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お帰りなさい!
昨日は、初めて東京駅までおナカさんを迎えに行った。
いつもは最寄り駅で出迎えるのだが、たまには銀座や丸の内などを見せてあげるのもいいだろうと思った。
が、正直タイミングは良くなかった。なぜなら仕事が急に忙しくなったのだ。
それでもおナカさんが来ることは前々から決まっていたから、
「なんでこんな時にくるのよ」
なんてことは言えない。心境としては、
「仕事と私のどっちが大切なのよ!」
なんてドラマの中で妻に責められる夫のような心境になっていた。(?)


30分ほど早く東京駅に到着し、
「いつもの新幹線の改札口ね」
の約束どおり待つ。

しかし、到着時刻が過ぎてもおナカさんが改札口に出てこない。
(ふ・・・・・む、やっぱり嫌な予感が当たってしまったような・・・・・・)。
携帯を10回近く鳴らしたのだが、すべてメッセージをお預かりの留守電になってしまう。

彼女、携帯に出ることができないのだ(受信の仕方がわからないということ)。
いや、受信のみならず「かけること」も難儀。
会うたびに携帯の使い方を教えて、練習もさせる。
けれど、どうも画面に表示されている内容が理解できていないらしい。小さなボタンで上に行ったり下に行ったり、という操作もよく分かっていない。・・・というよりも、分かろうとしていないらしいことが感じられる。
ということで、携帯を携帯しながら携帯の用を成してないのだ。・・・・・


ところで、私は新幹線の改札に「南口」があることを知らなかった。
だから、二人してそれぞれ中央口と南口で待っていた。
会えないことと携帯がつながらないことで私のイライラがピークに達したころ、ようやく携帯からおナカさんの声が聞こえた。

「今、どこっ!」
と私は切り口上。
「なぁに? ずぅっと待っているんだよ。(えっ?!)改札の南口って書いてあるよ」
(えぇっ! 南?!)
内心慌てながら、“いつもの改札口って言ったじゃん!”と私。
「いつものとこだよぉ」
「違うよっ! いつもは中央口だよ!」
いや、中央口と確認していたわけではないのだけど、乗るときも降りるときもこの改札口だったことは、周囲の景色から自信を持って言える。しかし、南口というものがあったとは・・・・・・・。
自分にもちょっと落ち度があったと内心恥じてはいたが、
「じゃ、今からそっちに行くからっ!」
と南口に向かい、ようやく姿を確認してホッとした。のに、私は“もぅ~っ!”とか何とか言いながら、
「何か食べていく? たまには東京駅を出てみるのも良くない?」
と聞くと、いいよ♪ と即答のおナカさん。

東京の街はすでにクリスマスである。
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2時を過ぎているのに、ここに入ろうか? と覗くお店はみな満席。 へぇ・・・・? なんで混んでんの?
レトロな三菱一号館美術館にあるレストランも雰囲気が素敵でいいかなぁ、と思ったら並んでいる! へぇ~!

仕方がないので、丸の内を散策しながら日比谷に向かう。
「ここら辺が丸の内だよ」
「へぇ~・・・・・・、やっぱし、凄いなぁ・・・・・・・」
「何が凄いの?」
「・・・・・・人がさぁ、違うよな」
「同じだよ。普通の人間だもん」
「そりゃあ・・・人間だけどさぁ、・・・・なんか、垢抜けてるじゃ」
おナカさんの言いたいことは分かっているのだけど、彼女の会話力を強化するために、私はわざといろいろな質問をするわけね。
「ここ、私がいたの」(と、あるビルを見上げる)
「えぇ~! ここにいたのぉ~!」
「そう、秘書やってたころ。・・・垢抜けてるでしょ(私)」
「ぶふふふ・・・・・」(出た、おナカ笑い。この笑い方が楽しいのだ)。

ついに宝塚劇場まで歩いてしまった。
その向かい側にあるビルの2階にようやく落ち着き、やっとランチタイム。

「今日は私がおごるから!」
私が得意満面で告げると、
「えぇ~! いいのぉ?」
「いいよ、そのために働いているんだから!」
「うわぁ~!・・・・・」
といいながら、田舎にはない洒落たお店の雰囲気や好きなお惣菜を選ぶシステムに少々怖気づき、そして数々のお惣菜に見入っている姿は子どものようだ。
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温かい惣菜から2品、冷たい惣菜から2品を選び、ご飯かパンがついて980円。
手前のプレートは私が選んだもので、タラのクリーム煮とナスとこんにゃくのおひたし、韓国風レンコンサラダと鶏肉トマトソース煮の四品と十穀米。かぼちゃのプリンがおまけでつく。ドリンクは別料金。

すっかり満腹になり、太陽も西に傾き、さて後は電車に乗って帰るのみ。
パスモ(改札にピッと当てて入るカード)を見せて、
「私は定期を持っているから、お母さんはこれ使って。JRも京急もバスも乗れるから。買い物も出来るから」
と、おナカさんに渡した。
「え~っ!・・・・・どーやるのぉ?」
と戦々恐々としながらも、子どものようにワクワクしている。

JRの改札口で、右手にパスモを持ったおナカさんに、
「ここにカードを当てて、(ピッ!)はいっ! 行って!」
私の合図に、まるで運動会に出ている子どものように“えへへへ・・・”という顔で抜けていく。
「あらぁ・・・・凄いじゃ・・・・・」
というあなたの方がずっと面白くて凄いよ、と私は楽しくなる。


その後、上大岡で途中下車して京急デパートをうろついた。
足が悪い彼女に歩きやすい靴を買ってあげたかったのだが、散々見て回っても気に入ったものがないという。私も通勤に履く靴がいよいよなくなったので買いたかったのだが、こちらも見つからない。
結局、通りがかりにふと目に付いたリーディンググラス(つまり老眼鏡ね)をおナカさんに勧めたら、これが意外に似合って、本人も躊躇いながらも満更でない様子。
今までのメガネはいかにもバーサンっぽい。それにちょっと顔幅より大きいから、すぐに下がってきて使い難そうだった。
「じゃ、これください」
えぇ~っ! という顔をして私を見る。“悪いじゃ・・・・”と小さな声でつぶやきながら。
  ああ、私はうれしい。・・・・・


女二人というのは、話が尽きることがない。
とはいっても、私とおナカさんの場合は「会話」ではなくて、お互いに話したいことを言い合うだけ。
「ふんふん・・・・・」
と聞いているようだけど、おナカさんはすでに自分の話したいことを頭の中で考えている。
「ねぇ、私の話聞いてないでしょ。次に言いたいことを考えてるでしょ」
というと、ぶふふふ・・・・と図星という顔をして笑ってごまかす。
もっとも、私だって“ふんふん・・・・・”と相槌を打ちながら、
(それ、もう聞いたよ)
と心の中で言いながら、知っているストーリーを聞き流すわけなんだけど。


ああ、もうこの面白い人が家に来ると、書くネタが多すぎて長くなってしまう。
家に着いた途端に、予想通り掃除を始めた。・・・・・・・
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「面白いように埃が取れるよ!」
おナカさんの嬉々とした声が響く。

 あら、ほんとだぁ~・・・・・・。

そして今朝は、5時半から始まったのだ。
何が? って・・・・・、これは長くなるのでまた明日。


すでに年末の大掃除が済んだ気分。つられて動いた私もヘトヘト・・・・
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by anrianan | 2012-11-17 22:35 | ■とりあえず日記 | Comments(2)
Commented at 2012-11-18 13:39
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by anrianan at 2012-11-18 21:47
★2012-11-18 13:39 カギコメさま、
ありがとうございます。
どっちとも言えるでしょうか・・・・・。
誰かの役に立っていると思えることは、幸せですよね。
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