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アップルパイ(二回目)とマロンケーキ
土曜日にはアップルパイ(二度目)、日曜日にはマロンケーキ(初)。
まるで親の敵討ちでもするかのように作りまくっている。(なにゆえか?・・・・・)


今回のアップルパイは、生地が層になることが目標。
粉類とバター、道具などすべてを冷蔵庫で冷やし、外に出している時間を短縮して温度に気をつけた。
生地を折りたたんで冷蔵庫で寝かすことを4-5回繰り返し、太陽が西に傾く頃、パン焼きトースターの中へ。
アップルパイ(二回目)とマロンケーキ_d0046294_632261.jpg

オーブンではないので、どうしても中央部に熱が通りにくい。
従って、私は型にパイ生地を敷いたら、まず焼く。
その上にリンゴなどを乗せ、パイ生地で編み目を作って再び焼く。

“リンゴなど”と書いたが、今回はラム酒漬けレーズンも一緒に入れた。
焼き上がりはそこそこパイらしく仕上がる。
目標の“層”にもなっている。
・・・・・・ただ、もうちょっとパイ生地を薄く伸ばしても良いのかもしれない、と思う。(次回の課題ができた)
アップルパイ(二回目)とマロンケーキ_d0046294_633282.jpg

焼き立てもおいしいが、翌日3㎝ほどの厚さに切って、トースターで再び軽く焼いて食べてもおいしかった。
(毎朝一切れずつ食べても当分飽きないかもしれない・・・・・・)
と思うので、この数日のうちにまた作ろう! と秘かに意思を固める。


翌日曜日は、マロンケーキ。
実は、もうなくなったと思っていた栗の甘煮が、冷蔵庫の奥から出てきた!
これには慌てた。
ちょっと危ない一歩手前、という気がしたからだ。
だって、一体いつ作ったのさ、これ・・・・・・。

とにかく私は、牛乳を入れてマロンクリームを作り始める。
アップルパイ(二回目)とマロンケーキ_d0046294_683023.jpg

頭の中では先日の“マロンタルト”が浮かんでいる。
ああ、それには生クリームを買いに山を下らなければならない・・・・・・・。 めんどーくさいなぁ・・・・・。

バニラエッセンスを入れて濾す。
これはなかなか手間がかかるが、ボーッと考え事をしながらなんなく終わる。
アップルパイ(二回目)とマロンケーキ_d0046294_683918.jpg

熱が冷めたところにラム酒を入れる。これでグッと香りがひきたつ。
アップルパイ(二回目)とマロンケーキ_d0046294_685129.jpg

ふと、フランスに在住するcocoさんが作っていたマロンケーキを思い出した。
小麦粉を使わず、マロンクリームに卵と溶かしバターを入れて焼くだけ、と言って(書いて)いたっけ。・・・・

    やってみるか・・・・・・。

分量が分からないが適当に生地のようすを見ながら・・・(これが自信ないのだ)、卵3/4個分くらいと溶かしバター10gくらいを混ぜこむ。
ここに、渋皮煮を大きく割って入れる。
パウンドケーキの型に流し込み、上一面にクルミを並べた。
アップルパイ(二回目)とマロンケーキ_d0046294_693100.jpg

え? なぜこんなに焦げているのかって? クルミが見えないって?

焦げているのは、トースターのせいです!
どうしても表面が先に焼けてしまのでクルミが焦げてしまい、思い余って箸でグググッ・・・と下に押し込んだ。
すると、中の焼けてない生地がドロッと表面に上がってきて、無事に内部まで焼けたというわけ。(^_^;)

ですがね、・・・・・押し込まれずに最初から最後まで表面に居続けた生地は、ご覧の通り焦げたのだね。


でもね、この焦げ焦げが結構おいしかったのだ。焼き上がりは。
残念ながら一晩寝かせるとこのパリパリ感はなくなってしまうが、中身はしっとりと固まっておいしくなる。
中に押し込まれたクルミも思いがけずにいい仕事をしていて、想定外の喜び・・・・・・。





先日ヴィ・ド・フランス(パン屋)で見かけた“シナモンアップル”。
なんとか近いものは作れないだろうか・・・・・・。と考えている私に、ぽちっと皆さまのパワーをお願いね。

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by anrianan | 2011-11-14 06:09 | ■食生活
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