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再び、ソラマメ先生を訪れる
昨年から、3次元を突き抜けてしまったように幸せまみれの毎日ですが、その分の「負」もちゃんと貰っています。
それが脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)や眼瞼炎(がんけんえん)というもので、鏡を見るたびにかなりの打撃。
こういう皮膚の病気など、今までかつて罹ったことがなかったのに・・・・・・。

子どものころ、鏡の中の自分をジッと見ながら、
(この鏡の向こう側に、こことまったく同じに見えて、すべてが逆になっている世界があったりして・・・・・・)
との妄想に浸ったことがあります。 一度や二度ではなく何度も考えることがありました。

“すべてが逆の世界”を思いついたきっかけは、きっと嫌なことがあって、その嫌なことがない世界だったらいいなぁ、と想像したのだと思います。
けれど何度か考えるうちに、逆になってほしくないことも意外に多くて、どっちの世界も同じくらいにいいことと悪いことがあるのだと判定し、鏡の向こう側に行きたい(生きたい)と思わなくなりました。

今なぜ、そのことを思い出したかというと、昨年来、今までに味わえなかったような幸せがどんどん降り注いでくるのと同時に、今まで考えもしなかった身体的不調に手こずっているからです。
皮膚の病気など、まったくもって他人事でした。

けれどアレルギーを潜在的に持っているということは、過去4回の断食をした時の反応で分かっていました。
とは言っても、実際に罹ってみるとなかなかな治らず、それどころが酷くなるので途方に暮れるばかり。
体質改善とか抗生物質を使わない東洋医学療法などと悠長なことを言ってられなくなり、とうとう再び、ソラマメ先生の所に駆け込んだのが3月18日です。

「眼瞼炎の方は、治ったと思うとまたポチッと出来てかさぶたのようになるんですけど・・・・・・」
「それは仕方ないね、アレルギーだから」
「何のアレルギーか、調べられるんですか?」
「血液検査でできますよ、けど、まぁねぇ・・・・・・調べてみてもいいけど、結局、埃やダニやいろんなものがここにもあるわけだから・・・・・・。 そのうち体質改善すればね、治っていくし」。
ああ、相変わらず、このそっけなさがいいねぇ、ソラマメ先生。

私のひび割れたおでこに小さなガラス板をあてて、小さな金属のヘラでカリカリカリカリと、カサブタのようなフケのような乾燥した皮膚を削り取り、それを顕微鏡で覗き込みます。
「カビは入ってないね」
脂漏性皮膚炎には、カビの菌が原因していることもあり、その場合は菌を殺す薬をもらって飲めば治るとのことで、カビ菌が原因かどうかを知りたくて来たのです。
「ああ、よかった・・・・・・」
「いや、カビ菌の方が治りやすいんだけどね」
「えっ!・・・・・・」
私が驚くのを見て、ちょっと“してやったり”というような笑みを片頬に隠しながら、
「カビ菌だったら、薬を飲んで2ヶ月くらいすれば、すっかりきれいになるからね」
「そうですかぁ・・・・・・」 ガクッ!

「眼瞼炎の薬は塗ってみたんですけど、あまり芳しくなくて・・・・・・」
再びステロイド剤の塗り薬を出しますというソラマメ先生に、“あまりステロイド剤は使いたくないんですけど” と、暗に伝えるつもりで言ってみたら、
「眼瞼炎の薬は弱いの、眼の側に塗るでしょ。 だから一段強い薬を塗れば(おでこには)効きますよ」
に私はあっさりと納得し、治るという希望に気持ちが軽くなりました。 すると、
「ちょっと酷いから、一週間分の飲み薬も出しておくね」
ああ、また「酷い」って言ったぁ・・・・・・と再びガクッとしながらも、なんだかこれで治るという予感がしました。
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私は子どものころから滅多に薬を飲まない人生だったせいか、末期の結核の際には急遽投与されることになった3種類の薬の効き目は抜群で副作用は一切なく、助からないという医局の見立てを裏切って超順調に完治してしまいました。
退院後も1年(2年だったかな?)は、お医者さんに言われた通りに薬を飲みきりましたが、その後は再び“滅多なことでは薬を飲まない生活”に戻り、風邪の引き始めに葛根湯を飲み始めたのはここ数年です。
だから、飲み薬は即全身に行き渡って効く、という不思議な自信があるのです。

案の定、いただいた飲み薬を1粒飲んだ翌日、干からびたお餅の表面のようになっていたおでこの部分は、皮膚の表面が滑らかになって、
「これでもう治りますよ~」
と告げられているようでした。
その後も日ごとに良くなり、眼瞼炎の方も塗り薬なしで治まっています。


私はどちらかというと、西洋医学よりは東洋医学の方が体に優しく、生命の営みに沿っていると思うので好きなのですが、感染菌などが原因の病には、西洋医学で治療しないと難しいと、結核を境に考えるようになりました。
そして、外側から塗るよりは、口から体内に入れて治す方が効果的。
薬も化粧も、まずは体内から。

今回はこれでほぼ完治するのではないかと感じています。
体質改善という根本的な部分は未解決で、今後の食生活やライフスタイルそのものを変えていく、という課題は残されているのですが。

どの世界に生きても、やっぱりそれなりの課題は与えられるのね。・・・・・・




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by anrianan | 2013-03-20 14:14 | ■美容・健康
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