2本並んでいる上の前歯、その間に最近物が挟まるようになっていた。
そのたびに気になって、糸ようじで取り除いていたのだけど・・・・・・・。
昨日の朝、コーヒーを飲んだ時に軽く上下の歯が触れあっただけで、なんとなく違和感が。
(なんか嫌な感覚・・・・・・、前歯の根元が折れるなんてこと、ないでしょうねぇ・・・・・)
不安を感じながら、注意して小さくトーストを齧ったら、やっぱり上下の歯が触れ合うだけで歯が浮くような妙な感じ。
何かが挟まっているような・・・・・・、むず痒いような・・・・・・・。
いつも通りに糸ようじを持ってきて、歯の隙間をゴシゴシとやったら、ふと楽になった。
と同時に、何か小さな欠片がポロリ。・・・・・・
前歯の裏側が欠けたのだ。
ガ、ガ、ガ、ガ~ンッ!!!!
舌でその部分を探ってみると、穴が空いたようになっている。鏡を見たら、洞穴状態がはっきりと見えた!
(ああ゙・・・・・・・っ!)
ついに恐れていた事が起きてしまった。
私は
ド貧民族だから、怪我をしたり病気になったらいけないのだ。もちろん、虫歯になってもダメ。それは「死」を宣告されたに等しいことなのだ。
(ど、どうしよぉ・・・・・・・)← 普段「死んでもいい」なんて言っている癖に、情けないくらい不安になる。
ニッと笑って鏡を見てみると、僅かに隙間が出来ているけれど、たいして分からない。
が、しかし!
以前にも同じようなことがあったから、このまま放置してはいけない! と心の声がする。
その時放っておいたら隙間はどんどん大きくなり、結局歯医者に行かねばならなくなり、いざ行ってみたら
「前歯は今、保険がききますからね」
と若くて優しい女の先生は言って、白い挿し歯を入れてくれた。
そして、思ったよりもずっと安かった。
取り越し苦労で悩むよりも、まず行動・・・・・と身に沁みた。(どうもカネがないと、行動が鈍る)(?)
と思い出し、今回は隙間が大きくなる前に行かねばならぬ! と何かに急かされるように歯医者に予約を入れた。
神棚に置いてある、昨年おナカさん(母)がくれたお誕生日のお祝い金、一万円を握りしめて、
(これだけあれば、治療費は大丈夫だろう・・・・・・)
と行ってみたら、歯の裏側に白い詰め物をしてくれて
「はい、今日は1630円です」
「
! 」
大いにホッとしたのだった。・・・・・・
帰り道は雨が降り出した。
家に着いてからも、飽きもせずに降っている。
その雨しずくを掻い潜るように、ふわ~とユリの香りが漂ってきた。
たまらなくなって2つ開いた花のうちの1つを切り取り、机の上に飾った。
これで四六時中、かぶりつきでユリの匂いを吸引し続けられる・・・・・・。
ついでにルビーのようなミニトマトと黄色いフルーツトマトも採って来る。
雨に打たれたせいか、皮が破けてしまっているのが痛々しい。
トマトの近くの葉っぱは、青シソ。
こうしておけば、今日のような雨の日や暗くなって帰宅してきた時も、すぐにシソを食べることができる。
庭は目の前にあると言っても、日が暮れてしまうと、シソ1本採りに行くのも億劫になる。
だから今年はちょっとお利口になって、込み入って生えている所の青シソを間引きしながら、このようにキッチンに挿しておくことにしたのだ。・・・・・・
今更、って感じだけど。
準備万端になると青シソを使った料理が思いつかない!
こんな私に、応援のぽちっをお願いね。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキング