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あけましておめでとうございます
昨日の元旦に遠野より戻って参りました。
私が滞在する12月29日から1月1日までの4日間は、時々粉雪が吹きつけて一面を薄く白絹が覆ったようになる程度でした。
おナカさんが何をトチ狂ったのか
「やーっぱり、日ごろ行いのいい人が来ると違うなぁ! こぉーんなお天気、珍しいんだから! ねぇ、オトーサン!」
などとマモル君に同意を求めながら私を持ち上げるのです。
(な、なぜ、私を持ち上げるのだ???)
と戸惑うと同時に、こんなに真正面から褒め称えられることがなかった私は、どうリアクションしてよいのか困りました。
「今年は(2012年のこと)ガンバッテ働いたからね」
というと、
「そーだよ! やーっぱり・・・・・神さまはいるんだからっ!」
今年は仕事に恵まれてよい年だったと天に感謝する私の気持ちは、そのままおナカさんにも伝わっているのだと感じます。ホントにありがたいことです。・・・・・・

さて、本日1月2日は“書初めの日”といわれていますが、私は昨年末までに出せなかった年賀状で頭が一杯でした。
目覚ましで6時10分前に目覚めると、まずは初夢を思い出そうとしますが、何も覚えていません。・・・・・・
初夢はまだ見ていない、という判定にしました。

そしてすぐに年賀状が頭を占め、一応パソコンの中に作ってあるけど気に入らないデザインを思い出し、あれこれあれこれと目を閉じたまま考え続けます。
(カネにもならない年賀状に、なぜここまで悩むんだ!)
と自分を半ば嘲笑しながらも、納得いくまで自分を追い込むのが私なのだから仕方がありません。

そして、ハッ! と天啓が降りてきました。
7時26分。

そうなるとそそくさとベッドを抜け出し、禊をして、洗濯し、水出しコーヒーをレンジに入れたらパソコンの前に座ります。
昨日届いていた年賀状のうちの一枚、職場のデスクからの年賀状にヒントをもらいました。
  サンキュー、デスク!

通常ならばここでお披露目をするのですが、今年は本日投函したので、後日アップすることにします。
今年は宛名を手書きにすることにしたので、エラク字が下手になっていることに気づきました。
絵や文字というものは、日々小まめに書いていないと途端に線が美しくなくなるのですね。・・・・
ということで、書初めの日にまさに書きまくったというわけです。

ひとまず例年のごとく、毎年制作を頼まれている両親の年賀状を先にお披露目しておきましょう。
あけましておめでとうございます_d0046294_1984142.jpg

面白いエピソードを一つ。
「オトーサンったらさぁ、自分を忘れているんだよ」
とおナカさんが笑うのです。
この年賀状を見た時、守君(父)が自分の若い頃の写真を見て、
「おい、これは誰だ?」
ですって。   オイオイ・・・・・・大丈夫かい?・・・・・他人を載せるわけがないでしょうが。


はい、今年は制作者として私も図々しく顔を出しました。だって、誰が作ってるんだろう・・・って何人にも聞かれるっていうので。(ええ、もちろん写真は数年前のものですけどね)。

このブログを始めて写真は撮る側へと変化して以来、めっきりと自分の写真がなくなりました。
そして今回、仕事中に撮ってくれていた写真をいただいたのですが、今一つ顔がよく分からないのと、
(無意識の顔って結構ブサイク・・・・・・)
ということで使えないので、(と言っても使っているのですが、)遠野から帰って来る時にクックと一緒に撮ってもらいました。 なのに、そのデジカメを忘れてきたのです。・・・・・・私ったら。

そこで、本番(の年賀状)ではイラストで登場することにしました。
イラストなら、AKB48かと思うくらいに(誰も思いませんが)可愛い女の子になりますから。


ということで、やっと年賀状という項目から解き放たれて、湯船に使って読書を楽しんだ後、今は飲んだくれてます。
こうして心穏やかな時間が持てる幸せに感謝し、戦争が起こっている地域の人々には平和を、病気で苦しんでいる人々には安らかな時間を、困窮で追い詰められている人には少しでも金銭的余裕を、深い悲しみの底に沈んでいる人には喜びを・・・・・・、と願わずにはいられません。

道端の石ころよりも価値がない、と悩んだあの頃をいつも忘れない限り、私はどんな仕事にも喜びを感じることができるし、どんな些細な思いやりにも感動をすることができるのです。
今「死」を考えるほど苦しんでいる人がいたら、
「もうちょっと、もうちょっとだけ生きていて」
と伝えたいと思います。そうすれば、きっと何倍もの喜びが待っているから。

それを実感させてくれたのは今の職場であり、チャンスを与えてくれた人々です。
魂の底から出会いに感謝するとともに、今年ももうちょっと生き抜いてみようかな、と思います。
でも全身全霊を込めた生き方を迷うのは、もうやめようと思います。
だって、こんなに素晴らしい時をもらったのですから。・・・・・・





今年もみーんなが幸せになるように! ぽちっとお願いね。(*^o^*)b
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by anrianan | 2013-01-02 20:07 | ■とりあえず日記
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