<材料>
・ 山芋
・ 日本酒
芋酒というものをどうしても飲んでみたくなって、ネットであちこち調べてみた。
“鬼平が飲んだ芋酒”というと、以下のような記載ばかりしか見当たらない。
これは摺った芋を酒で練った「練り酒」で、乳白色になったやつを燗をつけて飲みます。
「皮をむいた山の芋を小さく切って笊(ざる)に入れ、これを熱湯にひたしておき、
しばらくして引きあげ、摺り鉢へ取ってたんねんに摺り、ここへ酒をいれる」(兇賊)のです。
熱湯に浸すのは、熱の通った部分が糊性を持つのでつなぎの役になり、ちょうど良い具合に
酒と交じり合うからですが、浸し過ぎると澱粉が沈殿してしまいます。その頃合いが難しいのです。
(へぇ・・・・・、そうですかい・・・・・)
と思いながら、山芋とわが家に在庫がなかった日本酒小瓶を買い求め、早速作って見たのが昨晩。
すり鉢に、小さく切った山芋を入れて熱湯を注いだ。
しばし待って、湯を切ったらすり鉢でゴリゴリと摺りまくった。
ところが、いくら“摺りまくっても”滑らかにならない。
(こんなことなら、おろし金で摺っちゃえば良かったじゃないのよぉ~)
丹念に摺っていると温度が下がって来るし、
(そうしたら、酒とうまく混ざらないんじゃないの?)
と思ったから、途中から日本酒を投入してさらに摺り込んだ。
でも、ツブツブが残って滑らかさがイマイチなんですわ。・・・・・・・
ということで先ほど、まだお天道さまは高いけれど、2度目に挑戦!
1.山芋を摺る事を前提に、5mmほどの厚さに切って熱湯に浸す。
2.日本酒も熱燗にしておく
3.山芋を摺って日本酒と混ぜる
出来上がりは、こんな感じ。
裏話を申し上げると、まぁ・・・熱湯に浸した後の山芋をする時の、熱いこと熱いこと!
でも熱いうちでないと日本酒とよく混ざらないと思うから、右手左手また右手と持ち替えて必死に摺った。
それでもやっぱりツブツブは残り、ゆる~いくず湯をシャキシャキ噛みながら飲むという状態。
こりゃ、もっとすり鉢で摺り込まなければならないのかもしれない。・・・・
もしくは文明の利器をを使ってミキサーか?
ちょっと小腹が空いている時には、これでお腹がいっぱいになりそうだ。
それに指先と足先がポッポしてくるし・・・・・・、
日本酒が入っているといわれなきゃ分からないけど、やっぱり少し酔っぱらうようだ。・・・
芋酒の研究はまだまだ続く・・・・
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