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選挙! 選挙! 選挙!・・・・・私の生活を占拠・・・・・
4日の麹が・・・・いや、公示が終わって、一気に“台風のあとの静けさ”がやってきました。
公示前日の夜中まで、新聞社という場所では多くの人が動き回っていたのです。
しかも今回は、雨後のたけのこのように新党が生えてきて、人もどのタケノコが一番長生きできるかと右往左往。
ギインという肩書きの人たちは、なんとも節操のないこと。・・・・・・

いろいろ毒舌を吐きまくろうとしたら笑えることが多し、なのですが、ひとまず昨日の朝オフィスで新聞を開き、
(はぁ~・・・・・・!)
と感動して、涙が出そうになりました。
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(みんな、知ってる・・・・・・)
という気分になってしまうのは、この顔写真のせいです。

一人ひとりの顔写真を、スーパーのレジのようにバーコードで“ピッ!”と鳴らしてリンク付けをする作業があります。
候補者の全員の顔写真ですから、どれだけ“ピッ!”と鳴らしたかしれやしません。
しかも、OA機器が所狭しと転がっている部所なのですが、どれも高齢化した機械で時として仮死状態になったり。
そして、それらの高齢機械を扱う介護人数は、室長を入れて5人プラスおまけ1人。(このおまけが私ね)。
その中で1473人の届け人たちの情報を入力し、調査し、管理していくわけですから、食べる間寝る間を惜しんで追い込みをかけたわけです。

私も解散宣言直後から同じように走りたかったのですが、派遣社員なのでいろいろな制約があります。
時間も制限があり、思うように働けません。けれど、目の前で、少ない人数でぎりぎりに働いている人たちを見ていて、放っておきたくもありません。

ようやく思いっきり働けるようになったのは、公示一週間前くらいです。(たった一週間前!)
「一時間くらいなら・・・・・いいと思うから・・・・・・」(上にも気を使い、下からも突き上げられ、大変ねぇ)
と上司から許可をもらったのですが、
「こんなに切羽詰って人数も時間も足りないのに、一時間なんて・・・・・どーやってサバクんですか?!」
私は半分マジ切れで抗議をし、後はなし崩しで電車の時間を見ながら、体力が続くまで手伝わせてもらいました。
その結果がこの紙面なのだと思うと、胸がいっぱいになりました。
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今までなら、
(いっぱい字が書いてある・・・・・)
ぐらいで、スッと頁をめくってしまっていた場所を、じっくりと眺め回しました。

この小さな一人一人の紹介欄の裏側には、膨大な情報とそれを処理する人たちの労力が込められています。
解散宣言直後から、連日遅くまで残っていたタケさん。
私は基本的に体育会系の人間なので、こういう時は
「寝袋を持ち込んでも仕事をこなしたい!」
と思うのですが、制約上、彼を十分にサポートするまでに至りませんでした。
それが歯がゆくもあり、悔しくもあり、久しぶりにプリプリと怒っていました。

大体おかしいのです、今回はいきなりの解散で、人数も時間も足りない中で残業をするなという方が。
派遣社員の経費を削りたいのでしょうが、3倍とか4倍とかの高給取りの正社員を残業させる方が、よっぽど会社としては人件費がかかるのでは? と、人事部長に聞いてみたくなります。
さらに膨大な負荷が一ヶ月続けば体調も崩れるし、気力だけで保ったとしても人間ですから、ミスが出てしまってもしょうがない状態になります。

それでも新聞社では、ミスを出してはいけないという厳しい責任感があり、誰もが五臓六腑をつかまれるような緊張と集中の中で仕事をします。
それでも、その恐れていたことが起きてしまいました。

一番最初からガンバッテいたタケさんと室長のやりとりを聞きながら、私は心の中で泣きたくなっていました。
私も資料のチェックを一緒にやっていたのです。
そのときも信頼して仕事を任せてくれた彼と室長の首がかかっていると思うから、最終電車の時間とにらめっこをしながらも、必死に集中してチェックしたのですが、
(もしかしたら、私も見落としたのではないだろうか・・・・・・)
という気持ちもあり、胃が締め付けられるようでした。
「それとは違うから」
と二人とも言ってはくれましたが、彼らの責任が問われるとしたら私にも責任がある、という思いは消えませんでした。

と同時に、怒りや疑問も湧いてきました。
ここの仕事は、昨日今日来たアルバイトがすぐにサポートに入れるという作業内容ではありません。
特に今回のように公示というデッドラインが急に目の前に現れ、手順を教えていく時間などもありません。
日々の作業の中で流れや手順を覚えているから手伝えるという所なのですが、どうも同じ会社内局内にいても、この部所が何をしているかを理解している人が少ないように感じます。

室長がタケさんにミスの原因を追究するやり取りを聞いていて、
(室長も、かなり上からも攻められたのだろうな・・・・・・)
と私は感じました。
結局、室長のクビもかかればその上の局長のクビもかかる、さらに会社全体の信頼にも関わることになるから、誰もが信頼を失うことを恐れているわけですね。

でも室長だってタケさんがガンバッていたことはよく分かっているし、局長だって(話したことがないので彼をよく知りませんけれど)今回の状況を分かっているのだろうけれど・・・・・と思いながらも、
(もし分かっていなかったら、大したことない人間ってことだわ!)
と、胸が塞がるような思いでした。


ところが!
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「きゃっ! だ~♪」
と喜んでいると、
「違うよ、“や”が大きいじゃ」
と、トタさんに突っ込まれましたが、そんなこたぁどーでもいいのです。
この“きゃっ!”は虎ノ門にあるおせんべい専門店で、「鬼平かりんとう」というのがあります。
鬼平といえばあの長谷川平蔵! 『鬼平犯科帖』の鬼平ですよ。

その鬼平のかりんとうを、鬼の編集局長といわれる人が持ってきてくれたものですから、もうこれはトップニュースを飾るんじゃないかというくらい盛り上がりましてね、ええ、昨日現場にいた若干5名で。

スーさんと私は早速、
「カメラ! カメラ!」
と撮影、それが上の写真でございますの。

「みんな! 鬼を食べちゃお!」
ということで、鬼のかりんとうを食べ、その手前にあった(写真ではちょっと見えませんが)いちごみるくかりんとうなるものも食べ、
「甘いものの後には辛いものが・・・・・」
と袋をごそごそやっていると、
「開けて食べていいよ」
と室長が言うものだから、私ったらあんなに反省してした気持ちは脇に置いといて、嬉々として『鬼の棒』なる袋を開けてしまいました。

これが辛いの!
鬼に金棒ではなくて、鬼に辛棒・・・・・。(/_-:)


とにかく局長のこのサプライズには全員が感動し、私もすっかり感激して
「なんだぁ、局長ってイイ人じゃないですか~」
なんて、ころっと手のひら返し。


考えてみれば、鬼の平蔵は正義に厳しいゆえに鬼といわれましたが、この世の中ゆるキャラ流行りで、同じようにゆるゆる人間が溢れる中では、時に強いエネルギーや厳しい人間は鬼と呼ばれるのかもしれません。
願わくば、権力を持った鬼が公の心と愛を持ち合わせ、何千もの人の命を手中にしているということを深く知っていてくれますことを。・・・・・・

そして、今回の選挙が明るい日本の未来につながりますことを・・・・・・。



ここで働けるのも、選挙日翌日まで。
寂しいけれど、その分一瞬一瞬がとても貴重な時間に思えます。・・・・・・


だから休みたくないのに、代休をとらないと室長が怒られちゃうので、
仕方なく今日は代休をとっている可愛そうな私に、ぽちっと励ましをお願いね。(:_;)b

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by anrianan | 2012-12-06 14:30 | ■とりあえず日記
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