさを、山菜の天ぷらが埋めてくれる・・・・・・かな?
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