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十年間の果実酒
一番古いものは、平成14年のスモモ酒である。
なぜ梅から作らずにスモモだったのか、今でも理由を思い出せない。
たぶん、たまたまスモモがなった年で、ホワイトリッカーで漬けてみようと思った、というぐらいのことだったのだろう。

おナカさんの大掃除大作戦で、階段の果実酒の半分ほどが箱に詰められていた。
「おかーさん、私、(果実酒を)年代順に並べていたんだよ
というと、
「あらっ! そーなの?! 分かんなくなっちゃった!」
と慌てて箱から果実酒を取り出す。
「あ! ほら、書いてあるわ! 平成15年・・・・・梅酒・・・・・・、これは・・・・18年・・・・・・なーんでも書いてあるわ。ちゃーんとしてるから!」
相手を褒め殺して相手の怒りを避ける、のはおナカさんの得意技である。
「ああ、ほんとだ・・・・・私、全部書いてる・・・・・・」
もう一度、すべてのビンの蓋に小さなラベルを貼り付けて、上から見てすぐに内容が分かるようにする。
それをおナカさんが箱に詰めて、無事別の場所に移動完了。
階段は広くなりスッキリした。(埃もなくなった)。

これは、箱詰め前にすべての果実酒を並べて記念撮影したところ。
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こういう機会だから、ついでに梅酒の飲み比べをしてみる。
14年のスモモ酒と23年の梅酒。どっちがどっちか、分かるだろうか。
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向かって左の琥珀色の方は、昨年(2011年)の梅酒。一番古いスモモ酒は、右の透明なもの。
スモモ酒の方はスッキリとまろやかな感じで、飲み口が抜群にいい。一方、昨年の梅酒は味や香りにパンチがあるというか、いかにも「酒」が利いているという感じ。古酒が熟成されるというのはこういうことなのだな、というのがよく分かった。
そして、こちらは漬けてあったスモモと梅。手前2つのすもも(皮を剥いている)は、2006年もの。一緒の器に入っている梅は2008年、2つだけ別の器に入っているものは2011年のもの。
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これらの味比べは、おナカさん担当。
審査員いわく、すももは唸るほどおいしいそうだ。
「ん~っ! こっれはおいしいっ!」
いかにも全身に染み渡っているかのように、深く頷きながらしみじみと感心して見せる。
そして、2008年は
「なんとなく渋味・・・・・・っていうか・・・・・」
なのだそうだ。2011年の梅を食べると、不味さが歴然とするようだ。

へぇ・・・・・、酒は古い方がおいしくて、漬けてあった梅はまずくなる、しかしスモモに関しては“おいしいっ!”となる。
何でも実際に体験してみないと分からないものだ。


月曜になって私の仕事が始まり、昼間はおナカさん独りになった。
とはいっても、毎日友だちと会ったり電話で話したりと、自由気ままな時間を楽しむことは、ここに遊びに来たときぐらい。
普段は、年々煩くて頑固になっていくジイ(父)のために、未だ毎日3度の食事の用意をし、外出してもいつも帰る時間を気にしている。

たまたま選挙が始まり、私は取っていた休暇を返上して毎日仕事に出ることになったのだけど(選挙に関係する仕事なのでね)、昨夜はさすがに退屈をしたようだった。
鍋を暖めて、お風呂を沸かして、毎晩夕食を自分も食べずに待っていてくれた。
こうして外から疲れて帰ってきたときに、暖かくて明るい空間が待っていてくれるというのは、どれだけ気持ちが和むことか、と改めて感じさせられる。

と考えると、共稼ぎが当たり前となっている現代ってどうなのだろうか。・・・・・
結婚しても、男と男が生活をしているような感じにならないだろうか。・・・・・
(私を奥さんにした人は、こうして同じように出迎えてもらえたのにねぇ)
などと考えながら、つくづく世の中の男は黄金の(熟成しつつある)卵を見逃している、なんて思うのだった。・・・・・(?)




黄金の熟成卵に、ぽちっとお願いね。d(*^_^*) オホホ…
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by anrianan | 2012-11-22 04:52 | ■食生活 | Comments(0)
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