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クリスマスイブの夢
クリスマスイブなので、私は赤いコートを着てうきうきと家を出て行きました。
すると知り合いの男性が車に乗って、家の近くの公園の前にいるではありませんか。
「あら、こんなところでどーしたんですか?」
なんて話をしているうちに、ドライブに行くことになりました。

そして三浦半島を下り、海が見えるところでランチを食べることに。
ああ、なんだか楽しくてお腹が空かない・・・・・・。きっと興奮しているのです。
それでも私はベジタブルカレーを頼み、彼はチキンカレーです。
こんな半島の端っこなのに、本場インド人が作っているカレーでびっくりしました。
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食後は東京方面に向かって高速をひた走ります。
私は普段車に乗っていないので、どこら辺を走っているのかなんて全く分かりません。
それでも、
(ああ、車って座っているだけでどんどん進んで行けちゃって楽ちんだなぁ)
なんて思いながら、なんだかとっても安らいだ気持ちで満足していました。

「さ、ここで一休みしていきましょう」
「え? ここはどこですか?」
「うみほたるです」
えぇ~っ! 
「私、初めてです! ここが、うみほたる!」
そうです、車を持っていない私は来たことなど当然ありません。
きゃ~っ!! 初めて! ここが“う・み・ほ・た・る~!” と何度も心の中で繰り返し、彼の後をくっついていくつものエレベーターを上がりきると、・・・・・カメがいます。
この上に座って写真を撮りたいけど・・・・・・我慢しました。
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目線を上げると、そこはまるで豪華客船のてっぺんのよう。 周囲はすべて海です。
つい先ほどまで走っていた長い長いトンネルは、海の中を走っていたのだと教えてもらいました。
(へぇ・・・・・、トンネルを抜けるとそこは海の上だった・・・・・・)
『雪国』」の一節を思い出しながら、目の前に広がる光景は『タイタニック』。
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ちょっとお茶を飲んでいきましょうか、ということでスタバに入りました。
海に向かって椅子がぐるりと並んでいます。海を見ながらは気持ちいいけど、太陽の光がまぶしい!・・・
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温室のように暖かい窓辺の席で散々おしゃべりをして、太陽が西に傾いてきた頃、陸上に戻ってきました。
オレンジ色に輝く夕日を見ながらのドライブは、ただ座っているだけの私にとっては極楽浄土そのもの。
次第に暮れていく空を見ながら、なんて素敵なイブなんだろう・・・・・と天に感謝、地に感謝、ドライバーに感謝、・・・・・・
えぇーい! 世の中のすべてに感謝しちぇえ~っ!


そして、なぜか目の前にはキャラメル・オ・レがあります。
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トレンディドラマに出てくるような街の一角にあるティールームで、私は甘いキャラメル・オ・レを飲んでいました。
すると、目の前に一人の男性が立っています。
六本木のイルミネーションを見に行くというのです。

「23日は1時間待ちの長蛇の列だったらしいですよ」
と私が言ったとおり、現地に到着すると大勢の人が大行進をするように並んでおり、すでに2時間待ちとのこと!
「私、このイルミネーションでもう十分ですけど」
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何度かそう言いながらも、その人はせっかくの光の祭典をなんとか見ることはできないものかと探っているようなので、私は成り行きに任せることにしました。
もうクリスマスイブの夜にこうして出かけることだけでも満足しているのですから、あとは野となれ山となれ~♪

カップルばかりの列の中に入り、牛歩行進をどのくらいしたのでしょうか。・・・・・でも2時間なんてことはなく、私の感覚としては30分くらい。
空気は東北に負けないくらい冷たいのですが、周囲の空気は熱い熱い。どのカップルもしっかりと腕を絡ませて歩いているので、単体で歩いている私はぶつかると弾き飛ばされそうになります。ええ、私は連れの男性とスクラムを組むのは遠慮したのですが、ぶつかった時に飛ばされないように、なるべく彼にくっついて防御していました。

そして、最前列で見ることが出来ました! クリスマスイルミネーション!
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BGMが流れる中、光が点いたり消えたり。
(ああ、写真じゃ全然分からない・・・・・・)
とがっかりし、ふと動画で撮れるだろうか? と思いつきます。

はい、撮れました! 

感動すると言葉が出ないものです。
(こんな素敵なイブがあっていいのだろうか・・・・)
と胸がいっぱいになりながら光を見続けました。

さて、この後はクリスマスディナー。
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(私がクリスマスディナーですってっ!)
なぜか、男性とこのように絵に描いたようなクリスマスイブの経験がない私。
この時季の恋愛に関しては楽しい思い出がなく、大概うまくいっていなかったり別れたり、修羅場だったり病に倒れていたり。(シリーズになるほどいろいろネタ持ち)。
バースデーやクリスマスのディナーを男性に祝ってもらうなんてことが、
(なかったじゃないかぁ~!!)
と、改めて悲惨なわが人生を振り返ったのでした。

ところが、今年はどーしちゃったのでしょう。・・・・・・

誕生日には数日遅れではありましたが、“ザ・ディナー”というほどのディナーをご馳走になり、イブにはほれ、この通り。
ああ、マヤ暦が終わって世界が変わると言われているからなぁ・・・・・・違う次元にシフトしたんだな。・・・・私の人生も。

いずれにしても、乾杯です。
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シャンパンから始まりワインを飲みながら、これまたモダンアートのようなプレートが登場。
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向かって右側がフォアグラのパテと知り、これまた興奮。
「私、フォアグラ、初めて!」
ああ、なんだか“初めて”が多すぎる。・・・・・この年になって。

次は鮮魚のカルパッチョ。
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鱸(スズキ)のポワレ・焼きリゾット添え。
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確か、インカの目覚めのポタージュもありました。
そしてメインはチキンかポークリブ。
最後のデザートは、これまた気恥ずかしくなるほどファンシーなクリスマススイーツです。
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これを仲良く二人で分け合って食べました。
(ああ、もうお腹一杯胸一杯・・・・・)
なんて幸せに浸っていると、すでに22:58! 
(うわぁ、終電に間に合うだろうか!・・・・・)
シンデレラは必ず焦って帰る、という筋書きになっているものです。

かぼちゃの馬車ではなく、タクシーという現代版かぼちゃの中で、その人は
「クリスマスプレゼント」
と言って、私に水色の袋をくれました。
その袋を見て、
「!」
誰もが知っているこの紙袋、この箱!

ホントにどうしちゃったんだろう私の人生・・・・・・、夢のようなことが起こりすぎる・・・・・。
もうすぐ死んじゃうんだろうか。・・・・・・

知らない次元にはまり込んだように不思議な気持ちになりながら、何度も電車の中で袋を開けては中を覗き込みました。
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ああ、中を見たい・・・・でも見たら消えてしまいそうな気がする・・・・・・・。



と思っていたら、目が覚めました。
差し込む朝日の中で、すべてが幸せに満たされて見えました。
(ああ、やっぱり夢だったのかぁ。・・・・・でも吉兆を知らせるような夢だったなぁ)
と余韻に浸っていたら、ふと枕もとの物に目が留まります。

  あの、水色の箱・・・・・・・!


まどろみの中にいた私は一気にこの世に戻されました。
手を伸ばして箱を取り、体を起こして目の前に置きました。
ふたを開けたら、煙が出てきて箱ごと消えてしまいそう。・・・・・・
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私はいつまでもその箱を眺めていました。

 - The End -





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by anrianan | 2012-12-26 15:04 | ■とりあえず日記
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