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忘れた頃にやってくる贈り物
先月まではすす枯れた態を見せていたわが庭は、なにやら今月になると急速に色づいてきた。
一番の原因は、パッと目を引く黄色い花が咲き始めたことか。
冬になって“タダの枯れた枝だけ”になる山吹は、バッサバッサと刈られるのに、春になるとそんなことは忘れたかのように、こうして花を咲かせる。
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冬の間はほとんど陰っている場所は、カタバミの絨毯で覆われている。
カタバミとは、いわゆる“三つ葉のクローバー”だ。
よっぽど暇な時は“四つ葉のクローバー探し”をやってもいい。(やらないが)
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雑草といえども、この時季に喜ぶように伸びていく草花を見ると、むやみに抜くことができない。
適度に手を入れなければ、大きくなってほしい植物がダメになってしまったりするのだけど、なるべく自然の姿そのままで残したい私は、いつも葛藤を抱えている。

そのため、パソコンデスクに座って目の前に見える光景は、すでにこの通り。
ローズマリーもペパーミントもラベンダーも、マメ科の蔓に埋もれそうになっている。
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近くによってふと足元を見ると、異質の葉形を見つけて驚いた!
なんと、じゃがいもっ!
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そうだった、芽の出たジャガイモを6個、埋めていたのだと思い出す。
他に4つ、埋めた場所を確認してみると、芽が出ている!
(わっ! たっのしぃ~♪)


タネを撒いたり種芋を埋めれば、芽が出てくれることはほぼ当たり前のことなのだが、毎回感動する。
自分でタネを撒いておいたことを大概忘れているから、その感動はより大きくなる。
自分で贈り物を送っておいて、忘れた頃に届けられる、そんな感じだろうか。・・・・・・


こちらは、以前岩手から送られてきたネギたち。
大震災の後、勿体なくて食べられずにいたら、いつの間にか“坊主”が育ちつつある。
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う~ん・・・・、このまま育てるべきか、食べるべきか、ヒジョーに悩むところだ。・・・・・・・




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by anrianan | 2011-04-12 08:59 | ■家庭菜園
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