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出発の前の金春湯 銀座
まずは出発の夜に時計を戻して、お伝えしたいのは「湯」の話。

もうずっと探していたのです、夜行バスに乗る前に、湯に浸かってさっぱり出来る所を。
そして、銀座に銭湯があると聞き、その名は「金春湯」。コンパルユ、と読みます。

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家出娘(?)のように大荷物を抱え、全然ダサくて冴えない恰好の私は場違いの夜の銀座へ、早速調査(?)となりました。
銭湯に、いざ湯かん! (行かん! ね。(^_^;))

方向音痴の私は何度もネット上の地図をジッと見つめ、頭に焼き付けて会社を出ましたけど、やっぱり迷いました。・・・・・


ようやく金春(こんぱる)通りを見つけ、赤や青の輝くネオンの中に、青い背景に白い「湯」のマ-クが浮かび上がった看板を見つけました。

(え? こんな所にあるのぉ?!)
驚きの心を隠しつつ、のれんをくぐろうとすると、イケメンのホストとお見受けする若い男性が出てきました。
(近辺で働く人々は、きっとここを重宝しているんだわ。・・・・・)
と思いつつ、奥へ進むと木札の下駄箱が壁一面にあり、男湯と女湯それぞれ書かれた昔ながらの木の扉が並んでいました。
女便所・・・、いえ、女便所のドアと見間違うドアを押し明けると、すぐ右側の番台に、いかにも優しそうな、ぽたぽた焼きせんべいの袋に描かれた笑顔のお婆ちゃんが座ってました。


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「こんばんは」
と入っていくと、
「ん・・・・」。
(千と千尋の神隠し、みたい・・・・・・)
なぜかそういう印象を受けました。

場所柄、一番混むのは開店後の午前11時頃で、午後6時ごろは一番空いているとのこと。
ネットの情報通り、私が行った時にはオバーチャン3人のみでした。
そんなに広くはない湯船ですが、一人で入るには十二分。

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「ぬるい」と表示されている湯船に入りましたが、ゆる湯好きの私にはちっともぬるくありません。
後から湯船に入って来たオバーチャンは常連さんらしく、もう一人のオバーチャンに、
「今日の湯、ずいぶんぬるいわねぇ~! あら、イヤだ、随分ぬるいわ!」
(全然ぬるくない! もっとぬるくてもいいよ~)
と、私は心の中で抗議していました。

さて、その内に3人のオバーチャンも出て行き、私一人の貸切風呂となりました。
(やった~! ラッキー!)

湯船から出たり入ったり、合い間に水を被りながら繰り返していました。
何回目かの湯船の中で噴き出される泡に打たれながら極楽気分を味わっている時、ふと番台を見ると
(え、え、えぇ~! 男の人が座ってる!)
ぽたぽた焼きのオバーチャンから、4-50代と思われる男性に変わっていました。
そりゃあ銭湯なんだし、番台に座る人も裸の女なんぞ見慣れているでしょうが、・・・・・銀座には、私などよりよっぽど見応えのある女性は多いでしょうが、・・・・・・でも正直、私でもちょいと焦りましたわ。

きっと番台の上に、小型のTVでもあるのでしょう。
オバーチャンもオジサンも上の方を向いていますから、
「見られたら恥ずかしい」
なんて思っている方がバカみたい、と思うのですが、銭湯慣れしていない私はどーにも居心地が悪くて、さっさと上がってしまいました。

充分に茹るほどに温まったので、後から後から汗が出ます。
でもスッポンで汗が引くのを待つなんてこともできず、汗を拭き拭き服を着て夜の銀座に出て行きました。

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一歩暖簾を出れば別世界。

やっぱり、不思議な空間です。・・・・・・




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by anrianan | 2009-09-19 13:07 | ■とりあえず日記 | Comments(8)
Commented by しゅうげん at 2009-09-19 15:05 x
銀座に銭湯!
行ってみたい!
もちろんanriさんと!(爆)
Commented by tengtian60 at 2009-09-19 15:27
意外とお客さんが少ないんですね~^^
あら!
しゅうげんさん、混浴は無いんじゃないかしら?ぷっ!
この場所で450円はやすいような気がします・・

今回はお会いするのは難しそうですね・・・^^;
お彼岸でもありますし、明後日はお参りの方が見える予定です。
来月中旬から11月中旬までつくばにいますけど・・大分近くはなります。(笑)
Commented by トマオ at 2009-09-19 19:50 x
昔風の銭湯なんですね~
今はスーパー銭湯が流行っているようですが、こんな銭湯好きだなぁ。
あはは  番台が変るのも昔風だ~ 札の下駄箱が懐かしいです(^^)
『時間ですよ』を久しぶりに思い出しちゃいました。 

ぷぷぷ 風呂上りはビールが飲みたくなりますからね。
相変らず絵が上手くて、雰囲気が伝わってきますよ~
Commented by aomeumi at 2009-09-19 23:37
ポルトガル・青目
私も銀座銭湯派・・・金春湯には40年近く通っています。6月の帰国時にもお世話になりました。銀座でちょっと時間が空くと喫茶店より金春湯です。ひとっ風呂浴びて、ライオンビアホールでビールを飲みます。
だいたい、近所で働くバーテンさんや、仲居さんが多いのでが、このあたりに住むお年よりも来ていて、あとは浴衣姿で、やはりライオンに繰り出します。銀座の穴場だと思います。
Commented by anrianan at 2009-09-20 14:18
★しゅうげんさま、
東京にいらっしゃる際、
機会があったらぜひお立ち寄りになってみてください。(笑)
でも、私は男連れでの銭湯は参りませんけど。(爆)
Commented by anrianan at 2009-09-20 14:25
★tengtianさま、
銀座の街ですからね、混む時間帯が違うんですね。
開店後の午前中が一番混むようですから。
ふふふ・・・・、銭湯には同性で行くのが一番ですよね。
でも現地集合、現地解散の銭湯デートっていいかも。あまり好きでない相手なら。(^_^;)

そう、・・・・お彼岸なんですね。・・・・・
私には単なる“連休”という意識しかないのですけど、世間ではお墓参りなんですね。残念です。(:_;)
来月中旬から1か月ほど筑波に? 
ふ・・・・む、岩手からよりは大分近くなりますね。(笑)
東京に出ていらっしゃることもあります?・・・・・
私はすでに人気(ヒトケ)が多くて疲れております。(^_^;)
Commented by anrianan at 2009-09-20 14:31
★トマオさま、
そうです、ホントに昭和の銭湯という感じが郷愁を感じました。(笑)
そんなに広い浴室ではないので、混んでる状態というのが想像つきませんでした。
その上、一歩外に踏み出せば、そこはドラマに出てくるような夜の蝶が舞う世界ですから。
濡れ髪に大荷物で歩くような場所ではないのです。
ほんとに不思議な感覚で大満足。そして、やっぱりお風呂に入ると体が軽くなりますねぇ。
夜行バス明けに頭痛もせず、充実した時間を送れました。
銭湯の後は秋葉原に向かい、一人で韓国料理とビール行きました。(笑)
Commented by anrianan at 2009-09-20 14:38
★ポルトガル・青目さま、
え? すでに40年近くも?! それはスバラシイ~!
私は今回初めて名前を聞き、ネットで調べて、冒険をするような気持で出向きました。450円ですから喫茶店よりも金春湯というの、よく分かります。(笑) 昔ながらの暖簾からイケメンホスト(かウエイターと思う)が出てきた時は、そのギャップが新鮮で楽しかったです。来ていたオバーチャンたちは、「銀座」も「遠野」も見分けがつかないようなオバーチャンでした。金春湯~ライオンコースはバッチリですね。今度ライオンも独りで行ってみるかな。・・・・(笑)
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