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真夜中のクッキング
「真夜中」というのは、大袈裟。
江戸から9時ごろ戻り、お風呂を沸かし、その間に発泡酒を飲む、というのが大体の流れだけど、昨夜はクッキングを始めた。
真夜中のクッキング_d0046294_83109.jpg


妙に料理をしたくなったのだ。
というよりも、正確には“野菜を刻みたくなった”。




昔、カリフォルニア州のサンディエゴでホームステイをした時のこと。
夏の暑い盛りに、絵に描いたような金髪の美しいママが
「今日はもうとっても暑いから、火を使わないクッキングでいい?」
“いい?”というよりは、“いいわね!”的な口調だったように記憶しているが。

そして出てきた夕食は、サラダ。
レタスや玉ネギやピーマンなどの上に、タコスというチップスをバリバリと砕いて振りかける。
私ともう一人、大阪の女の子がステイしていたのだけれど、二人は言葉を失った。
「クッキング・・・・・・・・?」

「クッキング、じゃないよねぇ・・・・・・、野菜をカッティングしただけじゃん・・・・・・。」
「アメリカのクッキングって、これかい・・・・・!」


すでに20年くらい前(?!!!)のこの会話を、なぜか鮮明に覚えている。
野菜を切っている時には、毎回といっていいほど思い出す。
そして今や日本でも、クッキングとはカッティングであり、家によってはセッティングのみとなっている現実に気がつく。

そういう私も、昨夜鍋に野菜を放り込みながら、“わてのもカッティングや・・・・・”とおかしくなった。
寒くなると、この大鍋が重宝するのだ。
鶏の手羽を底にいれて、生姜やニンニク、玉ネギ、何でも良い、とにかく野菜を放り込んでおく。
昨日はスーパーで安くなっていたので、「たらの切り身」なども入れてしまった。

なのに、今朝は生がんもどきまで入れてしまい、あまりのごった煮に
「こりゃ一体、何鍋だい?!」
てな感じになってしまっている。
初鍋で、なぜかあれもこれもと欲張ってしまったのだ・・・・・・・。


そこに塩と胡椒で軽く味付けをしておく。
日によって小鍋に分け、牛乳や豆乳を入れたり味噌を入れたり、クリームシチューの素などで味を変える。
野菜と水を減った分だけ足していき、鶏肉は骨からホロリと外れてしまうほど柔らかくなる。
超便利で簡単、しかもおいしい! ということなし。



今季初の鍋。
私の中ではすでに冬の到来・・・・・・。




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by anrianan | 2011-09-30 08:31 | ■食生活
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