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年末の大掃除
昨日は朝4時半に目が覚めたが、せっかくの週末なのだからと5時まで布団の中で過ごす。
けれどその内に、
(週末に気を緩めると体調を崩しやすいし、平日の早起きが辛くなる・・・・・・)
と思い直し、5時を僅かに過ぎたところで、こっそりとベッドを抜け出す。

“こっそり”というのは、おナカさんを起こさないため。・・・・・別に、これはやさしい思いやりではない。彼女は起きた途端にオロナミンCで(元気ハツラツ! という意味)、高いテンションでおしゃべりが始まる。
スロースターターの私としては、静かな朝を迎えたいわけだ。

ところが、雨漏りはするしベランダは崩れかけているくらいの家だから、私が二階で静かに歩いても起きたことがバレる。
私が二階から降りてくると、おナカさんが寝ているベッドサイドのライトも点いていた。・・・・・ああ・・・・・。
「おはよう」
と声をかけると、
「おはよう! お母さんさぁ! 考えたんだっ!」
と嬉しそうに始まる。
「何を考えたの」
「あの階段の下にいっぱいある袋を、イイのだけ貰っていくから!」
「どうぞ」
「それでさぁ! 階段に並んでいるビン!(果実酒が並べてある) あれをさぁ・・・・・どっこに置こうかと思って・・・。 そうすれば、階段がサッサッと拭けるじゃ」。
そう、私も家にいた時は、階段を掃除した時にビンも一緒に埃をとったりしていたけれど、仕事に出ることが多くなると面倒くさくなってしまい、ただでさえ苦手分野の掃除は後回しになる。そう話すと、
「だからさぁ、あのビンをどっこにまとめて置こうかと考えてさぁ・・・・眠れなくなっちゃったよぉ」
てな調子で、延々と元気よくしゃべりながら、何かやることはないかと探し続けるのだ。

私が洗濯を始めて、コーヒーを温めていると、早速階段下の袋の整理を始めていた。
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「ねぇ、コーヒーが温めているからさぁ・・・・・、コーヒー飲む?」
「うん、飲む」
といいながら、どんどん階段下の小さな倉庫(?)から物を引っ張り出している。
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この人、こうしてやることがあると、なんだかイキイキとして見えるんだよねぇ。
前回来た時は家事を何一つさせずにのんびりしてもらおうと思ったのだけど、
「よくやってるじゃ・・・・・・」
と感心の言葉を口にしながらも何やら寂しげで老いたように感じ、そういうおナカさんを見て、私もちょっと心配になった。
ところが、今回は家の中は雑然としている状態。おナカさんのやることは、家の中でも外でも山ほどあるのだ。
コーヒーを飲みながら、
「料理のほうを担当しな」
と指示を出された私は、素直にミッションを遂行してしばらくの後、様子を見てみると袋に埋もれていた!
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「いい袋がいっぱいあるじゃ~! お母さん、貰っていくから」
「はい、好きなだけどーぞ」
田舎の方には、都会では当たり前に溢れている小奇麗な紙袋があまりないのだ。

この階段下から始まった作業は、いよいよ階段の果実酒のビンへと移り、そして階段上(二階)のダンボール箱部屋(=洗濯干し部屋)へと移行していく。
果実酒についてはあと回りにするとして、昼ごろから始まった二階のダンボール潰しは、物凄い破壊力でつぶされていき、どんどん積み上げられていった。
階段を上がっていくと、この光景。
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部屋を覗くと、ひたすら箱を解体している。
そして部屋いっぱいの箱で歩く場所がなくなりかけていた部屋の中は、半分かそれ以上の空きスペースができて、久しぶりに畳を見ることができた。
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水色の財宝温泉の箱、ほぼ正方形でしっかりした厚紙で作られている。本当はこれを何か利用できないかと、いつも二人で考えていたのだが、考えている間に毎月2箱ずつ送られてくるのだから、どんどん積み上がってしまうのだ。
「これ、岩手に持って行きたいよぉ」
おナカさんは、この箱を手にするたびに嘆く。・・・・・・

3時から近所の友だちの所に行くというおナカさんは、その前にごった返していた仕事に目処をつけたのだけど、その結果がこれ。
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玄関前には、捨てるゴミが何袋も作られ、二階の部屋には廃品回収に出すダンボールの束がいくつもできた。
タイミングよく、廃品回収が月曜日にあると告げると、
「お母さんが朝早ーく出してあげるからっ!」
意気揚々と宣言していた。
そんなぁ・・・・・、老人に全部運ばせるわけにはいかないじゃないの。
ということで、私も仕事前にこのダンボールとゴミの山を運ばなくてはならない。・・・・・・

はい、ありがたいです・・・・・とっても。
これで後は仕事に専念して、安心して年末を迎えることができますから。
 
今年はよい年でした。・・・・・・・


もう年末の気分になっている私に、今日もぽちっとお願いね。(*^_^*)b
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by anrianan | 2012-11-18 22:00 | ■とりあえず日記 | Comments(4)
Commented by ohmama at 2012-11-19 18:52 x
いいなぁ・・・我が家にも一人おナカさん欲しいです
ついつい仕事を言い訳に片付け後回しにしてしまっています
そろそろ人生の始末はじめなくちゃ・・・何から始めようかじゃなくて
すぐそばから手をつけていくしかないですね
Commented by あべ at 2012-11-19 22:21 x
我が家も押入を明けると紙袋がいっぱい
「きれいな袋ね 何かの時に使お~」と山がだんだん高くなっていきます

三菱一号館美術館 12日に行きました 
ケ-キを食べたら 美味しかったです
それから丸の内を歩いてみました
丸の内をゆっくり見たのは初めてです
ここらが日本を動かしている会社街か~
きれいな街並みですね

Commented by anrianan at 2012-11-19 22:26
★ohmamaさま、
掃除・・・・・これも才能が必要だなぁ、とつくづく感じます。私はヘタです。
彼女の実家は農家だったのですが、長女で物心がついた時から掃除や兄弟の面倒を見ることが当たり前だったというから、働くことが自然と体に身に付いてしまっている感じがします。
私も残りの人生を考えると、身辺整理をして物を極力少なくしなければ・・・と思っています。・・・・のに、このごみの山ですものねぇ。(^_^;)
Commented by anrianan at 2012-11-19 22:35
★あべさま、
紙袋やビニール袋、買い物すると可愛い袋が、どんどん増えていきますよね。
私も「何かの時に使お~」と思うわけですが、結局何年も階段下の倉庫に眠っていたものが山ほど。・・・
三菱一号館美術館の建物は、歴史を感じていいですよね。
ヒールを履いていくと、異常にコツコツと足音が響きますけど。(笑)
私が丸の内にいたのは10年以上も昔になりますが、今ほど一流ブランドのお店はなかったように記憶しています。それでも皇居が近いせいか、ごみごみした感じがなくて、お昼には日比谷公園にお弁当を持って行って食べたりしていました。東京と言っても広いですけど、私は日比谷~丸の内あたりが一番好きです。
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