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円楽師匠、ありがとう・・・
三遊亭円楽師匠がお亡くなりになりました。
円楽師匠といえば、若い頃に思い出があります。

私がまだ大企業のOLをしていた頃、会社の文化祭で円楽師匠の高座をお願いすることになりました。
当日師匠とお付きの人を楽屋代わりの会議室にご案内し、一番若かった私が「お茶出し」の大役をいただきました。

当時、花の東京本社で働き出した山猿19歳。(いや、20歳になっていたかも・・・・・)
初めて見る芸能人だったかもしれず、とにかくドキドキわくわくしながらお茶を持っていきました。
ほんとに気さくで優しく、何気ない世間話を延々として下さった記憶があります。
若くて今以上に浅慮だった私は、役得というよりは職権乱用に近いと思うのですが、抜け目なく色紙を用意しており、お願いすると気持ちよく受けてくださいました。
それが、これです。
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お茶のおかわりを淹れたりしながら、円楽師匠のお人柄でしょうか、とにかく心地良くて楽しくて、更に「引き際」を心得て居なかった私は、かなり長くお話を聞いていたと思うのですが・・・・・・・。

高座10分前です、という声を聞いて私はその場を去り、ドアの外から様子を伺っていると、静かにお茶を飲んでいる師匠の姿があり、・・・・・・・その様子を見ていて私はつくづく、
(本当は疲れていらっしゃったんじゃないだろうか・・・・・。 私が気を利かしてサッサと部屋から出るべきじゃなかったんだろうか・・・・・・)
と何か、心にズーンと沈むものがありました。

それ以来、テレビで円楽師匠を見るたびに
「引き際の大切さ」
のようなことを毎回、思い出させてもらっていました。

これからも、この思い出は残って行くと思います。

たった一度の出会いでした。
それでも、こうして一生心に残る出会いもあるものですね。・・・・・・



円楽師匠、ありがとうございました。





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by anrianan | 2009-11-02 16:33 | ■とりあえず日記 | Comments(8)
Commented at 2009-11-02 18:08 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tomiete2 at 2009-11-02 18:24
引き際の大切さ・・・・それはありますが大役をおおせつかったのだから
その場は離れられなかったのでしょう。
 決して自分を責めてはいけませんよ。
 それより、若いピチピチしたあなたがいたことで、
 開演前の間が取れたかもしれませんよ。・・いい経験でしたね。
Commented by anrianan at 2009-11-02 18:30
★2009-11-02 18:08 カギコメさま、
うっ! これは座右の銘というやつだったのでしょうか・・・・・・。
そうだったのか・・・・・、なんと迂闊な。
ただ飾っていただけの無意味なXX年間。
ああ、私がこの世で成功しなかったのは、・・・・大切なものをいつも見逃してしまうから・・・・です。
これからは、ただひたすら・・・・・・笑うようにします。(?)(^_^;) ホントニ ワカッテルノカ?
Commented by anrianan at 2009-11-02 18:34
★tomieteさま、
ありがとうございます、そう言っていただけると・・・・。
なんせ若い頃を思い出すと、倒れそうになるくらい恥ずかしい自分でしたから。
なのに、自信満々で怖いもの知らずで・・・・・・、今の私からみたら鼻持ちならない女でした。
若いってことは何ても許されてしまうもので。・・・・・それがいいのか悪いのか?・・・・・
歳を重ねるにつれて、女は生きていくだけでも試練が多いような気がするこの頃です。
でも、貴重な経験とチャンスはいただきました。
若かった故に頂いたチャンスでしたが・・・・・。
Commented by トマオ at 2009-11-02 21:11 x
一笑一若一怒一老 
さすがは円楽師匠、深い意味がある言葉ですね。
笑えば病気にもなりにくいし、若返りますもんね(^^)

あんりさん 円楽師匠とお会いしてお話したことがあるんだ!
たった一度の出会いで、良い思い出をくれた方なんですね~
あんりさんのお話から、円楽師匠のお人柄のよさがよく分かりますよ。




Commented by tengtian60 at 2009-11-03 07:10
おはようございます!

そうでしたね・・・
本当に残念です!
私も若かった頃この方にサインを頂いたんですよ。
でも、お会いできる場面の想定が出来ず、持っていたパンフに書いていただくなどと
失礼千万!^^;とても気さくな方でした。
虎ノ門ホールで落語会がありそのときの「トリ」がこの方でした。

上野の鈴本や人形町のすえひろなどによく落語を聴きに行っていたのは二十代前半」のことです。。

リリィ&パールの記事を書きました。(笑)
Commented by anrianan at 2009-11-03 11:32
★トマオさま、
笑う門には福来る、といいますもんねぇ。
「福」というのは、物質的な成功を考えがちだけど、健康でいられるというのが何よりの福ですよね。
そう言えば、ガンは「怒り」という感情が大きく影響していると聞いたことがありますか?
現代社会はストレスが多いですけど、このストレスというのも一種の怒りにつながっていると思うのです。
だからこそ、自分で食べる野菜を作ったりという原点に帰ることが必要なのかな・・・なんて。
円楽師匠、私がお会いした頃はまだまだ中年の脂が乗っている時期だったと思うのですが、
私の記憶する印象は穏やかで楽しい雰囲気を持った人、です。
落語界で苦労することはあったでしょうし、その中で生き抜いた方ですから、
やっぱりそういう方は懐が深くて暖かいのだろうと思います。
Commented by anrianan at 2009-11-03 11:37
★tengtianさま、
私は落語を聞きに行ったことが、まだ一度もないのです。
歌舞伎やお芝居など、その現場で感じる臨場感がありますでしょ。
だから、一度寄席に行きたい(一度とは言いません、何度でも)と思っているのですが、
なかなかそういうチャンスがやってきません。
でも何十年前に、お会いするチャンスをいただいていたんですねぇ。・・・・
その頃は特に落語に興味があったわけでもなく、従って円楽師匠のファンだったという訳でもなく、
今から思うと何とも勿体無い時間を送ってしまったと思います。
ファンであれば、もっと心に刻むことや発見が多かったと思うのですが。
そんな状態でしたけど、書き残してくれたこの言葉が残りました。
大切にしたいと思います。・・・・・
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